カテゴリ:読書(現代)
最初にこの本を手に取った時に思ったのが、最近
流行の落語ものなんだ~ しかも金髪の今時の若者が主人公で、落語を通して 良い人間に成長しちゃうみたいなお話?っていう印象 だったのですが、読み始めたらなんと推理小説でした お話の内容は(楽天ブックス参照) 上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり 弟子入りさせられた金髪トサカ頭の不良少年の竜二。 大酒呑みの師匠にどつかれ、けなされて、逃げ出す ことばかりを考えていたが、古典落語の魅力にとり つかれてしまったのが運のツキ。 ひたすらガマンの噺家修業の日々に、なぜか続発する 怪事件!個性豊かな芸人たちの楽屋裏をまじえて描く 笑いと涙の本格落語ミステリ。 確かに読み進めていくと、主人公が良い人に見えて くるのですが、それは周りの大人がろくでもない人 ばかりだから(笑) 酒は飲むは、暴力振るうはなんだけど、あっけらかん とした文章なんで、読んでいても痛さを感じません。 古典落語をテーマに色々起こる難事件を解決していく 様子はかなりテンポが良くて面白かったです。 連作になった7つの短編になってて、読みやすかった ですし この作者の方の本は初めてだったけど、他の本も 読んでみたくなりました ハナシがちがう! 559円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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