カテゴリ:読書(現代)
夏に見た『DIVE!!』っていう映画の原作を書いた方の
本を購入してみました。 表紙も素敵な『いつかパラソルの下で』っていう本です。 最初『DIVE!!』を買おうと思っていたのですが、作者初の 大人を主人公にした小説って帯に書いてあったので、 こっちも良いかなって お話の方は 柏原野々は天然石を売る店で働く25歳の独身女性。 厳格な父の教育に嫌気がさし、成人を機に家を飛び 出していた。 その父も亡くなり、四十九日の法要を迎えようとして いた頃、生前の父と関係があったという女性から連絡 が入る。 世間一般にはありふれたエピソードかもしれないが、 柏原家にとっては驚天動地の一大事。 真偽を探るため、野々は父の足跡を辿るのだが…。 森絵都が大人たちの世界を初めて描いた長編小説。 子供に厳しかった父の死後に発覚した、意外な一面。 あの厳格な父が会社の女性と不貞行為を働いていた? 会話がなかったために全然知らなかった父の姿を追う 内に、自分の生活や人間関係を見直すことになり、、、 って言う感じの、ある意味自分探しのお話です。 身近な人間でも、お腹の中では何を考えているのか、 自分と一緒にいない時に何をしているのかは不明だ。 そんなことを再認識した1冊です。 読みやすかったので、他の作品も読んでみようかな。 とりあえず、最初は『DIVE!!』からかな いつかパラソルの下で 540円 Dive!!(上) Dive!!(下) 各580円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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