カテゴリ:読書(時代物)
着々と進んでます。 まずは浅田次郎さんの『お腹召しませ』から。 お話の方は お家を守るため、妻にも娘にも「お腹召しませ」と せっつかれる高津又兵衛が、最後に下した決断は…。 武士の本義が薄れた幕末維新期、惑いながらもおのれ を貫いた男たちの物語。 表題作ほか全六篇。 中央公論文芸賞・司馬遼太郎賞受賞。 いつも思うのですが、幕末の複雑な時代に武士をして いた人って大変だっただろうなぁって これまで当たり前だった事が、全てくつがえってしまう 中で生きていかなくっちゃいけない訳じゃないですか。 これまで武士の美徳として学んできた事が、美徳では なくなっちゃうし、下手すると仕事さえなくなっちゃう。 これは浅田さんが、祖父から伝え聞いた幕末の時代の お話の中で印象に残ったものを、小説として再構築した 短編集です。 どれも浅田節の仕上がりになっていて面白かったです 結局は武士とかの身分は関係なく、人としてどう生きるか って言うのが大事なんだなぁって改めて思わされました お腹召しませ 620円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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