カテゴリ:読書(時代物)
この本の続編を買ったのですが、頭を少し読み始め
たら、あれれ結構人間関係を忘れちゃってるかも? そんなわけで前作の『損料屋喜八郎始末控え』から、 読み返すことにしました。 お話の方は 上司の不始末の責めを負って同心の職を辞し、刀を 捨てた喜八郎。 庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋に身をやつし、 与力の秋山や深川のいなせな仲間たちと力を合わせ、 巨利を貪る札差たちと渡り合う。 田沼バブルのはじけた江戸で繰り広げられる息詰まる 頭脳戦。時代小説に新風を吹き込んだデビュー作。 へぇ~、これがデビュー作だったんですね 最初から、こんなに読ませる短編集を書いていたのは 山本一力さんって感じです。 それじゃぁ随分間が開いて、内容を忘れちゃったのも 納得です。 文庫本の発売が2003年になってるから、5年の開きが あるんですもんね 主人公の喜八郎は義理堅くて、頭の切れる粋な男 ほのかな恋心を感じさせながらも、なかなか踏み切れ ないのは、この時代の特徴なのかしら? 両想いっぽいのに、お互いじっと見詰め合うだけ、、、 なんていうのが逆に色っぽいです 結構多く出てくる登場人物の、人間関係がはっきり したので、いよいよ続編に突入です 損料屋喜八郎始末控え 570円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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