カテゴリ:読書(現代)
買ったのは随分前なのですが、読み終えたと思って
本棚に仕舞い込んじゃってました 横山秀夫さんの警察小説『震度0』です。 お話の方は 阪神大震災の前日、N県警警務課長・不破義仁が 姿を消した。 県警の内部事情に通じ、人望も厚い不破が、なぜ いなくなったのか? 本部長をはじめ、キャリア、準キャリア、叩き上げ、 それぞれの県警幹部たちの思惑が複雑に交差する…。 組織と個人の本質を鋭くえぐる本格警察サスペンス。 これは、、、重い 映画が公開中の『クライマーズ・ハイ』でも、職場の 人間関係をテーマにしているけど、それを更に濃縮した 感じのドロドロさです。 警察官の場合、キャリア対ノンキャリアみたいなものも あるから、より深くドロドロしてるんですよね。 爽やかなところの全く感じられない、ある意味重厚な 作品です 男性の嫉妬っていうのも、かなり陰湿で恐いのね お話の中には官舎の中での女性同士の見栄の張り合い なんかも描かれていて、そっちもドロドロなのね。 これは夏に読むには重たすぎたかも 登場人物もすごく多いし、誰が主人公なのかも曖昧に 書かれているので、何度も頭に記載されている人物の 紹介のところを覗き込んじゃいました 震度0 840円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書(現代)] カテゴリの最新記事
|
|