カテゴリ:読書(時代物)
正直これまで全然知らなかったんですよね 今回の受賞作も時代小説みたいだったし、それなら 取っ付きやすいに違いない!と思って、早速1冊買って みました。 お話の方は 「ちと、面白いことがござりました」----人気狂言作者 並木五瓶の弟子・拍子郎は“町のうわさ”を集め、師匠の 家に報告にくるのが日課だ。 大店の不義密通事件、出合茶屋の幽霊騒動、金貸し老婆の 首括り事件…拍子郎は、遭遇する事件の真相を、五瓶と妻の 小でん、料理茶屋のおあさ、拍子郎の兄で北町奉行所に勤めて いる惣一郎などを巻き込んで次々と明らかにしていく----。 江戸の四季と人の心の機微が織りなす、粋でいなせな捕物帳の 傑作シリーズ第一弾。 今で言う劇作家の先生と弟子による捕り物帳っていう設定が 目新しくて面白かったです。 この先生のモデルのなった方は実在するらしいっていうのも 興味深かったですし。 もちろん捕り物をやっていたっていうことはないでしょうが 想像するとちょっと面白いですよね これまた短編集なので、あっという間に読み終えました。 文章も読みやすく簡潔なので、他の本も買ってみます。 それにしてもこの本は、面白いのに装丁で損をしている気が しなくもないです、、、。 だって、なんか笑っちゃう表紙でしょう? 一の富 693円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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