カテゴリ:読書(時代物)
これまで清水次郎長って小説の中の人物なのかと思って いたら、実在する人なんですね 作者の諸田玲子さんが清水次郎長の末裔らしいっていう のをどこかで読んだので、この本を買ってみました。 お話の方は 明治維新後、富士山麓の開拓にのりだした清水次郎長。 一の子分の大政こと政五郎は新時代の中で「夏火鉢」 扱いに甘んじていたが、現場を任され一筋縄でいかない 男どもをまとめあげてゆく。 だが動員された囚人の脱走騒ぎが起こる。 事件のからくりに気づいた政五郎の怒りが爆発する。 面白かったのですが、これも『空っ風』っていう本の続編に 当たるらしいです 最近購入して、読んでから、こういう事に気付くのが多い かも、私ったら(笑) この本は明治維新の後、任侠の世界から足を洗って、 人のために尽くし始めた清水次郎長のお話が描かれて いるのが興味深かったです。 ただ基本的な知識がないので、名前だけ出てくる過去の 仲間の人となり等が全然分からなくて、ある程度次郎長に ついての知識があった方がより楽しめる内容だと感じました。 映画を観た後に読み返したら、また受ける印象も違うかも しれないです 珍しく主人も映画を観たそうなので、昨日の1件の罰として おごってもらおうかなと計画中です 笠雲 680円 619円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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