カテゴリ:読書(時代物)
シリーズ2作目を読みました 前回が『一の富』で、今回が『二枚目』。 シリーズで数字をタイトルに掲げていくのかしら? お話の方は(楽天ブックス参照) 人気狂言作者・並木五瓶の弟子拍子郎は、今日も 町のうわさを集め、師匠のうちにやって来た。 材木問屋の崇り、芝居小屋での娘の神隠し事件、 吉原の女郎あがりと大店に勤める手代の心中事件…。 拍子郎は遭遇する事件の真相を、五瓶とその妻の小でん、 料理茶屋のおあさ、北町奉行所に勤めている兄を巻き込み、 次々と明らかにしていく。 江戸に生きる男と女の心の機微が織りなす、粋で心優しい 捕物帳の傑作シリーズ第二弾。 今回も前回のお馴染みの登場人物たちが、活躍していく 短編集でとっても読みやすくて面白かったです 一応ベースは事件の謎解きなんだけど、普通の町人が首を 突っ込んでいるだけなので、解決方法も人情に溢れていて なんか温かいんですよ。 全体的にすごく人間臭いお話なので、時代小説って感じが あまりしないのも魅力の1つかな。 あとお話の中に出てくる食べ物が、これまた美味しそうで それを読むのも楽しみの1つになってます ↓今回は表紙の装丁も可愛いです 前回のは、ちょっとおまぬけだったけど(笑) 二枚目 714円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書(時代物)] カテゴリの最新記事
|
|