カテゴリ:読書(時代物)
諸田玲子さんの『仇花』です。 持ってない本の中から選んだので、内容はよく 分かってないまま読み始めたのですが、家康の 最後の側室のお話でした。 内容は 怒声と哄笑、砂煙をあげて駆けぬける人馬。 覇者、家康が治める江戸。 争乱のるつぼで生まれ育ったお六は愛くるしい笑顔の 内に図太さを秘めていた。 栄耀栄華を手に入れたい、我が手で天下を取りたい。 ―恋も財も地位も、すべてを欲しがった女、徳川家康 最後の側室・お六の激しくも儚い生涯を描く傑作長編。 お手が付いた時のお六の年齢は14歳。 そして家康の年齢は69歳!! 年齢差55歳って一体って感じですよね。 お六がどうやってのし上がって行ったかを、想像上の 物語として描いてます。 史実と照らし合わせている場面も多いとは思いますが、 彼女に関するデータは少ないみたい。 私もこのお六って言う女性は、この本を読むまで全く 知りませんでしたし。 諸田さんは、こういうあまり知られていない女性を 主人公にお話を書かせたら、天下一品だと思います。 仇花 649円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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