カテゴリ:読書(現代)
奥田英朗さんの本が続きますが、大好きな
伊良部シリーズの最新作ということで、他の 本を差し置いて読み始めてしまいました お話の方は 町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任 することになった、トンデモ精神科医の伊良部。 住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、 なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民 たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて… なんと引きこもりに!? 泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調 シリーズ第3弾。 今回は ・オーナー ・アンポンマン ・カリスマ稼業 ・町長選挙 っていう4つの短編が収録されていたのですが、 表題作以外の3つのお話は、実在する有名人の 名前を文字っただけで、その有名人がお話の 中に入りこんだらこんな治療をするの?っていう 感じの仕上がりなんですよね~。 面白くない訳じゃないんだけど、これならキャラが 出来てるから書くのも楽だろうな~って(笑) 読む方もイメージがしっかり出来てるから、すぐに 入り込めるって言う利点はありましたけど。 流石にまずいと思ったのか、4話目だけはオリジナル っぽいお話でしたけど、なんだか不完全燃焼かも だんだん前面に出てきた看護士のマユミちゃんが 良い味出しているのは買いますけどね これからもこういうパターンでいくとしたら、、、 購入するかどうか悩むところです。 町長選挙 530円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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