カテゴリ:読書(現代)
話題作を読んでみました。 これで彼の作品を読むのは4冊目ですが、これが 一番面白いかも お話の方は 竜崎伸也は警察官僚で、現在は警察庁長官官房で マスコミ対策を担っている。 その朴念仁ぶりに、周囲は“変人”という称号を 与えた。 彼はこう考えていた、エリートは国家を守るため、 身を捧げるべきだ、と。 組織を揺るがす連続殺人事件に、竜崎は真正面から 対決してゆく。 読み始めの何ページかでは、竜崎っていう人物が 鼻持ちならなくて、こんな主人公に最後までついて いけるかな、、、って思ったのですが、彼の信念が 1本筋が通ったものである事に気が付いてからは、 彼のとる行動の1つ1つに唸らされます。 正反対の性格の幼馴染の刑事部長との対比も面白く この二人の距離感の経過も楽しめます。 警察小説としても、人間関係を描いた小説としても 完成度が高いと思います 続編も色々な賞を受賞しているそうなので、早く 文庫化してくれないかな~って今から楽しみです 隠蔽捜査 619円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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