カテゴリ:読書(時代物)
前の日に、無事に復習も済んだので、連作短編集の
第二弾の『赤絵の桜』を読み終えました。 やっぱり前作の『損料屋喜八郎始末控え』を読んでから じゃないと、複雑に入り組んだ人間関係などが読み取り にくい作品かもしれないですね。 前の『損料屋喜八郎始末控え』の感想はこちらから お話の方は 上司の不始末の責めを負って同心を辞し、刀を捨てて 損料屋を営む喜八郎。 不況の嵐が吹き荒れる江戸に新しく普請された大人気の 湯屋「ほぐし窯」の裏側を探るうち、公儀にそむく陰謀 に気づく…。 喜八郎と仲間たちの活躍、そして江戸屋の女将秀弥との、 不器用な恋の行方は?傑作時代小説シリーズ第2弾。 今回もよく練られた構想で、読ませる内容でしたが、 逆に言うと、ちょっとこなれちゃった感じがしました。 これはあえて短編にしないで、長編として読ませちゃう っていうのも手だったかな~なんて思ったりもして ほのかな恋の行方は、なんとなく未来を感じさせるけど 今回も淡い感じのまま このままシリーズとして続きがあるなら、それはそれで 楽しみかな 280ページの薄い本だったので、1日で読み終えちゃい ました。 次は、ブログ仲間にお借りした現代物を読む予定 赤絵の桜 530円 損料屋喜八郎始末控え 570円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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