カテゴリ:読書(時代物)
浅田次郎さんの歴史小説で、新撰組を扱っているものと
言えば「壬生義士伝」ですが、それを女性目線で書いた 作品がこの「輪違屋糸里」です。 内容の方は(楽天ブックス参照) 文久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、 近藤勇ら試衛館派と、芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。 土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、姉のような存在である 輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの内部抗争に 巻き込まれていく。 「壬生義士伝」に続き、新選組の“闇”=芹沢鴨暗殺事件の 謎に迫る心理サスペンス。 内容的には大河ドラマの新撰組!を毎回見ていたので、 目新しいことはそんなに書かれていなかったのですが、 ドラマの俳優さんをそれぞれの登場人物に当てはめて 読むことができたので、感情移入はしやすかったです。 ただ浅田さんの作品って、女性が好きな男性のために 身を挺して犠牲になるっていうのが美しいっていう 感じのストーリーが多いので、現代に生きる私からすると うーんって感じる描写も。 あと本の表紙がなんだか色っぽい感じで、本屋さんで 購入する勇気がなかったので、ネットで買っちゃった。 おじ様向けのHな小説っぽい表紙ですよね 輪違屋糸里(上) 輪違屋糸里(下) 各579円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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