カテゴリ:読書(時代物)
時代小説が読みたい気分だったので、選んで みました お話の方は 日本橋の玄冶店と呼ばれる路地で小間物屋を営む お玉は、元花魁。 身請けされた旦那と縁が切れた矢先に芸妓屋の顔 見知りの娘が通う手習い所の師範の、青木陽蔵に 出会う。 その清廉な人柄にお玉は強く惹かれるが、それは 世間が許さぬ分を越えた恋だった…。 運命に翻弄されながらも、健気に生きる女たちの 切なくて心温まる八つの物語。 身請けされたものの、旦那さんの事情でお妾さんの お手当てが入らなくなり、自立しなくちゃいけなく なった女性のお話です。 親がいなくて、やむなく花魁家業をしていた女性が、 働いていくのは大変なことだったと思います。 周りの世話は女中がしてくれるのが当たり前の生活 をしていたわけですから、、、。 偶然、旦那の家が問屋だったので、なんとはなしに 営業していた小間物屋のお陰で日々の糧を得ながら、 同じような妾、もしくは芸者をしている女性たちと 助け合いながら暮らしていく短編集になってます。 器量が良く、ちやほやされてここまできたものの、 迫り来る年齢という壁、そして老後への不安 どの時代の女性も、悩みの内容は似てるのかも。 玄冶店の女 600円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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