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2007年04月12日
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カテゴリ:読書(時代物)
浅田次郎さんの歴史小説で、新撰組を扱っているものと
言えば「壬生義士伝」ですが、それを女性目線で書いた
作品がこの「輪違屋糸里」です。

内容の方は(楽天ブックス参照)

文久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、
近藤勇ら試衛館派と、芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。
土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、姉のような存在である
輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの内部抗争に
巻き込まれていく。
「壬生義士伝」に続き、新選組の“闇”=芹沢鴨暗殺事件の
謎に迫る心理サスペンス。


内容的には大河ドラマの新撰組!を毎回見ていたので、
目新しいことはそんなに書かれていなかったのですが、
ドラマの俳優さんをそれぞれの登場人物に当てはめて
読むことができたので、感情移入はしやすかったです。

ただ浅田さんの作品って、女性が好きな男性のために
身を挺して犠牲になるっていうのが美しいっていう
感じのストーリーが多いので、現代に生きる私からすると
うーんしょんぼりって感じる描写も。

あと本の表紙がなんだか色っぽい感じで、本屋さんで
購入する勇気がなかったので、ネットで買っちゃった。
おじ様向けのHな小説っぽい表紙ですよねほえー




輪違屋糸里(上)


輪違屋糸里(下)

各579円





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最終更新日  2007年04月12日 21時06分08秒
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