カテゴリ:読書(時代物)
先日読んだ『あくじゃれ』が面白かったので、
諸田玲子さんの本をまた買ってみました。 今回の本のタイトルは『髭麻呂(ひげまろ)』 変な名前の本ですが、中味は面白かったです。 内容の方は(楽天ブックス参照) 検非違使庁の髭麻呂こと藤原資麻呂は、血を見ただけで 卒倒する軟弱な優男。 今宵も国司の娘が殺されたと聞き、いやいやながら従者の 雀丸と六条へ。 現場からは、高価な宝玉が盗まれていた。 折しも、飢饉と天変地異が続き、治安は乱れ“蹴速丸”と いう盗賊が、都を騒がせていたのだが…。 衛士の娘梓女との恋模様を絡めつつユーモラスに描く連作 平安期ミステリー。 と言う感じで、時代は違えどもまた捕り物帳です。 今回も、主人公をはじめとするメンバーがとても魅力的! それぞれの得意分野を生かして、事件を解決して行く様子が 小気味良く描かれていました 諸田さんの書く女性はみんな力強くて、現代女性に通ずる ものがあるかも。 最後は思った以上にじーんときて、少し涙が出ちゃいました 髭麻呂 579円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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