カテゴリ:読書(現代)
ネットでポチっと購入してしまったのですが、これって 怪談の短編集なんですね~。 よく見たら、タイトルからして怪しいか 思ったほど恐くなかったので、なんとか無事に読み終え ましたけどね f^^; お話の方は 著者がこどもの頃、伯母から聞かされた“こわい話”を 元に書いた「赤い絆」「お狐様の話」。 作家になる前に体験したエピソードをふくらませた「虫篝」 など、日本特有の神秘的で幻妖な世界で起こる、哀しみと 幸いの奇跡を描く極上の奇譚集。 文学の極意は怪談にありを見事に体言した七つの優霊物語。 7つのお話のうち、1話目と7話目は浅田さんの親族の神事に 仕える方の所で、実際に起こったお話だそうです。 創作のお話よりも、こっちの方が気味が悪かったかも。 浅田さんの作ったオリジナルのお話の方が、どこか切なくて、 あったかさを感じました。 幽霊が出てくるのに、あまり恐くないんですよね。 ご本人は親族に伝わる方のお話を書き溜めて、短編集を作り たいと後書きで書かれていましたが、それはそれは不気味な 1冊に仕上がるんだろうなぁ、、、 あやしうらめしあなかなし 650円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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