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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:ドバイ(U.A.E)

たいがい私が住んだ国で、配偶者としてのレジデンスビザを取るときは、日本の婚姻証明を用意して会社に渡せば、会社がやってくれる。

でもドバイでは、その婚姻証明書に領事館か大使館の英訳が必要ということは最初に住んでからわかったのだけど、さらにドバイの外務省のスタンプをもらってから申請するらしい。

 

なぜそれがわかったかというと、

本来、会社の人事がやるべき、

その外務省スタンプを

お前がもらって来い、と言われてしまったからだ。

 

なんといっても

夫の会社はまだ開業準備中。ちゃんとスタッフもそろっていない自転車操業状態。

開業するために集められるスタッフは時間がかかり、

さらに開業までまだ時間があるとなるとそういう雑用をするスタッフなどは一番後回しなのだ。

  

仕方がないので、外務省に行かなきゃならんがな。

めんどくせ~

 

 

ところが

問題が発生。

 

 

そういえば、ドバイで運転免許証を取ったとき、同じ外務省のスタンプをもらいにいったけど、あそこは確かデイラ地区だった。

なのに、会社の人事が言うには違う場所・・・・・

その人事を信じないわけではないが、ドバイは人によって言うことが違ったり、日本のように特別の書類がいる場合ははっきり知らないこともあるだろうと思い、

いろいろインターネットで調べたうえ、

さらに日本領事館に聞いたところ、

外務省の場所はやはりデイラ地区という情報しかなかった。 

 

 

そこで私はとりあえずデイラまで行って、そこで違うといわれたら戻ることにした。

最近は、ドバイメトロができて移動がずいぶんラクになったのだが、

外務省の最寄の駅の改札を出たところで、携帯が鳴った。

 

領事館からの電話だった。

 

どうやら、最初私が電話したときにデイラ地区だといったが、

1年前かそこらにバール・ドバイに移動になった、ということだった。

 

わざわざ電話してもらえたのがよかったが、

領事館の人もはっきりどこかは知らないようだった。

 

 

さて・・・

 

ポイントはどこだかわからない場所をどうやってさがすのか。

ドバイでは誰も正確に知っている人がいないのでわかるまで自分で探すしかない。

 

一応、夫は人事から場所を聞いて、地図に書いてくれていたので、

それを思い出して行ってみたところ・・・・・

 

 

全然ない。

 

 

その辺の店に聞いても知らないという。

 

 

まさに

 

 

Middle of Nowhere~

 

 

ドバイではよくあるパターン。

 

 

そんな重要な政府機関の情報が

いっちょまえに交通機関のジャーニー・プランナーみたいなサービスがあるくせに

全然情報が違っている。

 

 

もう10月といっても

日中はむっちゃ暑く、知らない場所を探している場合ではない。

 

 

夫に電話したが、誰も詳しい道は知らない、タクシーに乗れという。

 

タクシーに乗るのは簡単なんだけど、道知らないドライバーも多くて、私が知らないのにそんなのに当たったら笑い事じゃない。

 

でも、歩いているうちに暑くて朦朧としてきたので

その辺に走っていたタクシーに外務省の場所を知っているか聞いて、たまたま知っているといったので乗せてもらった。でも、賭け。

 

知った振りするドライバーもいなくはないが、この際その人を信じるしかなかった。

 

結局、その信じたドライバーは正しく、

実際はすぐ近くだったのがわかったけど、

会社の人事が夫に伝えた地図は正確じゃなかった!・・・やっぱり。

 

 

命からがらたどり着いた外務省。

 

待ち受け番号をもらうところで、ドバイ警察に「チャイニーズ?」といわれたので

「ジャパニーズ」というと

「ジャパン、ベリーグッド、ノープロブレム」とわけのわからないこといわれ、中に通された。ドバイでは日本のイメージは極めていい。

 

 

私の番がやってきたので、カウンターに行くと、

担当の人は、原本(婚姻証明)はどこ?と聞くので、

「そこにいっしょにあります」と言った。

 

もちろん、彼らは日本語がわからないので、それが原本かどうかもわかりにくいのだろう。

 

その原本を見た担当者は隣のスタッフに、

「おい、これ日本語らしいけど、さっぱりわからんな~」とか何とか話しかけている。

 

そのあとに、

 

「おね~ちゃん、これ本物?誓える?」とアラビア語で片手を挙げたので、

私もそのままアラビア語でオウム返して

「誓えますよ!」といったら・・・・

 

 

 

爆ウケ。 

 

 

 

あれ、それウケたの?

 

 

私の担当者は、もうひとつ向こうに座っているスタッフにまで声かけして笑っている。

 

そのあと

収入印紙みたいなものを貼りながら、まだしゃべっていると思ったら、

 

 

「おい、150DHSだよ」

 

 

 

日本みたいに

「では150DHSになりますね」 

とかありえない。

 

要するに

150DHSよこせってことだ。

 

初めてなんだから

そんなところでウケてないで

いくらなのか言えっつーの。 

 

 

と思ってみたけど、ここはドバイ。

 

さっさと財布から150DHSだしたら、

そいつは「ごめん、ちょっとジョークをいっていたんだ」とか言って。

 

 

もう、ええって。私は帰るで~

 

 

 

 

 






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Last updated  2010.10.06 00:37:29
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