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テーマ:政治について(20200)
カテゴリ:時事
昨日はグラスでお酒を頼んだつもりが、グラスでという言葉を言い忘れてしまったようで、ボトルがやってきてしまい、あーれー、と思うくらい飲んでしまい、帰宅してバタンキューでした。
さて、今日は友人宅でサンクスギビングディナーに行ってきて帰ってきたところです。 で、今日のニュースといえば、北朝鮮砲撃問題でアメリカは、空母ジョージ・ワシントンを黄海での演習に送り込むことにした。これには、北朝鮮への警戒メッセージとともに、中国に何とかしろよ、動かないとアメリカは中国にとって好ましくない行為に出るぞ、という意思表示も込められている。 これは、北朝鮮が狙っていたことかどうかは分からないが、成り行きを見守るしかないだろう。その意味では、全閣僚に在京指令を出すのは賢明だろう。(但し、東京をやっつけられたら、全閣僚は死んでしまうので、かなり首都機能は麻痺してしまう危険はあるが) さて、今日は全然違うテーマで。今日のワシントンポスト紙がいいオプエド(識者による投稿)を出していた。 マーコウスキーの勝因についてだ。マーコウスキーというのは、アラスカで上院選の共和党予備選でティーパーティーとサラ・ペイリン支持の候補に負けていたのだが、本選挙後記入投票を展開して、見事上院の議席を射止めた。 もともと、父親もアラスカ知事で、本人は知事指名で上院議員だったのだが、父親はサラ・ペイリンに追い立てられ、さらに娘も上院の議席からサラ・ペイリン支持候補に追い立てられ、という筋金入りのアンチ・ペイリン。 ここで、娘が意地を見せて、記入投票という非常に本選挙結果を覆しにくい形で逆転勝利した。 で、本人に勝因は何か?ときいたところ、以下の回答が返ってきた。 "I think that's what voters are looking for. I don't think that most are looking for somebody that is going to follow the litmus test of one party or another, and never deviate from it. I think they want us to think, and I think they want us to work cooperatively together. So, that's my pledge to all Alaskans, regardless of whether you are the most conservative Republican or the most liberal Democrat, I'm going to try to find a way that we can find common ground to help the state and to help our country." 要は、議員にはイデオロギー色にこだわらず、他の議員たちと協力して、国を立て直すことを選挙民は求めていて、それが私の公約だったから。 本当にそうだよね、と深く納得できたので、今日のテーマにしました。 けれど、この声はあまりワシントンには届いていないようだ。 本来共和党が支持するはずの、START(ロシアとの核兵器縮小・相互監視条約)の批准にさえ、共和党は協力しようとする気配もない。 金持ちへの減税廃止の是非についても、1年延長、無期延長かどうかでも、未だもめている。さらに、これだけ膨れた財政赤字を批判しながら、減税廃止を阻止しようとするので、別の財源、或いは支出削減を共和党も考えないと自己矛盾してしまうので、その解決方法にも全然まとまれる気配はない。かててくわえて、オバマケアを廃止しようとする。 きっとその辺りで向こう2年は議会で空費され、まともに話が進まなさそうだ。 その間に、米経済は着実に落ち込んでいく。早く何とかしないといけないのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 26, 2010 04:02:53 PM
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