『幻影師アイゼンハイム』の試写会
[c]2006 Yari Film Group Releasing, LLC. All Rights Reserved.書きたいことが色々あって、書くのが遅くなってしまいましたオフ会が楽しかった『幻影師アイゼンハイム』の試写会の感想ですお話の方は魅惑的なイリュージョンで大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルドが、婚約者のソフィを連れて彼のショーを観覧。しかしアイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった。映画だからこそ映像化できるイリュージョンの数々。幻想的で不思議な世界観に引き込まれていきます。久しぶりに再会した初恋の相手は皇太子の婚約者に。会えない間も想い合っていた2人の気持ちは、急速に燃え上がっていきます。彼のことを皇太子の命令で見張ることになった警部は自分の出世と、アイゼンハイムへの友情に近い思いの狭間でゆれながら、事の成り行きを見守っていきます。アイゼンハイムが愛する人のために仕掛けた、最後のイリュージョンその結末には圧倒され、爽快感を覚えました。芸達者なエドワード・ノートンの抑え目の演技や、最近公開になった『NEXT』でもヒロイン役を好演していたジェシカ・ビールの美しさも素敵でした。タイトルは地味ですが、映像もクラシックで美しく、もう1度観たいって思わせてくれる良作でした幻影師アイゼンハイム~オリジナル・サウドトラック2625円