カテゴリ:読書(現代)
市川海老蔵さん主演で映画化、上演されている
『出口のない海』の原作本です。 戦争物は得意じゃないのですが、横山作品なので 買ってみました お話の内容は(楽天ブックス参照) 人間魚雷「回天」。 発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次 世界大戦の終戦前に展開されていた。 ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に 振った甲子園優勝投手・並木浩二はなぜ自ら回天への 搭乗を決意したのか。 命の重みとは、青春の哀しみとは―。 ベストセラー作家が描く戦争青春小説。 ひじを故障して、剛速球が投げられなくなった 主人公の並木は起死回生の「魔球」を練習中。 大学の野球部で仲間に囲まれながら、充実した 日々を過ごしていたが、日本がアメリカに宣戦布告 したため、戦争に巻き込まれて、人間魚雷という 特攻のメンバーに選抜されてしまいます。 死ぬ為の勉強を強いられ、軍隊の規律を暴力で 体に染み込まされていく並木。 生きていく意味とは、何のために死んでいくのか。 まだ20歳そこそこで突きつけられた命の期限。 そこで彼は何を考え、何を残そうとしたのか。 切ないです なんでこんな良い青年が、こんな過酷な運命を 背負わなくてはいけないのか。 命について悩みながらも、「魔球」の練習に励む 主人公の姿が本当に切ない。 横山さんの文章は映像が浮かぶので、映画化は しやすかっただろうな。。。 映画の公式サイトはこちらからどうぞ! 出口のない海 590円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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