コスモポリタン・ライフ

[ドバイ（U.A.E）] カテゴリの記事

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• 絶叫クリスマス！！@フェラーリ・ワールド

  先月アブダビの「ヤス・アイランド」にオープンしたばかりの、フェラーリ・ワールドに行ってきた。ここは、イタリアの高級車フェラーリをテーマにしたアトラクションやギャラリーがあるし、なんといっても、「世界一」大きい屋内テーマパークで、なにより「世界一」早いジェットコースターがある。クリスマスイブにこんなところに来るなんて、「絶叫クリスマスだよね～」と 率先していたのが・・・・さっそくジェットコースターに乗ったら、たった３０秒ぐらいだったのに、  ギャーギャー叫んだ後  うっ・・・・・（船酔い系）   乗ってる最中も前、見れてません。   あとでわかったのが、このジェットコースターは、単なる「お試し」版。 本当の世界一はやいコースターは、別に存在した・・・・  こんなお試し版ですでにおえってる私は  「もう帰れ」系   その世界一はやいコースターが見れるっていう屋外に出てみたのだが。フェラーリと同じ時速２４０キロですっ飛んで行き、むっちゃ早いです。  これ、私には無理やな、とすでにヘタれな私。夫はぜひ乗りたい様子なのだが、なんといっても待ち時間が２時間。 いくらなんでもそこまで待てない・・・・  プレミアムチケットというのを買うと、優先的に入場できるようになっているのだが、まさかそんなに列ができるなんて思っておらず、一般チケットにしてしまったため普通に並ばないといけない。そこでふとグレードアップできないか、聞いてみようと思い立ち、案内所に行って見ると・・・・  なんとそこにいたのは、昔、夫のホテルで働いていたスタッフが・・・・  事情を話すと、彼はやすやすとメモを取り出し、優先パスを作ってくれた。  これを見せれば、並ばなくてOKだよ。  ってか、そんなん、ありなん？ 追加料金とか払ってないけど、いいの？  さすが、アブダビ・・・顔利きパス   ラッキーにも急に乗れることになった夫は大喜び。でも、そのまえに時間があったので、いまどきの３D映像の館なるものに行ってみた。  じつはそこも１時間待ちというカードが上がっていたのだけど、優先パスで直行。  8人乗りのカートに乗り込み、３Dのメガネをつけて入っていくと そこはもう・・・・・  アバターの世界 すごい・・・   と、思っていたら、山から飛び降りたとたん、目が回り初め、それと同時にカートもぐわんっと周り、今度は渓谷を高速で走るシーンになったとたん・・・・   う・・・っ～Again  夫の腕に倒れこみ、前、見れてません。 メガネもとりまして・・・  ああ。。。。もう あかん・・・超、気持ちわる～   夫に抱えられるように出口に出て、すぐ傍にあった椅子になだれ込み。  その後夫はすぐにジェットコースターに向かったのだが、夫が戻ってくる間の30分くらい  動けませんでした・・・・情けな～  ってか、映像館から終わって出てくる人で、気分が悪そうな人は一人もおらんがな・・・・・   一方、例のコースターを終えて戻ってきた夫に感想を聞いたところ、  「最強！！」  やったらしい。  普段びくともしない夫が、 ものすごい風圧で体が飛んで行きそう、急に雨が降り出したと思った、お腹をアタックされた感じ、 と、へろへろになりながらわけわからへんこと言ってました。   とりあえず 恐怖映画にも十分対抗できるフェラーリコースター、  興味のある方はぜひ乗ってみてください。      

  2010.12.26

• 韓国コスメがドバイに

  先日、ドバイの端っこのほうにあるいまいち聞いたことがないショッピングモールにたまたま立ち寄ったとき。え！見たことある文字が。「THEFACESHOP」  なんと、韓国コスメ・ブランドのフェイスショップがあるではないの。  実は、このフェイスショップの商品で欲しいのがあって、ソウルにいたとき買っておけばよかった～っていう後悔先立たず。 でも、まさかこんなところで遭遇するとは・・・・・  っていうかね、なんでソウルのインチョン空港にないの？ほかのコスメ・ブランドはあるのに。 引越しのときってただでさえ荷物が多いから、チェックインの後とか最後に買っていければいいなっていうモノもあるし、免税店での買い物って楽しかったりするし。 そうそう、ついでに言っておくとインチョンって大きな空港の割りに、店が閉まるの、早い！！  ドバイ行きが最終便っていうのもあったけど、夜９時過ぎたら閉めだす店もちらほら。夜１２時までフライトがあるんだから、もうちょっと営業時間が長くてもいいのに。カフェだってほとんどないし、乗客はむちゃくちゃ退屈だよ。 ドバイなんか２４H空港だから、店も２４H開いていて、まあ、免税店は多いとはいえないけど、飲食関係は不自由しない。  それで話を戻すと、 思わず店に入り、欲しかった商品を買いましたとも。  でもね・・・・ やっぱり  高かった。   もちろん、日本食が高いのと同じように韓国商品も高かった・・・・（ちなみにキムチもむっちゃ高い・・・って私は食べないけど）  韓国プライスの２倍だったかな。  それでも商品自体は安いけどね。  ところが、このフェイスショップ、いまいちマイナーなモールにしか入ってなくて、私の住んでいるエリアからは遠いのがネック。 でもまだ手に入るだけ、、マシかな。   

  2010.10.31

• トム・クルーズが来た！

  ミッション・インポッシブル４の撮影らしい。ドバイ（というかUAE）を舞台にした映画は、けっこうあるんだけど、最近ので思い浮かぶのが「Syriana」、「Body of Lies」（多分）、「Duplicity」、「Babel」（多分）、「SACT」などだったかな。最近のドバイは、もっと都市化していて、世界一高いビルもできてたりするのでまた違ったシーンが使われるのではないかと思うのだけど。 実は、夫のホテルが撮影に使われるというので、先週の木曜日にトム・クルーズや撮影スタッフが下見に来たらしいが、  夫はそれを  見逃したらしい。   な～んや。あかんがな。   でもホテルは 実はまだ開業していない。  だから、  え？これ、どこ？    っていう、 誰も知らん場所やで。   ドバイでは、映画のエキストラなども多数募集していたようだし、スタジオ・シティなんていう映画撮影用の施設も提供するらしい。 ホテルの撮影予約日は１１月下旬らしいが、果たしてどんな感じになるのか、ちょっと気になる。        

  2010.10.31

• 外務省はハビビ・スタイル

  たいがい私が住んだ国で、配偶者としてのレジデンスビザを取るときは、日本の婚姻証明を用意して会社に渡せば、会社がやってくれる。でもドバイでは、その婚姻証明書に領事館か大使館の英訳が必要ということは最初に住んでからわかったのだけど、さらにドバイの外務省のスタンプをもらってから申請するらしい。 なぜそれがわかったかというと、本来、会社の人事がやるべき、その外務省スタンプをお前がもらって来い、と言われてしまったからだ。 なんといっても夫の会社はまだ開業準備中。ちゃんとスタッフもそろっていない自転車操業状態。開業するために集められるスタッフは時間がかかり、さらに開業までまだ時間があるとなるとそういう雑用をするスタッフなどは一番後回しなのだ。  仕方がないので、外務省に行かなきゃならんがな。めんどくせ～  ところが問題が発生。  そういえば、ドバイで運転免許証を取ったとき、同じ外務省のスタンプをもらいにいったけど、あそこは確かデイラ地区だった。なのに、会社の人事が言うには違う場所・・・・・その人事を信じないわけではないが、ドバイは人によって言うことが違ったり、日本のように特別の書類がいる場合ははっきり知らないこともあるだろうと思い、いろいろインターネットで調べたうえ、さらに日本領事館に聞いたところ、外務省の場所はやはりデイラ地区という情報しかなかった。   そこで私はとりあえずデイラまで行って、そこで違うといわれたら戻ることにした。最近は、ドバイメトロができて移動がずいぶんラクになったのだが、外務省の最寄の駅の改札を出たところで、携帯が鳴った。 領事館からの電話だった。 どうやら、最初私が電話したときにデイラ地区だといったが、１年前かそこらにバール・ドバイに移動になった、ということだった。 わざわざ電話してもらえたのがよかったが、領事館の人もはっきりどこかは知らないようだった。  さて・・・ ポイントはどこだかわからない場所をどうやってさがすのか。ドバイでは誰も正確に知っている人がいないのでわかるまで自分で探すしかない。 一応、夫は人事から場所を聞いて、地図に書いてくれていたので、それを思い出して行ってみたところ・・・・・  全然ない。  その辺の店に聞いても知らないという。  まさに  Middle of Nowhere～  ドバイではよくあるパターン。  そんな重要な政府機関の情報がいっちょまえに交通機関のジャーニー・プランナーみたいなサービスがあるくせに全然情報が違っている。  もう１０月といっても日中はむっちゃ暑く、知らない場所を探している場合ではない。  夫に電話したが、誰も詳しい道は知らない、タクシーに乗れという。 タクシーに乗るのは簡単なんだけど、道知らないドライバーも多くて、私が知らないのにそんなのに当たったら笑い事じゃない。 でも、歩いているうちに暑くて朦朧としてきたのでその辺に走っていたタクシーに外務省の場所を知っているか聞いて、たまたま知っているといったので乗せてもらった。でも、賭け。 知った振りするドライバーもいなくはないが、この際その人を信じるしかなかった。 結局、その信じたドライバーは正しく、実際はすぐ近くだったのがわかったけど、会社の人事が夫に伝えた地図は正確じゃなかった！・・・やっぱり。  命からがらたどり着いた外務省。 待ち受け番号をもらうところで、ドバイ警察に「チャイニーズ？」といわれたので「ジャパニーズ」というと「ジャパン、ベリーグッド、ノープロブレム」とわけのわからないこといわれ、中に通された。ドバイでは日本のイメージは極めていい。  私の番がやってきたので、カウンターに行くと、担当の人は、原本（婚姻証明）はどこ？と聞くので、「そこにいっしょにあります」と言った。 もちろん、彼らは日本語がわからないので、それが原本かどうかもわかりにくいのだろう。 その原本を見た担当者は隣のスタッフに、「おい、これ日本語らしいけど、さっぱりわからんな～」とか何とか話しかけている。 そのあとに、 「おね～ちゃん、これ本物？誓える？」とアラビア語で片手を挙げたので、私もそのままアラビア語でオウム返して「誓えますよ！」といったら・・・・   爆ウケ。    あれ、それウケたの？  私の担当者は、もうひとつ向こうに座っているスタッフにまで声かけして笑っている。 そのあと収入印紙みたいなものを貼りながら、まだしゃべっていると思ったら、  「おい、１５０DHSだよ」   日本みたいに「では１５０DHSになりますね」 とかありえない。 要するに１５０DHSよこせってことだ。 初めてなんだからそんなところでウケてないでいくらなのか言えっつーの。   と思ってみたけど、ここはドバイ。 さっさと財布から１５０DHSだしたら、そいつは「ごめん、ちょっとジョークをいっていたんだ」とか言って。  もう、ええって。私は帰るで～     

  2010.10.05

• 不法侵入発生！！

  先週の木曜日に引越しが決まり、金曜日には入居、それ以来ずっと忙しくしておりました。さすが２６階ともなると、エレベーターで上がると耳がつんとなる系でして、そこまで上がるとさすがに路上の騒音は一切聞こえず、またモスクからのアザーンも微塵も聞こえず、 あえていえば、週末に大爆音でステレオをかけ、ルームサービスで酒用の氷を頼んでおきながら、ドアの前でピンポンを押しても住人は出て来ず、ドアの前のウェイターをあきれさせるとんでもない隣人くらいかな。  あと、カード・キーってめんどくさい。カードが作動しないことがわかった場合、またレセプションまで降りていかないといけない。 携帯といっしょに持ったりすると磁器がだめになるとかいうけど、部屋のキーって携帯といっしょに持ったりすることが多いじゃない。 だから携帯とは離して持つようにしているんだけど、今日、部屋の前まで来てカードが作動しないことに気が付き、いったん１階から２６階まであがったのにまた１階まで下がる～みたいな。しかも、スーパーの袋持って。  あと、ここの部屋のオーナーはエミレーツ人のおっさんなんだけど、どこかの会社社長らしい。 でもさ、ちゃんと住人登録してくれてなくて、こっちは何度も頼んでいるのに全然やってくれないもんだから、とうとう今日、変な人が不法侵入してきた。 勝手にキーで部屋を開けられ、部屋に私がいるとわかった瞬間、 「OK,OK」とかいって二人組みが去っていった。 あまりにびっくりして、そのまま追いかけて何やってんだ！といってやろうかと思ったけど、しばらく何が起こったんだろうと考え込んでしまったのさ。 でも、納得いかないからレセプションにコンプレインしてみた。 そしたら、ただでさえドバイのセキュリティはうるさいけど、不法侵入されたと聞いて、相手はむちゃくちゃあわてて、すぐに調査するっていった。 すぐに事務所から電話があって、係りのものを送るので事情を説明してくれといわれ承諾したんだけど、それからしばらくしてレセプションから電話があって、犯人がわかったという。 要するに、こういうことらしい。 住人登録が未完了なので、ホテル（私たちが住んでいるホテル）のシステムには、「Vacant」となっていて、人が住んでいるという情報が入ってなかった。 なので当然、ホテルの担当者はそれを知らなかったというわけ。  それにしてもいくら知らなくて部屋に入ったとしても人がいて住んでいるとわかった時点で、「すみません」くらい言えっつーの。 っていうか、ホテルの人間ならあれっと思った時点でなんか聞けよ。  「OK,OK」って何がOKだか知らないが、そのまま去っていくな～。  それでもっとおかしいのが、この件についてレセプションの女性が平謝りだよ。 侵入してきたやつが謝れっつーの。それってホテルの人間なんだからさ。   わけ、わからん。  もっとも、住民登録をしないオーナーが一番いけないんだけどさ。  責任ないのに被害を受ける・・・・・  これってドバイではよくあるんだよね。  

  2010.09.22

• ２６階に住む！

  ドバイではレジデンスビザが下りないと何もできないが、最近はドバイショックなどで借金を抱えた人などが国外逃亡をして社会問題にもなったりしたらしく、その取得にも身上調査などが厳しくなって、時間がかかった。おまけにラマダンやら、ラマダン開けの連休などが重なり、引越しの手続はなかなか進まなかった。それでも、ようやく早ければ明日、明後日にも新しいマンションに移れる可能性がでてきた。・・・可能性というのは、いつ、どんなことでまた頓挫するかわからないのであくまで「可能性」なのだ。  ところで、今回のドバイは自分たちでマンションを探さなければならなかったが、夫の仕事場に近く、依然ドバイに住んでいたときに気に入っていたエリアという理由でマリーナ地区を選んだ。ここは、人口の入り江のヨットハーバーなどがあったり、ビーチにも近く、湾岸通りにはレストランやカフェが立ち並んでいる新興住宅エリアである。もちろん、新興なので工事中のビルもあるし、環境整備ができてない場所もけっこうあるのだが、ま、それは仕方ない。 ところで、私たちはホテルのアパートメントに決めた。ドバイではホテルが短期の客室以外に長期滞在用のアパートメントを用意していることが多く、ホテルが直接経営している場合もあるが、たとえば誰かがある部屋を買い取って、そこを個人的に貸すという場合もある。私たちが借りる部屋も、エミレーツ人が所有者だ。 決めた理由は、 立地がよく、ほかのビルに比べ眺望もよい、ホテルの施設が利用でき、プライバシーがあり、家具をそろえる必要がなく（家具全般、キッチン、ランドリーなどついている）水道、電気、テレビ、インターネットが賃貸料に含まれている、 であった。 部屋のサイズは、あまり広いとはいえないが、十分妥協できるものだった。 この立地に関しては、ドバイは特に年中が暑い、交通の便がよくない、というのがあって移動距離も限られるだが、ここはモールに直結しているのでその心配もない。  ただ。   そこは２６階。   当初は１６階と交渉していたのだが、２６階のほうがよい条件交渉ができたのでそこに決めてしまい、  あとで気が付いたら、  夫が   高所恐怖症だった。   っていうか、 初めて知った、その事実。   っていうか、  そんな高層に住むこともなかったので、話すら出ず。  ほんとにそこでいいのか、聞いたら  OKというので、  まあ、OKなのだろう。   窓際、１メートル以内、立ち入り禁止で。   あと、この部屋には大きなポイントがある。  それは・・・・   「アザーン」（お祈り合図の呼びかけ）が聞こえない。    これですな。  アザーンは１日５回、しかも朝は４時半とか始まるのでときに爆音のこともあり、 たたき起こされます。   しかし、 ここは、高層過ぎて アザーンも届かない。  これで快眠間違いなし。   

  2010.09.14

• 蘇るオスマントルコ・ホテル

  ドバイにいるとほんと世界は広いと感じることが多く、それはたいがい想像を超えている。夫は今、新しいホテルの開業準備をしているのだが、それは人工島、パームにある。パーム自体も、巨大なプロジェクトで、車で走っていると人工島とは思えないほど広い。こんな島をたかが数年で作ってしまうのはほんとうにすごい。スウェーデンの１００倍くらいのスピードじゃないかな。  もちろん、エミレーツ人が作っているわけではなく、低賃金で大量に導入されている外国人労働力のおかげなのだが、そのプロジェクト自体には多くの専門技術者、ローカルの協力などすべての人たちが動かしているので、ドバイ自体もとてつもない潜在力を持つ国だと思う。 さて、夫のホテルは、オスマントルコ時代を彷彿させるコンセプトになっていて中に入ると、タイムスリップしたような感覚になる。モダンなデザインとアラブ文化を融合させたホテルが多い中、独特の雰囲気を出している。 トルコから直輸入したイズニックタイルを惜しげもなく大きな壁中に敷き詰め、鮮やかなトルコブルーをあしらった豪華なシャンデリアが天井からざんばらとつるされ、ハンドメイドで彫られた巨大で重厚な扉の向こうは床も壁もテーブルも大理石だらけ。 ホテルのレストラン、客室以外に、プライベート・シアター、劇場（レストランつき）、巨大スパ、数個のコンファレンスルーム（コンファレンス用の特別厨房つき）、５ベッドルームのコンドミニアム、しかもなぜか２階建てなのにエレベーターつき（階段上れよ～）がある。 贅沢はどこまでいっても止まらない。 ホテル敷地は広すぎてホテル内にバギーでも設置しないといけないんじゃないかというくらい。 少なくともアラブ人にとっては必要かも。  それにしても 素材も人も物も、何一つ現地でまかなえないのに  何でも揃うドバイ。  これを扱う、政府機関も金の袖を振ってるばっかりじゃない。 彼らは９－５時どころか２４時間働いている。 空港だって２４ｈｓ,多くの労働者、観光客を迎えるために夜中の２時だろうが３時だろうがきょうも出入国のスタンプ押している。 ドバイ国際空港は、ニューヨークをしのいだらしい。  やっぱり、あっぱれ、ドバイ         

  2010.09.11

• ドバイでNHKワールドが見れたけど・・

  ドバイでもNHKワールドが見れるようになったんだ・・・とちょっと嬉しかったのもつかの間韓国で見るプログラムとは全然違い、別にいいんだけど、ニュースは英語で日本人じゃないニュースキャスターが入っててCNNをまねした？と思えるような天気予報だし 何といっても がっかりしたのは 同じプログラムが１日に何度も繰り返されている点。  一度観たものは鮮度がないので観る楽しみが半減。  日本語と英語が混入したプログラムで、繰り返しのプログラムっていったいどういう人が観るのかと思ってしまう。 日本人の私でもあまり見る気がしないのに普通の日本人にウケるとは思わないし外国人が見てもね～って感じで（一応字幕はついてるけどね） 不思議やね。  それに、電波の加減で何度も画像が切れたり、ひっかかったりすることが多いので観る前からイライラしてくる。 ソウルにいた頃はNHKを付けっぱなしにしていてもよかったけどドバイではチャンネルを替えなくてはいけない。     

  2010.09.07

• ソウルからA380に乗ったけど・・・

  ソウルードバイ間は当然ながらエミレーツ航空だったのだけど、あの２階建て飛行機、A380だった。っていうか、ソウルに就航していたなんて知らなかった。でも、就航したのは最近らしい。 日本にだって飛んでないのに日本はソウルに負けたな。  それで実際そんなの飛ばして需要はあるのかと思っていたら、  満席やないの。  座席配列も３－４－３という最強配列。 私は通路側しか嫌なので、いつも窓側から２席とって、夫を窓側に座らせるのだけど、 今回もオンライン・チェックインの時点で、私たちの隣は「特別席」みたいな表示になっていて予約できないようになっていたからこれなら３席あってもまだマシだな、と思っていたら  現実は・・・・  普通に予約されており、 私は３席の真ん中、という最悪パターンとなった。  ただでさえ狭いエコノミーなのにこんな最強座席配列で機内はまるで満員電車並み。  おまけに、後部座席も長い、ときたもんだ。  普通の座席番号は６０までくらいなのにA380は８０以上もある。  後部座席しか空いてなかったので８０以上の席を予約したのだが、これがとんでもなかった。  機内サービスははるか影も形も見えず、いい加減来ないからもう寝ようと思った頃にとろとろとやってきてたいがい人が多すぎて疲れるのか、クルーの顔もファーストフード・サービス。  「Enjoy your meal～」と声をかけいても顔は次に配るトレーを向いてる。 全然「Enjoy」じゃないっつ～の。  そして魚をリクエストしたけど、チキンも来たし。  こんな寿司詰めの満員状態のような飛行機でまさにブロイラー。 A380はもう乗りたくない。    

  2010.09.03

• 不便なホテル暮らし

  ソウルに行ったかなと思ったら、またドバイに戻ってきた。私たちもこんな早くにドバイに戻ってくるとは思っても見なかったが、仕事の縁だから仕方ない。  ドバイは今一番暑い時期 ＋ ラマダン開催中  ですので、  外出もままなりません。  公衆での飲食が禁止されているので、 ちょいとひとくち水を飲むにも トイレを探して直行か、 車の中しかありません。  時間つぶし、待ち合わせにカフェすら行けません。  ってことで、早く終われ、ラマダン。  あと一週間ほど。  さて、  今、私たちはホテル暮らしなんです。  これが、非常に不便で とりあえず新しく住むマンションは決まったのだけど、 手続き等でまだ１週間ほどはこの状態。  好きなものが好きなときに食べれず、 ミニバーなんぞあってもほとんど冷蔵できない役立たずで、冷たいジュースすら飲めません。 されとてジュース一杯でルームサービスを頼むのもばかばかしくて、 洗濯も掃除も人を呼ばないとできないめんどくさ。  そして、 部屋はヴィラなので ホテルのロビーに行くにもいちいちバギーコール。 外は灼熱なので歩くわけにも行かず、 バギーじゃ、たかが１分もかからない距離なのに バギーが来るのを待つほうが長い。   さすがに今日はロビーまで歩いてみた。  ・・・・さすがに暑い。  でもこっちのほうが便利だ。   早く、普通の生活がしたい～        

  2010.09.03

• 海外シェフ版「働くオジサン」

  日本人シェフのAさんは、北京にいたときに夫と同じ職場で働いていたので知り合いになり、１年ほどして北京を去ったのだが、そのとき夫に機会があったらぜひいっしょに働きましょう、と笑って話していた。その後、夫はドバイに仕事が決まり、私たちは２度目のドバイ生活を始めたのだが、ドバイでも和食ブームだし、そのうち和食レストランをオープンさせるかもしれないから、Aさんを呼ぼう、と言い出した。 縁は異なもの、乙なもの Aさんは、ちょうどそのとき日本で職探し中だったので、タイミングよくドバイの話を受け入れてくれたのだった。ちょっと付け加えると、シェフの世界では上司となるシェフを気に入った部下は、いわゆる愛国心じゃないが、上司のシェフの異動とともにぞろぞろついてくる風習？があり、まさに〇〇隊、とか〇〇軍団といった言い方がふさわしい世界がある。 このAさん、日本では有名な料亭での経歴を持ち、海外ではアジアの数カ国で働いた経験もある。だが、ドバイと言う地域は聞いたこともないし、どんなところかも全く知らず、おまけに英語が苦手ときているのに、 「ええ、行きますよ～」 ときた。   しかも、Aさん、５０歳過ぎてるし。  いや、チャレンジに年齢は関係ないが、でも、ほんとにいいのか、Aさん。  それからしばらくして、Aさんは日本からドバイにやってきた。  ところが、最初、和食レストランがオープンするまでは、和食のトレーニングと称して、フードコートみたいなところに配属になってしまった。素晴らしい経験を積んだこのAさんが、フードコート配属だなんて はっきりいって シェフの地位転落。   夫もそれでAさんががっかりしないだろうかと気をもんでいたのだが、Aさんは文句も言わず、息子さんと同じくらいの年齢のスタッフと仲良く働いてくださった。 しかも、ドバイでは英語でのコミュニケーションなので、英語の苦手なAさんは、会社から１ヵ月半くらいの英語コースに行かされることになり、最初は嫌がっていたものの、無事コースも終了。   すごいわ～  こんな潔いAさんなんだけど、中身はかなりの 「日本人」。  もちろん、実際、日本人なのだし、年齢的にもちょっと前世代？（ごめんね、Aさん）だし、和食シェフともなると日本での経験上、仕方ないのだが、 何も知らずにドバイに乗り込んだが、アジアのように安くて美味しい食べ物がないと愚痴る。  何か言われても「はい、そうですか」と文句も言わず、疑わない。 部屋では健康スリッパ愛用。お客用スリッパも持っていて、お客にも勧める。 大好物の「ふりかけ」を常備している。 インスタントラーメンが大好きで、よく食べている。が、あまりに食べ過ぎて気持ち悪いと言っていたことがある。 私にも常に敬語。 風呂に入らないと、入った気がしない（シャワーだけじゃだめ）。  香草系はダメ。東南アジアにいたくせに、コリアンダーや辛いもの、インドの本場カレーはもっと食べられない。  段取りや計画が立たないとイライラする。 実際見た目は若く見えるが、「オジサン」といわれるのが大嫌い。   レシピ、レジュメなどを書くときはすべて手書き。海外で仕事をするならパソコン入力、食材など英語名で書け、と夫に注意される。  日本にいる奥さんに送ってもらう日本のテレビ番組が大好き。   そんなAさん、今度もまたうちの夫に付いてきて同じ会社で働いている。   がんばれ～、Aさん。       

  2010.02.09

• 

  オークションで７５０万円！

  昨夜は吹雪きになり、また雪が積もった。こんなに雪が降るのは１９８７年以来らしい。家のすぐ近くには大きな湖があり、そこはとっくに凍っていて、休日になると多くの人がスキーやスケートに来るが、もうひとつのメリットは、この湖は近道になるのだ。ここを歩いて行くとスーパーやショッピングモールへの近道。坂もないし。  さて、私がストックホルムにいる理由は、ドバイから送った車の登録を済ませるためなのだが、今日、ようやく最後の仕事である「車検」が終わった。あとは、登録証明とナンバープレートを受け取るのみ。スウェでは、新車は３年間車検ナシでいけるのだが、私たちの車もまだ１年しか経ってないが、輸入扱いなので受けなければならない。 ドバイからヨーロッパに車を送るとき、気をつけねばならないのはヨーロッパ基準（ガス排気量など）を満たしているかどうかで、私たちの車はその基準が同じだったので、そのまま送ることが出来た。しかし、車を送るプロセスは、かなり長く、お金もかかる。一時は、ドバイで売ることも考えたが、ドバイでは車の価値が下がるのが早く、それまで払ってきた車のお金をどぶに捨てるようなものだったし、車への愛着もあり、手放すことが出来なかった。 自分たちが使っていたナンバープレート。（輸出手続きの際に撮影）ところで、ドバイのナンバープレートのオークションの広告を見たことがあるが、これが半端じゃない。いろいろチョイスはあるが、主はアルファベットのコードと２桁から５桁の番号で構成されていて、実際に値段がついている。しかもこのチラシは、ドバイ警察に置いてある。 例えば、お値打ち編（アルファベットと５桁番号）では、１万円から３０万。 ４桁になると、６０万から１００万。 ３桁は１５０万。  そして・・・・・ 最後は１つ。 アルファベットの「I」に４４という番号。  ７５０万～！！  ありえない～  まあ、バブルのはじけたドバイですので、こういう番号を買おうとして勢いよく手をあげる人も減ってはいると思いますが、実際には値段が付いているということで・・・・ちなみに２桁の番号は、シェイク関連の人たちが使っているのですが（ちなみにシェイクさんは番号は「１」だった）そういう方たち以外でもこの手の番号に手を出す人がいるのでしょうか。それともドバイショックをものともしない一部の最強金持ちの道楽用なのでしょうか。      

  2010.01.28

• コンビニで注意されるガイコク人

  あさって、いよいよラマダンが終了する。イスラム国に住むからといってガイコク人まで強制されることはないのだけど、 ちょっと困るときがある。  例えば断食なので、日中は飲食が出来ない。  一般のレストランは、まず閉店しているし、営業しているホテルのレストランにはカーテンや囲いがあって見えないようになっているので特に配慮をする必要がない。  ただ、困るといえば・・・・・・・  コンビニ。  ドバイではガススタンドとコンビニは併設されていることが多いのだけど、 洗車をしている最中に、外も暑いし、時間をつぶすためにコンビニに入るとする。  当然、のどが渇いていることもある。  そして、会計を済ませてから、 即座に飲み始める・・・・・・・・・   「あの～、今、ラマダン中なので控えてください」  あっ・・・・そ、そうでした（汗） すみません・・・  となる。 夫は一度注意されたのに、またすっかり忘れてしまって、２度目は私が注意したほどだ。  でも、困った。 のどが渇いてるのに、即座に飲めない。  隠れて飲むにしてもそんな場所はどこにある。 トイレに駆け込んで飲め？  まさか、ね。 と、いちいちペットボトルを飲むのに考えなきゃいけないのだ。  もっとも、コンビニという存在は中途半端だ。  レストランではないが、飲食関係が置いてある。 いっそのこと閉店するならまだそうほうがわかりやすいのだけど、 そうもいかないらしい。   また、当然、モールに入っているスーパーなどでも買ったついでに食べる、なんてことは出来ない。  それに、飲食店も閉まっていて、活気がないし、買い物ついでのお茶、あそこのカフェのケーキが買いたい、と思っても、日没後に来なくちゃいけないのだ。  不便といっちゃあ、不便である。  あと、この時期は禁欲中でもあるので、女性は露出度が激しい洋服は避けなくてはいけないが、 これを配慮しなくてはいけないのはガイコク人なのであるが、厳密にそうしている人を見つけるのは不可能である。  ドバイに住んでいてもそんなことも知らないのか、またはそんなこと、非モスリムの私たちには関係ないわ～ という、勝手な態度かはわからないけど、まあ、そんな感じである。  先日の新聞では、あるホテルの玄関で、待ち合わせをしていたドバイのモスリムの若者が、 近くにいたヨーロピアン女性とローカル男性のカップルの堂々たるキス・シーンに我慢ならず、 「ラマダン中なので止めてくれないか！」  と言ったら、 殴られて、チリソースを浴びせられた。 と載っていた。  ここは、イスラム国なのにラマダンをやっている神聖な若者が殴られるのである。  まあ、いくらドバイは欧米化しているといっても所詮イスラム。  サウジアラビアほど規制もないし、普段の生活規制も緩い。 郷に入っては郷に従うことがそれほど難しいとも思えないのだけど、 無神経なガイジンはけっこう多い。  ところで、最近、話題になったイギリスのイスラム女性のヴェール問題。 ジャックの発言がドバイにいる無神経なガイコク人と重複して見えるのは私だけなのか。  ドバイに縦横無尽なイギリス人がいることも考えてみてほしい。  まあ、ドバイだったら、要人がガイコク人に対してあんな発言はしないだろうけどね。      

  2006.10.20

• 

  ドバイの変わった自然現象

  ドバイはこれからがベスト・シーズン。まだまだ３０℃以上あるけれど、やっとあの灼熱地獄も去り、心地よい気候になってきた。  ・・・・・といっても、最近は、ベストシーズンという境目はなく、１年中、観光客がやってくるドバイ。  夏には４５℃以上にもなり、ビーチは歩けないほど暑く、海水がお湯のようになり、強烈な紫外線で日焼けで体が焼け焦げようともビーチのホテルは満員である。  砂漠ゆえ、夏はものすごい暑いのだけど、それに加え、湿度が上がる。湾岸なので、海からの湿度がすごい。  それに比べて、冬は湿度も下がり、気温も１０℃から２０℃くらいになる。  山岳部では雪が降ることもあるが、街中では降らない。    さて、私がドバイに来て、驚いた自然現象がある。（砂漠特有の気候なのでしょうが）  それは、まず、毎日、同じ天気。雨もめったに降らないし、曇りの日もあまりない。 毎日、「晴れ」である。  四季が豊かな国からするとつまらないかもしれないが、  天気の心配をする必要がないし、自然災害もないし、四季による多くの変動がないので、逆に暮らしやすい部分もある。  日本の四季は、海外に住むととても懐かしいものであり、スウェーデンも日照時間が短く、暗くて寒い冬とは対照的に美しい夏もあるが、 寒暖の差がときにはツライ。 が、ドバイではそれはありえない。 せいぜい、室内の冷房と外気の差が激しいくらいだ。  季節の変わり目に風邪を引くこともない。   その次、砂漠が近いため、砂暴風がたまに吹く。 強風とともに、ものすごい砂が舞い、 視界は悪くなり、風に当たると砂で痛い。  窓を閉めていても部屋の中は砂まるけになり、掃除が大変。    それから、これ。朝霧。 早朝に出現する、恐ろしい霧。どこか一部に霧が出る、というものではなく、 すべてが真っ白！ 何も見えません。  ２、３時間たつと、消えてしまうのですが、これはかなり変わってます。 普通、冬場に起きる現象ですが、今朝、外はこんな状態になっていた・・・・・  こういう日は、快晴（どんよりした晴れではない）になるが、 ただでさえ多い交通事故が特に多発する危険な朝といえる。    

  2006.10.19

• ギネスに載ったドバイの世界記録

  世界一、世界初が大好きなドバイ。当然、世界記録としてギネスブックにエントリーしているものがあります。  多分、みなさんのご存知のところだと、 世界初の海上ホテルともいわれ、そのグレードも７つ星である、「バージ・アル・アラブ」。 地上１８０メートルというその高さで、１９９９年にギネスに載りました。  一番新しい記録では、２００５年にできた、ショッピング・モール内の人口スキー場。 現代の砂漠には雪も降る、ということを証明した偉大な記録。  そして２００７最新版には、このスキー場に作られた１２メートルの氷の彫刻でギネスに載りました。  今後も世界を驚かせる地上７００メートル以上のビル建設など、まだまだネタは続きます。  このほかにもこれまでの記録を混ぜると、２５のエントリーを持つドバイ。  その中で、面白いものがあったので書いておきます。  ２００１年の世界記録として、名誉なのか不名誉なのかわかりませんが、 ドバイの男性人口は、６７．６３％、女性人口、３２．７３％。 最も女性不足の国として、載ってしまいました。  これは、数年前なので、今はもしかして変わっているかも？ と思ってみたのですが、  今年の人口調査の結果は・・・・・・  男性・・・・６７．６％　女性・・・・３２．４％  ・・・・・変わっていない。  やっぱり男性が多い。  ・・・ということは、 男余り？ 結婚難？   また、１９９５年には、７５歳以上の人口がな、なんと０．２％という超若手社会であることを証明し、堂々、世界一。    で、これも１０年以上も前のことゆえに、今はどうなっているか、ちょっと興味がある。  そして、今年の調査を見てみたら・・・・・・、 ２０歳から３９歳の人口は、全体人口の５２．９％！！  これは、出稼ぎのガイコク人も含まれている数字なのかちょっと定かではないのですが、 それにしてもまさに「働き盛りの男性が渦巻く社会」。  どうりで、世界初を目指す潜在力があるはずだ。  でも、別の見方をすれば、平均寿命は短い、ということか？  そういえば、ドバイで、年寄りがウロウロしてるのはあまり見かけないなぁ・・・・・  まあ、でもこれなら可能性は低そうだけど、少子化でも起こらない限り、年金問題で頭を悩ます必要がないよね。   日本よ、聞いたか～？あ、スウェーデンもね。  

  2006.10.14

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  メルセデスG55に乗る男

  昨日の夕方、Sちゃんといっしょにホテルのロビーで人を待っていた。 Sちゃんはまだドバイに来て１ヶ月くらいなので、モスリムたちが着ている宗教服が不思議らしい。  知らない人は、普通の洋服が着れないし、特に女性なんて、あんな黒い服で全身を覆うなんて・・・・・ と思うらしいが、 ガイコク人の私から見るとあれはあれでけっこうオシャレであり、環境にも適している優れた服なのだ。  まあ、宗教的な部分はあるけれど、環境的には、この暑い砂漠の国で暮らすには、 男性は白いロングシャツ・ドレス？をすっぽりかぶり、通気性もよく、動きもラクだ。 そのシャツは、一般には「白」だけど、ベージュや黒、グレーなどの人も見かける。   女性は、確かに暑いのに黒い衣装で覆わなくてはいけない、と思うだろうが、 だいたい４０℃を超える猛暑のなか屋外でウロウロするということもないので、 実際問題としてはガンガンに効きすぎている屋内の冷房対策になる、と考えたほうが理にかなっているような気がする。  この黒い宗教服にも、トレンドというかデザインがいろいろあって、けっこうオシャレだし、最近は、このアバヤ（黒い宗教服）をデザインするヨーロッパ・ブランドも出てきた。  ウエストあたりがちょっと細身になっていて裾にかけて広がるシルエットはとても優雅に見える。  また、強すぎる紫外線を何よりもシャットアウトでき、世界一、美肌を誇るアラブ人女性ができあがる意味もわかる。  ということで、私の中では、ちょっとした羨望的な目で見ている。   さて、そんな話をしていたら・・・・・・  白い宗教服の男性が３人、目の前を通っていった。  ！！  あれは・・・・・ どこかで見たことのある顔だ。   そう、 ドバイで一番偉い、シェイク（首長）さまだ！（写真、中央、ちょっとかわりにくいですが） と、言うことに気がついた。  ボディ・ガード、たった二人をつれて、お出ましに。   そういえば、以前もほ他のホテルにあるスタバに数人のガードだけでお茶をしているシェイクさまがいた。  物々しい護衛はおらず、一般人のように振舞うシェイクさま。  実は、今回、初めて見たのだけど、特徴といえば、あの濃い髭。 大柄でも小柄でもない。  シェイクさまといっても特に深い思い入れはないのですが、ドバイに住むとこのシェイクさまの偉大さがわかる。  そんなシェイクさま、ホテルから出てきて、ロビー先に止めてある専用車にお乗りになった。  その車とは・・・・・・ メルセデスのG５５　AMG（多分）。日本の価格では、１６００万円はする、高級車だ。 ドバイではクロスカントリーは一般的だが、シェイク・ファミリーはメルセデスの車種を愛用してる人も多い。  そしてナンバープレートは、「１」 。これはシェイクさまの車であることを表す数字だ。 シェイク・ファミリーには桁数の少ない、早い番号がついている。   次の瞬間、この車の運転席に乗り込んだのは・・・・・ シェイク様自身。  ご自分で運転なさるのだ。  イフタール（ラマダン後の夕食）のお客でごった返すホテルのエントランスからあっという間に姿を消していった。   

  2006.10.13

• 「皮肉な罰金」

  悪評高きドバイのドライバーたちはこのラマダン時期に大暴れらしい。  というのも、みんな早く家路に着こうと焦る人がいっぱいなのだ。  頭の中は、イフタール（ラマダン後にとる夕食）でいっぱい、なのだろう。  普段でも、ドバイのラッシュアワーは相当なもんだが、 この時期は勤務時間の短縮ともあって、 すでに昼から大渋滞。（昼にはもう仕事終り？）  街に向かう首都高速は完全に動かない。  ラマダンでの疲れに加え、交通渋滞のストレス。  早く家に着けるならスピードなんて、赤信号なんて関係ない~!   と、 でも考えているのか。  ラマダンが始まって２週間が経とうとするが、これまでの罰金（スピード違反と赤信号無視など）は、すでに、 ７．５ミリオン・ディラハム（約２億２５００万円）  たった２週間ですよ！！  違反者は、例えば、平常月８月は２６０００人だったのに、ラマダンが始まった９月は、２８０３０人。 で、 今月。 まだ１０月半分も行ってないのに、３０６６０人！（８月の１．２倍）  ラマダンは１ヶ月続くので、終わるのは、１０月下旬。この分じゃあ、まだまだ違反者は増え、罰金もうなぎのぼり。  ドバイでは年間の罰金が１００万を超える懲りない金持ちドライバーもいて、 はっきりいって罰金の意味がない。  罰金は払うのは、あなたの勝手だけど、事故を起こしたらあなたごときではすみません。   ドバイ警察もこのような状況に頭を痛めているのだが、 膨大な罰金のおかげで財政に困らないリッチな警察。  そこで・・・・・ 警察署長さんによると、 このラマダン罰金で得た収益？は、チャリティにまわす、とか。  アフリカのモスク建設費用とか、世界の恵まれない子供たちに寄付するのだ。   いや～、でもね、 ラマダンの目的のひとつは 貧しい人に慈悲を与えようなのだから。  この罰金で、貧しい人が救えるのならそれはそれでラマダン罰金の意味は大いにあるのですよ。 ・・・・？？？？  はぁ・・・・、まあ、そうですが。       

  2006.10.09

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  ステータスはチタニウム製クレジットカード

  以前から気になっていたのだけど、ドバイのATM機はほんとうに無防備だ。  ＡＴＭ機は、銀行、コンビニ、ショッピングモールなど街中、探さなくてもすぐに見つかるくらいどこにでもある。  それに、日本やスウェーデンのように提携銀行はないらしく、どこのＡＴＭでも２４時間、引き出せる。（でも手数料はかかるようだ）   まあ、それは長蛇の列ができて待つ必要もないし、便利でよいのだけど、   問題は、どこにでも出没し、無防備に商売をやっていることだ。   例えば、こんな感じ。ショッピング・モール内にあるこのＡＴＭは、フード・コートの隣の人通りが多い場所にドーンと置かれ、 暗証番号が見えないようにもなっているどころか、 丸見え。   防犯カメラもない。 というか、あるわけない。   あるときは、モールの通路のど真ん中に置かれていたりして、 さすがに 驚いたこともあった。   現金を補充している警備員も二人でやっているものの、 ものすごい束になった札を平気で見せながら投入している。  いくら、ドバイが安全だといってもね～。 まあ、そこらじゅうにセキュリティのおじさんやお兄さんはいるけど。  そういえば、ドバイでは銀行強盗の話はほとんど聞かない。  それとは逆に、安全というのか、 ドバイでクレジット・カードで買い物するとき、「ＰＩＮ」コードを聞かれ、それを、ここだけは囲いの付いたカード読み取り機に暗証番号を押す仕組みになっている。  そのＰＩＮコードは銀行で作ったカードだとその暗証番号だったりするのだけど、 うちの夫はそんな番号を覚えるのが苦手でＰＩＮコードを聞かれて いつも思い出せず、会計の時になってカードで買えない、という非常事態に陥ったこともある。  日本の友達が遊びに来たときにも日本のクレジットカードのＰＩＮコードがわからず（というか、そういうものはない？）使えなかったこともあった。  なんだかシステムが違うといえば違うのだけど、 今のところ、カード偽造事件なども起きていない。   ちなみに、スウェーデンでは、ＡＴＭも街中だと壁にはめ込まれた形で設置してるが、囲いのようなものはなく、 繁華街のＡＴＭは、長蛇の列ができ、激寒の冬は外で待てない。   また、クレジットカードを使うときはＩＤカード（国民番号のようなもの）があるのでそれをいっしょに呈示しなければいけない。   なんだか囲いのないＡＴＭを見ると回りをチョロチョロ見て、 人がいると何気に手で囲ってしまい気になる私って・・・・・  ところで、ドバイのとあるローカル銀行のクレジットカードは チタニウム製を発行していて、  ステータスはチタニウムのクレジットカード～ と歌った広告が出ている。   巷のゴールド・カードは、ほんとうのゴールドで出来ているわけではないと思うが、このチタニウム・クレジットカードはほんとうのチタニウム製。  まあ、携帯ケースもホワイトゴールド製で６０万もするくらいだから、  ありえる話。 ・・・・・ドバイらしい。     

  2006.10.01

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  パレス・ホテル　初めての映画撮影

  ハリウッド映画、「Kingdom」という映画の撮影が、 至福の限りを尽くしたアブダビの国営、８つ星？ホテル、 「エミレーツ・パレス・ホテル」で行われている。  別に見に行ったわけではないが、パレスホテルには行った事がある。 見学だけね。  でも、このホテルはとにかくすごい。  ゴールドと大理石で埋め尽くされた内装にアラブ嗜好をふんだんに取り入れた建築様式で、見るだけでもそのスケールが味わえる。  その外観は、まさしく「パレス」。  「Kingdom」というくらいだから、このパレス・ホテルが選ばれても不思議ではないが、いったいどんな物語なのだろう。   ところで、 ちょっと前に、ドバイでも映画撮影されたジョージ・クルーニー主演の「シリアナ」という政治サスペンス映画があったのだけど、 内容のシーンに問題があり、こちらでの上映がされる、されないということがあった。  ドバイではかなり多くの新しい映画が週替わりで上映されるのだけど、 宗教に絡んだりする特にイスラム教に関係するような映画は必ず議論の的になる。  最近の映画では「ダヴィンチ・コード」がそうだった。 また、「ブロークバック・マウンテン」（ゲイ関係）もそうだった。  結局は、遅れて上映されることもあるが、「ブロークバック・マウンテン」は上映されなかった。  その「シリアナ」は、暴力シーンが多かったので、私としても最後までちゃんと見ていないので、ドバイらしき場所があるな～くらいの印象しかないし、  べつにドバイの映画ではないのでそこがドバイということを知らなかったらアラブのどこかで撮影された、 という感じだろう。   それにしても、このパレス・ホテルと聞いて、また行きたくなった。  以前ブログにも書いたけど、 ここのグランド・フロアにあるカフェは、オリジナル・ケーキも売っていて、コーヒー一杯１０００円はするが、  ホテルらしからぬ静けさと広々とした空間がある意味、独特である。  

  2006.09.29

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  路上のイフタール

  今日は、面白い光景を見た。家の近くには、モスクがあるのだけど、 ・・・・といってもモスクは５００メートルおきに設置されなくてはいけない、とかいうルールがあるらしく、 さすがに首都高速沿いにはモスクはないが、人家の多いエリアではいくつものモスクが軒並みに並んでいる。  さて、今はラマダン中。なにやらいつもとは違った様子を発見した。  日の出から日の入りは断食で、この日没後に、取る食事をイフタールという。 毎日、新聞に日没時刻が載っていて、その時間に合わせてイフタールを取るのだが、かといって日の入り時刻はほとんどかわらないので、今の時期だとだいたい午後６時１５分くらいになる。  日中の勤務時間も短縮されていつもより早い終業になり、ドバイの街は、早くも午後になると家路を急ぐ人たちでものすごい渋滞となる。  家のある人は家路を急ぎ、ホテルのイフタール・ブッフェに出かける人もいる。   しかし、　低所得者や単身で出稼ぎに来ている人たちは近所のモスクで「無料イフタール」を取ることが出来るようだ。 夕方５時半頃になると御座らしき巻物が敷かれ始め、イフタールの準備が始まる。 集まってくる人たちは近くの建設現場員、清掃員、タクシー運転手などいろいろ。  配給所らしき場所があって（写真　左中央）、そこで紙皿をもらい、ご飯（茶色っぽい）をいっぱいよそってもらうと空いてるところに座る。  一人分用カップに入った水やジュースも配られ、デイツももらえる。（というか、ばら撒かれる）  灼熱ドバイも、最近は、朝晩けっこう風が吹いて過ごしやすくなってきたので、ちょうどよい夕涼みでもあろう。  そして、配給をもらった人は、モスクのアナウンスが始まるといっせいに「いただきます～」となる。（それまでは待機姿勢）  手を合わせて、いただきます、をする人もいる。  そして、みんな一生懸命、手で食べる。  イフタールが始まってもどこからかゾロゾロ人が集まってくる。  中には、テイクアウトで、持って帰る人もいた。  まるで教会での活動に似ている。  自国に思いをはせ、異郷の地で過ごすラマダン。 同業者、同郷人たちが集まり、ドバイの夕陽に彩られ、賑わうイフタール。 粗食ではあっても彼らはまた明日への活力を取り戻すのだ。  

  2006.09.28

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  ラマダンの商業効果

  ラマダンが始まった。昨年は、この時期、日本にいたので、ドバイのラマダンを知らなかった。 いや、ラマダンは、モルディブもイスラム国なのでどんな感じなのか知ってはいたけど、 この恐るべしドバイのラマダンはどんなふうになるのかちょっと興味があった。  うわさには、日中の飲食は禁止なので、ホテルのレストランは一部、開いているが、モールや通りの飲食店は閉店しており、ガイコク人も人前で飲食するのを避けなくてはならない、 と聞いていた。  そこで、今朝、夫のホテルに行ったとき・・・・・・  え！何かが違う！ それは、これ。奥にあるのはレストランなのだけど、うっすら白い布が・・・・・・  そうなのだ、 カーテンがかかっている。 モスリムさんたちからは見えないように配慮してあるのだ。  お客は、まるで試着室から出るように、カーテンを開けては閉めなくてはならない。  ホテルのロビーにあるカフェも撤去され、１００％待合ロビーになっていた。   ところで、 本来、ラマダンは断食して貧しいものへの慈悲をあらわし、自分たちも戒めるだけでなく、貪欲な金儲けや快楽を休止し、心身ともに洗い清める、という意味もあるらしい。  が。   どうしたことか。  皮肉にも、ドバイは商業化・都市化しすぎている。  日中の飲食を禁じられたあとにやってくるイフタールという日没後から始まる夕食は盛大だ。  本来ならばラマダンの意向に従い、日中の労働も休止されてもいいはずなのだが、  ホテルではそのイフタールという夕食のイベントで忙しい。  さらに、普段は、１２時までの営業時間も午前２時に延長され、 客はなかなか帰らず、３時、４時までお客に振り回される。  ああ、カワイそうなガイコク人労働哀話。  ラマダンの恩恵は回って来ない。   とはいっても、これでお金儲けしているホテルもラマダンにあらず、だけど。    それに、テレビを見ていたら、 「ラマダンにささげる？映画特集」とかいって 別にラマダン関係の映画ではないのだけど、なんだかイベント扱いになっている。  スーパーなんかは、「ラマダン・カリーム」とかいって私の大の苦手なバクラバ（むちゃくちゃアラブの甘い揚げ菓子）などが大量に置かれた特設コーナーもある。 面白そうだと思ったけど、バクラバを見て、後ずさり・・・・・・・   中東の航空会社などもサウジアラビア・メッカへのフライトを増やしたりしている。  現代ラマダンは、ビジネスと深く結びついてるのだ。  

  2006.09.23

• タクシーに振り回された日

  うちの知り合いのスウェーデン人、Sちゃんがドバイのあるホテルに勤務が決まり、先週ドバイにやって来た。 彼女はすでに仕事を始め、昨日は、初めての休みだった。  まだ来て間がないので身辺の準備に追われているのだけど、昨日は、買出しに行きたいというのでそれにつきあうことになった。  その前に、メールチェックがしたいというのでまず午前中にうちに立ち寄ることになっていたのだが、 彼女の住んでいるところからうちまで一本のバスがあって、それに乗ってくる予定だった。  が、  時刻表にある時刻になってもバスは来ない。  Sちゃんは、自宅マンションのセキュリティのおじさんに尋ねたが、おじさんがいうには、その時間のバスは来ない、という。  時刻表には書いてあっても、ここは、ドバイ。来ないこともある。  仕方がないので、Sちゃんはタクシーを呼び、タクシーで来ることにした。  この連絡を受けて、私は一抹の心配がよぎった。  なんせ、ドバイでは、タクシー運転手は当てにならない。 有名観光地ならまだしも、 一般の住宅地やビルに行こうものなら、 番地も何もついてないし、ましてや建設工事でめちゃくちゃな道路ができてたり、路線が変わることもしょっちゅう。  なので、タクシー運転手に行き先をつけたところでわからないことが多く、タクシーごと道に迷うことも多い。  おまけに、迷ってグルグルしてるうちにタクシーメーターは上がり、余分な料金が加算されるのだ。  自分が行き先をちゃんと説明できない場合、タクシーに乗るのはリスクが高い。  案の定、行き先を告げたものの道に迷った彼女はタクシー内から電話をかけてきた。  「もしもし？今、着いたようなんだけど、建物がどうも違うみたいで・・・・・」  といって、私が確認してもわからない様子なので、直接、タクシー運転手にわかることにした。  私はしばらくそのタクシー運転手に状況説明し、私の家の場所を確認し続けた。  すると、そのタクシー運転手は、ちょっと待って、といって自分の携帯を使い、どうやら誰かに道を聞き始めた。  しばらくしてやっと把握できた様子だったので、電話を切って、しばらく待った。  そして再度、彼女から電話があってそれらしき場所に着いた、ということだったので私が階下に下りていくと彼女の姿があった。  そうえいば・・・・・私もドバイに来た頃同じ経験をした。 タクシーに乗れば、なんとかなるだろう、と甘い考えを持ち、自分の家がはっきりわからないうちにタクシーに乗ったもんだからタクシーごと道に迷い、焦るやら泣きたくなるやらで・・・・・  まさに、 「ドバイへ、ようこそ～」 と歓迎を受けたものだ。   バスが来るかと３５℃以上はある外で待ったがバスは来ず、仕方ないのでタクシーを呼べば道に迷う。 暑いわ、イライラするわ、疲れるわ、 で、まず彼女のエネルギーは半分消えたはず。   それから、ホテルに向かい、ランチを食べ、買い物をするためにモールに行った。  このモールはホテルの近くにあるのだけど、歩いてはいけないが、タクシーだと近距離。 よって、タクシーを利用するとき、気をつけなければならないのは、 近距離拒否だ。   要するに、タクシーは近距離は嫌なので乗客を拒否することがある、ということだ。 これが問題になって新聞にも載ったが、近距離も何も乗客がいる以上、乗せるのは仕事じゃないの、と思うでしょ。 ましてや暑いドバイ、近距離でも歩くのは大変なんだし～。 電車かバスがあればいいけど、電車はドバイにまだあるわけないし、バスもちょうど便がないのよ。 車でも行けるのだけど、その日は夫のホテルの駐車場が込んでいて、ホテルから出せなかった。  幸い、乗客拒否は免れ、モールまで無事、たどり着いた・・・・・  が、  ここでまた問題発生。   料金は、たった１０ディラハム（３００円）だったのだけど、 彼女が５０ディラハム（１５００円）札しかなかったので、それをだしたら  釣りはない！！ と、言い放つではないの。 近距離を利用した逆襲か？  たかが、４０ディラハム（１０ディラハム札、４枚　または２０ディラハム札、２枚＝１２００円）が ないだと～？？   １万円とかを差し出してるわけではないのに、１０００円程度のお釣りもでない、ってか？  いや、おつりが出ないこともある、というのは知っていたのだけど、 ４０デイラハムすら、ないとは・・・・  あんたは、コイン専用の券売機かい！ ・・・と突っ込めないほどおじさんはムッとしている。   たまたま私の財布に１０ディラハム札があったのでそれを払ったのだけど、 なかったら、どうなる？ 私はどうなるか、未だに知らない・・・・ Sちゃんも驚いていた。  さて、今度は帰りのタクシー。  もちろん、来た道を帰るのだから同じ近距離。 嫌だな・・・と思いながら、 捕まえたタクシーに気配りしながら、 「XXXホテルまでだけど、いい？」 と聞いた。 すると 「へ？たったそれだけ？」 と、きたが、 「ごめんね～、近いのはわかってるけど、ね、お願い～ィ」 と、なぜか乗客が気を使わなくてはいけない。  なんとか普通に乗せてくれたのでさらに、 「おじさん、助かるわ～、ありがとう」なんて、ゴマをすってみた。  が、  ここでまた問題発生。  ドバイのメイン高速で交通事故発生。  その道路を通らないとホテルまで帰れないのだが、 まったく封鎖されている。  ドバイポリスのヘリコプターまで出動して、飛び立つところだった。  な、なんだ？  まわりにも野次馬がゾロゾロ、車も大渋滞したまま、硬直状態が続いたが、 まもなく開通された。  Sちゃんもびっくりし、「こんなことがあるの？」というと タクシーのおじさんも「しょっちゅうあるよ！」 そう、ドバイではよくある交通事故。  そのたびに、頭の痛い大渋滞が起こるのだ。  私たちはたまたま事故の後のほうに来たからそれほど渋滞にひっかかったわけではなかったけど、 これが起こったばかりだったら、タクシーの中で閉じこまれたまま渋滞解消まで待機せねばならなかったのだ　→最悪   こうして、やっとホテルにたどり着いたのだが、 タクシーごときでこんなに振り回されるとは。  さらに気のきく私？はタクシーの降り際に、おじさんにチップを。（なんで？）   Sちゃん、驚いたかもしれないけど、これがドバイなのだ。  さっそくドバイ・タクシーの洗礼を受けたSちゃん、ま、こんな感じで、気長にやっていこう。    

  2006.09.17

• オーストラリアのホテルから

  ただいま、うちの夫はオーストラリア出張中。 何でも、１０日間の日程で、オーストラリアを一周するらしい。  いろいろな取引業者を回ったり、現地見学も含まれている。  さっそく初日についたオーストラリアの西北部、パースのホテルから連絡があった。  その日は、何やら現地の「屠殺場」を見に行ったらしい。   屠殺場、といえば・・・・・・  そう、動物がお肉になるところ・・・・・・ オーストラリアはオージービーフでも有名だけど、 みなさん、見たことあります？  で、  その屠殺場で、 血の海、むせ返る死体の匂いがひどくて、  夫は思わず  おえ～～～～～っ！！（食事中の方、すみません）   ・・・の 寸前に、なってしまったらしい。   私は屠殺なんか間違っても見れないが、見ていなくても、その様子が残酷であるのは想像に難くないので、お肉は食べられない。   で、そのあと、出張の同僚たちと夕食に出かけたらしいが、 まさか、肉を食べたいなんて思ったとは考えられないが、 何を食べたか聞くのを忘れた。  そのとき、 夫は「それを写真に取ったから、帰ったら見せるね～」 というのだが、  そんなもの 「見たくない！」   で、今朝は早朝5時起きで、アデレードまで飛んだらしい。  10時間以上かけて、ドバイからパースに行き、ジェットラグも覚めやらずうちの屠殺見学。  これで、一気に疲れたらしい。 かわいそうに～   さて、この出張メンバーであるが、  かの有名なドバイのシェイク（首長＝一番偉い人）の専属シェフ というのも含まれていて、 そのシェフはカナダ人らしいが、世界の食をシェイクさまのお口に運ぶために世界を飛び回っているらしい。  そして、そのシェイク専属料理人は、総勢300人もいるとか。  そのシェイク様、さぞかしグルメかと思われるが、  意外に・・・・・・ 痩せていらっしゃる。  まあ、グルメ＝太っている、 とは限りませんが。 それでも大忙しのシェイク様だろうから健康には気をつけていらっしゃることでしょう。 （でも、シェフはグルメともいえるのだけどなぜか太っている人が多い・・・・）   本題に戻って、 私たちはドバイとオーストラリアでメッセンジャーを使って話しているのだけど、 カメラを使うと、 すごく近く感じる。 最近、スカイプが使えないという記事を書いたのだけど、実は、設定を変えれば、使えることが判明。  まあ、でもメッセンジャーでも十分だけどね。  気の早い夫は、 お土産に 「こんなモノ買ったよ～」とすでに画面で見せるもんだから、  それじゃあお土産サプライズがないじゃないの～と思いながら、  その「ワイン」が早く届かないかしらと余計に気になって仕方ない。   

  2006.09.05

• ビン・ラディンがもしアメリカ留学していたら・・・

  今朝、CNNの特別番組で、オサマ・ビン・ラディンのこれまでの人生を描いたドキュメンタリーを見た。  オサマの幼馴染の友人や、実際に取材したジャーナリスト、オサマに関する本の著者、彼を取り巻くいろんな人がインタビューで出てきて、どんな人物なのかを語っていた。   中には、ヨーロッパのある国に住むイスラム女性が出てきて、いかに彼が素敵がを語り、 「彼を愛しているわ～」 というもんだから、びっくり。  彼女は既婚しているのだけど、その夫はアフガニスタンに行き、オサマの手下になって犠牲になっていた。   さて、 彼はサウジアラビアの出身なのだが、裕福な家系に近い家の出というだけで、 実際は、裕福ではなく、Uneducatedだったらしい。  それでも彼の父は一夫多妻制から、何人もの奥さんを持ち、オサマには何十人もの親戚がいる。  家族旅行として、大所帯でスウェーデンに行ったときの写真も出てきた。  え？ スウェーデンなんかに行ってたんだ・・・・・   教育もサウジのジェッダの大学を出たくらいで、留学経験もなく、結局、アフガニスタンに行ってしまったらしい。  もとはとてもシャイで、 リーダーなんかになるようなタイプではなかったらしい。   それが、アフガニスタンで「イスラムの目覚め」を経験して、ドンドン変わっていたらしい。   彼が作ったアル・カイーダでは、一般の企業のように年に一回の里帰りチケットが出るとか、企業内容みたいなものが書かれている。   ところで、 彼はアメリカをターゲットにしていというけど、ほんとにそうなのかな。  私にはそれが「共食い行為」に見える。  「共食い」というのは、関係のないモスリム人まで犠牲にしているということだ。   モスリムでも謙虚に向上心にあふれ、人道的な人もたくさんいるし、世界に貢献している人もいる。 ドバイに限っていえば、多くのガイコク人を受け入れ、都市発展のために一生懸命がんばっているところもある。  そんな人たちがアメリカ行きの飛行機で犠牲になったかもしれない、ということだ。  実際、イギリスのテロ未遂事件からアメリカに留学しているUAE人がアメリカ行きを拒否されたり、人種差別され、被害に遭っている。  モスリム＝テロ、という安易なイメージもいけない。  だから、彼のターゲットはアメリカという的はあるが、結局、無差別ではなかろうか。   オサマが シャイでリーダー性もない頃に もし、アメリカ（いや、イギリスでもいいが）留学でもしていたら・・・・ どうなっていただろう。    

  2006.09.03

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  高層ビルの屋上ガーデン

  地上８００メートル以上もある雲をつきぬけ、ドバイを一望できそうな？世界初、そして世界一、歴史を塗り変えると騒がれている あの超高層ビル建設も着々と進行している中、↓ また新しいプロジェクトが出現した模様。  それは・・・・・これ　↓  手前の３つビルの屋上に橋のようにかかっている 屋上ガーデン。 ウォーターフロントの美しい景色と高層ビルからのパノラマ絶景を楽しみながらランチ、ディナーをとり、食事後はガーデン内を散策。   ・・・・な～んてね。  考えることはすごいけど、そんなことよりこれ・・・・・・って、どうなってるの？  確かにもとは不毛の砂漠地帯であるからオアシスをイメージするような緑を求める気持ちはわからないでもない。  でも、何もこんなところに。  どのくらいの高さか知らないけど、 ただでさえ、ドバイは海からの風も強いし、サンドストーム（砂嵐）もある。  こんなところにガーデンを作って、 見に来た人が突風で飛ばされる・・・・・・・  なんてことになったら大変なので、 例えば、透明な特製フェンスか何かを作ってその中を歩くとか？  あ、フェンスというのは危険性からというのもあるけど、ドバイの灼熱地獄のことも考えて必至でしょう。  で、そういうフェンスの中は、冷房がガンガンに効かせてある。  考えてみても、ガーデン全体を覆うフェンスならガーデン内を散策できるし、移植された木々や花もうまく維持されようが、  逆に、 ガーデン内を縫うようにしてフェンス通路が出来た場合、 フェンスの中からしかガーデンは見えなくて  これは、もっとも悲惨。  おまけにフェンスは砂埃ですぐにドロドロになってガーデンが見えない。 そして、外の木々や花は直射日光の下で瀕死状態。  ・・・・まさかね。   それにしても 仮にフェンスで囲われたガーデンだとしたら、まるで「植物園」じゃないの。  ま、高層ビルの上ってとこがポイントか～。           

  2006.08.31

• ドバイ人の最低賃金は２４万円

  ドバイ人（ローカル）って、やっぱり国から手厚い保護を受けてるな、と思う。 もちろん、自国民だし、それが普通なのかもしれないけど、 ドバイに住んでる人口の約８０％がガイコク人で、ローカルはたった２０％なのだから 自国民存続のためにも考慮がされているのだろう。  おととい、車の保険の更新で、保険会社に行ったときのこと。  手続きに時間がかかっていたので、担当の人のデスクの前で座りながら、あたりを何気に見回していた。  すると・・・・・  そのオフィスには４人のスタッフがいた。 そのうち、二人は、インド人女性。一人は、アラブ人男性。残る一人は、ローカル男性。  ちょうど、私はそのローカル男性のデスクに近いほうに座っていたので、 何気に目をやると、 パソコンでメールかなにかをチェックしている。  しばらくしてまた見ると、 相変わらず、画面をスクロールしていたが今度はなにやらメールに添付された写真をのぞいている。 机の上はきれいに片付いていて特に忙しい様子がない。   一方で他のスタッフは、顧客を相手しながら、電話も取り、コピーも取り、クレームも処理し、机の上は書類の山。  私たちの担当の女性が最終書類を作成したあとにそのメールをチェックしていた男性のところに持って行ったので、  「なんだ、この人が上司（マネージャーとか？）なのね」 ということがわかった。  さて、長い手続きも終わり、やっと車に戻ったとき、 夫が、 「あの、ローカルの人、何してた？」 という話から、 ドバイの雇用状態の話になった。  ドバイでも人気の職種はやはり政府関係なんだけど、だからといって無制限に求人があるわけではないので、あぶれちゃう人もいる。  それでも、政府はポジションを創作してローカルの人を救済？しているのだけど。   で、  そういう人は民間企業に行くこともできるけど、 なにせ民間企業はローカルには人気がない。  雇用状態も、政府に比べたらよくないとか、かといってスキルがなければよいポジションにも就けなので、 失業してるほうがマシ？と考える人もいなくもない。   だけど、政府はこの民間企業離れをなんとかしようとして こんな条件ができているらしい。   例えば、最低保証給料は、８０００デイラハム（２４万円）で、 各民間企業はある一定人数のローカルを雇い、 決して解雇してはならない。   たとえ、研修生とかでスキルがない人でも最低２４万円はもらえるんですよ！  それにドバイは税金がないから、全額、手元に入ります。   ちなみに、この給料、  出稼ぎの建設作業員より天と地の差があり、 出稼ぎの人が就労している一般サービス業などよりはるかによく、  スキルを持って働きに来ているガイコク人とほぼ同じ場合もある。  もちろん、上部の専門職についているガイコク人技術者よりは安いですが。   夫のホテルでは、 そういう事情で、ローカルを雇ったのだけど、その中のある女性は、  最初、本人の希望かどうか知りませんが、レセプションに配属され、  しばらくして   「ああ～、やっぱり私には合わないから、別のレセプションにしてくれる～？」  ってなわけで、 明らかにホテルのレセプション（フロント）よりラクな部署に移っていったらしいです。 （確かにフロントは大変だからね～）  うらやましいわ～       

  2006.08.30

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  ドバイのありえない常識

  車の保険の期限が迫っていたので、更新に行ってきたのですが、 ドバイでは、それと同時に車の登録も更新せねばなりません。 ２年目以上の更新の場合は、車の検査も必要なのですが、うちはまだ１年、ということで登録だけで済みました。  さて、 この登録更新は、警察署でやるのですが、 それが・・・・・・・  ドバイではよくありがちなんだけど、警察なのにカフェが併設されていて、  隣にはドアを隔てて、コンビにまであった・・・・（ここのフレッシュ・ジュースがまた美味しかったのだけど）  と、それだけではない。  この奥には、マッサージ・チェアもある。 コイン式で、1ディラハム（約30円）、1分間、ってやつなんだけど、 更新の手続きに来てこんな感じで時間をつぶせってこと。  まあ、これは大したことではない。  今回、この更新の手続きに関して、夫の同僚の弟さんが手伝ってもらったのだけど、 その彼の話がとんでもないのである。  彼はここで働いているので、裏の話も知っている。  そこで、このとんでもない話とは？   ドバイは、交通マナーが悪いので評判なんだけど、そのおかげで、このドバイ警察は毎日、罰金で膨大な利益を上げている。（利益というのか？財源？）  新聞では、毎日平均1ミリオン・ディラハム（約3千万円）とか書かれてあったけど、 それどころじゃない。 ２，５ミリオン・ディラハム（約7千5百万円）である。  それだけ違反する人も多いのだろうけど、 さらにひっくり返るような事実。   そのうち、あるローカルの人の場合。  1年で罰金、４５、０００ディラハム（約135万円） という人もいるそうだ。   ちょ、ちょ、ちょ ちょっと待って。  交通違反などの罰金で135万円？？？？   普通、罰金って払うのが惜しいとか、払うのが嫌だから気をつけよう、とか、 あるいは 本来は、危険だからとかいう理由で止めよう・・・・・ じゃないの～？  で、これまた彼が言うには、  いや～、彼らはお金持ってるから～   そういう問題？  お金持ちは、罰金ぐらいでケチケチしないのだ。   いや～、参った！   ところが、まだある。   それは・・・・・・ 実は、 もし 事故を起こさず、違反もせず、模範ドライバーである限り、 登録していないということはわからないらしい。  つまり、車は未登録でも乗れるのだ。  もちろん、何かの拍子でバレたら即、撤収らしいのだけど。   ・・・ということは、未登録は、本来は違法なのでは？と思うのだけど、  彼、いわく、  いや～、ドバイでは毎日ものすごい数の車が登録されるから、完璧に管理は出来ないのよ～  ・・・・返す言葉がない。   

  2006.08.28

• 呆れた、この国。

  またか、という感じのことが起きました。 ちょっと前までサッカーのワールド・カップの放送が独占されていて、一般のチャンネルで見れず、 ホテルなどでお金を払ってパブリック・ビューイングでみるか、中継しているチャンネルを２４０００円も出して買うか、 のどちらかしかなかったのだけど、 オフィシャル・スポンサーであるエミレーツ航空の関係で、空港では無料で見れる、 という、わけのわからない状態だったのです。   そして、今回、またか～ というのは、スカイプなどのPC電話が使えなくされたのです。   理由は、PC電話によって通信会社の売り上げに影響が出る。 海外コールをしたければ、ちゃんと電話を利用せよ、 ということらしい。   セキュリティ面からの理由もあるらしいが、まあ、これは言い訳くさい。   で、勝手に操作され、現在、スカイプ、使えません。  だいたい、テレビにしてもインターネットにしてもエリアによって契約する会社が決まっていて、 自由には選べません。  要するに競争がない＝モノポリー。   しかも、その会社によってはある種のインターネットのサイトがブロックされ、見れないことも。  PC電話を不公平、極まりないといって 禁止するのはいいけど、 不公平なのは  どっちだ～    あの、すみません？ PC電話の接続自体、あなたの会社の利益に貢献してるはずですが？   海外電話代が特別安いというサービスもないくせに、 善良市民の暴利をむさぼるのはいただけません。   それより別のサービスでも考えたらどうです？  外国から出稼ぎに来ている多くのガイコク人のなかには 遠く離れた母国にいる家族や友人たちとスカイプで会話しているひとだってたくさんいるんですけどね～  ある人は、 「今までドバイを離れたいと思ったことはなったけど、これで初めて自国に帰りたいと思いました～」 と。  そうだ～、そうだ～！    ちなみに、スウェーデンでは海外コールの安い方法があって、 コンビニなんかで、１５００円くらい出してプリベイドみたいなもの（レシート式になっている）を買います。 海外コールのときにその番号を通して電話をかけます。 そうすると１枚のプリペイドで３００時間くらい話せます。  

  2006.08.26

• 女性専用ピンク・タクシー

  昨日の気温、４５．９℃　 秋の気配を感じるところも出てきているというのに、ドバイではまだまだ暑さがおさまる気配はありません。   さて、タクシーの新しいサービスが出きるというので、何だろう、と思ったら、女性専用タクシーサービスのことだった。  っていうか、  ドバイにもすでに女性のタクシードライバーが少数ながらいて、彼女たちは「女性客」専用で走っています。 空港などでスタンバイしていて女性のお客がきたら、タクシースタンドのおじさんが女性用タクシーに誘導してくれます。   女性専用のサービスは、何もタクシーだけではなく企業のなかには、女性専用の顧客サービスカウンターを設けているところもあって、 普通のカウンターが男性の長蛇の列ができていても、女性カウンターはだいたいいつも空いているので、用事も早く済むというメリットもあるし、  また、バスのなかも、女性専用シートが前方にあり、乗車したら、そこに座ります。（男性は座っちゃいけません）  が、  このタクシーサービス、何が新しいかというと・・・・・・   従来の女性用タクシーも、普通のタクシーと同じ車種だったのだけど、 今回導入されるのは、 「ピンク」の屋根を持ち、「ピンク」のシートとインテリア仕様、 に加え、 外観もフェミニン・タッチな仕上がりになるらしいのだ。   えっ！ ピ・ピンクですか・・・・・   まあ、一目で女性専用とわかるけど、タクシーがフェミニン・タッチ・・・・って。 どうなのかしら。   でも、どうせなら、 ドバイ・テイストととして、ゴールドとか、ヒョウ柄のシートカバーや赤の絨毯も敷いてもらって、   ついでにタクシーメーターにはダイヤをあしらって・・・・（ホンモノは差支えがあるでしょうから、ニセモノで）  女性の観光客をも魅了するような名物タクシーにしていただいてもよいかと・・・・   そういえば、 かつて一度だけ、スウェーデンから帰ってきたとき、空港から女性ドライバーのタクシーを利用したことがあった。  夫も同乗していたのだけど、 タクシーに乗ってしばらくして、夫がヒソヒソ声で、 「このドライバー、眠そうじゃないか？？」 という。  「え・・・・・？」 そんな、恐ろしいこと・・・・・  確かに、時刻は深夜である。  交通事故多発国のドバイではタクシーだって事故るのは普通なので、 安心できない。 それに、こんな時間だし、眠くなるのもわかるけど、 人命を預かっているのだから、眠い、というのはやめてよね・・・・・  と、オロオロしながら、 ミラー越しに、その女性を覗き込んだ。  車内も暗いせいか、よく見えなかったのだけど、  どうやら、 彼女は・・・・・・・・  眠たそう・・・・・・   というのではなく、  アラブ特有の  アイライン・グルグルメイクが、  暗がりの中では、    目全体が閉じて見えるのだ　（目全体が真っ黒）   「あれは、メイクのせいだって～」 と確信したのだが、 夫はそれでもいぶかっていた。  実際、あの、グルグルメイクは夜はけっこう怖い。  女性専用といっても あのメイクでお客に危険な印象を与えかねないので止めてください、  ともいえないですよね～ だって、それがアラブの女性のメイクなんだから。       

  2006.08.17

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  家を買って永住権をもらおう

  世界を驚かせるプロジェクトがいっぱいのドバイだけど、今回、建設中だった豪華な人工島のひとつ、「ザ・パーム」（ジュメイラ）の入居準備ができたらしい。  パームをかたどったこの島には、豪華なヴィラやホテル、ショッピング・モールがたくさんあるのだけど、 今年の１１月から始まる入居件数は４０００戸ほど。 なかには、ドナルド・トランプ氏のホテルもできるそうだ。  ちなみに、ここのあるヴィラ、 １２００平方キロメートルで４億５０００万円。  まあ、こういう特別企画は、お金持ち仕様ということでさておき、 一般のマンションなども建設ラッシュがすごい。 ジュメイラという場所は、アラビア湾に面しているので、 海の見えるオシャレな湾岸地区～  をうたい文句にした多くの高層マンションが続々と立っていたりする。  そこで。  ドバイにおいて、「移民」という制度はないので、ドバイに住んでいるガイコク人は 就労ビザで「働いている」ことが前提である。   なので、普通に働いて、長年住んでいても永住権（というか、自由に住んで仕事も好きなようにできる）はもらえない。  が、  こうしたドバイに立っている家を特定の不動産屋から買うと、 ガイコク人でも「永住権」が得られる可能性があるのだ。  可能性というのは、もちろん、書類申請して、OKが出たら、ということらしいが。   ドバイの一般向けのマンションの値段は部屋の大きさ、立地などにもよるけれど、  Studio　タイプ（ドバイのStudioタイプはけっこう広いので二人くらいなら十分住める）なら、 そんなに高くはない。  なので、ドバイに就労ビザなしで、住みたければ、家を買おう。   ということで、話は戻って、 「パーム」のヴィラ所有者はアラブのお金持ちが多いのかと思ったら、 実は・・・・・  イギリス人 だって～  まあ、サッカー選手のベッカムも別の島を買ったらしいし。  憂鬱で暗くて長い冬のヨーロッパを逃れ、ドバイでの楽園生活。 また、ドバイの灼熱地獄シーズンになれば、ヨーロッパの「まっとうな夏」に逃げ帰る。   そして、そんなお金持ちの方には  もれなくドバイ特製「永住権」が付いてくる？  お金持ち優遇のこんなサービス、ドバイならでは。  どう？ ・・・・・考慮してみる？  

  2006.08.14

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  駐車場に気をつけろ！

  車で出かけたとき困るのが駐車場。  といっても、ドバイではほとんどの駐車場が無料だし、特定の場所をのぞき、駐金も取られることがないから、困ることはないのだ。  が・・・・・・  この灼熱地獄シーズンに関しては屋内駐車場はまだしも、屋外駐車場では日陰スペース争奪戦になる。  直射日光下に止めた車に戻ったら・・・・・  あっつっつ～！！ ハンドルは燃えるような暑さで握れず、シートベルトのバックルで火傷寸前、車内においたミネラル・ウォーターはお湯、女性用のリップクリームも溶けている・・・・  てな状況なので、無防備に止められません。  少しでも陰のある場所を探さなければならない。    さて、ドバイの交通マナーの悪さは、自慢じゃないけど自慢できるほど凄く、国連の統計でも悪評を得ている。  車線変更の指示器も出さずにものすごいスピードで追い抜かして、横入り、 接触事故なんかしょっちゅう、  信号が青に変わるか変わらないうちにクラクションを鳴らすせっかちドライバー、  ドバイ警察の１日における交通違反の罰金収益は一日で１ミリオン・ディラハム（約３千万）、  ドバイの死因ナンバー２は、交通事故。  こんな恐ろしい状況のなか、駐車場でもマナーのなさ加減が目に付く。 車の下をご覧ください。  白線内を超え、堂々はみ出し駐車。 ドバイではよく見かける光景。  また、別のパターンとしては、 ２車両が止められるスペースにわざわざ１台を真ん中に止めているヤツ。  考えてみるに、理由は、多分こうだ。  「僕は、（例えば）体も大きいし、車も大型車に乗っているから、狭い駐車スペースで出し入れ、乗り降りするのは極めて不快だし、 そのほうが他の車と接触が避けられるじゃないか。  それに、駐車スペースは他にないわけじゃないんだし、白線内にきちんと止めるなんてめんどくさい。 ちょっとくらいはみ出てもたいしたことない」    ・・・・か、どうかは知りませんが、 そうとも取れるこの態度。  実際、こういう車のために、隣にスペースがあっても止められないんだから～  あの～  交通マナーは他人への配慮も必要じゃないの？   私たちにもこんなことがあった。 車を買った当時、２車両が止められるスペースに止めていた。 一応、用心のため 隣人の車が入りドアを開けても接触しないだろう程度の距離を想定して止めていたのに、 あるとき、私たちの車のドアにちょっとした凹みがあるのを見つけた！！  やられた～ぁ・・・・・・  だいたい隣りに車があるのに、 凹みが出るほどドア、開ける？  まったく隣の車が目に入らないらしい人がいるらしい。  それ以来、必ず、仕切りのあるスペースに止めるようにしている。  また、ある場所では、 車を出そうとしているおじさんの車が隣の車のバンパーを擦っているのにそのおじさんは気が付かず、車を移動させていた・・・・・   いや、私たちだって、他車との接触が嫌という理由で、２車両スペースに止めることもできるけど、  ・・・・やっぱり できないよね～  あ、ちなみにマナーが悪いのがドバイ人、とはいえない。世界、２００カ国から出稼ぎにやって来ている人口の８０％を占めるガイコク人がマナーを悪くしている場合もあるからで、 十分交通マナーを学習していない人もたくさんいる、と思われる。     

  2006.08.04

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  噂のあの人

  今日、ガソリンスタンドで洗車をしていたときのこと。 夫が、会社の同僚らしき人を見つけた。 それから二人は立ち話になった。 外は相変わらず暑かったので、私はコンビニに入って時間をつぶしていた。 洗車が終わっても、彼らは話し続けていたが、 しばらくして話は終わり、同僚と夫は別れた。  あとで夫の話を聞いて、私は・・・・・ びっくり！！   なぜかというと、 彼は、夫と同じホテルでセキュリティの仕事をしているのだが、 彼は、その前にはアフガニスタンの首都カブールで 要人の護衛をやっていたらしい。  しかし、ドバイは彼には合わない、というので、 イラクに戻る、 というのだ。  えっ！！ アフガニスタン、イラク・・・・  ですか・・・・  彼は、どうやら戦場を生き延びてきた強運？の兵士であるらしい。  イラクに戻る、というのも以前はイラクで護衛をしていたようだ。  もちろん、お給料も待遇もよいらしいのだけど、命の保証は・・・・ というのは別問題ですよね。  ま、そういう人もいるんだわ～  ちなみに彼はユーゴスラビア人。   さて、 先日、ドバイのエミレーツ・タワーに行ったときのこと。 その日は金曜日だったので、ビジネス客の多い、そのホテルはひっそりしていた。  何気にスタバでお茶をしていたとき、何かの拍子に夫が、覗き込むようにして席をたった・・・・・   どうしたのか？ と思ったら・・・・・  シェイク＝首長（ドバイで一番偉い人）の護衛が数人、スタバに座っていてお茶を飲んでいて、 奥まったソファには ・・・・・シェイクがいるらしい。   え！   あの、最近ではご自身の考えを書いた本もお出しになり、国民から慕われ、偉大なる存在のシェイクさまが、  スタバでお茶・・・・・  夫はシェイクさまの護衛を覚えていたので、間違いないらしい。   どれどれとのぞいて見たのだけど、護衛がじろ～っと見ていて、 やらしくて見れない・・・・・・  サインなんぞいただきたい・・・・、なんて無礼なことを考えたのだけど  そんなミーハーなことできるわけない！ってな感じで  結局、シェイクさまを拝めずにスタバを出てしまった・・・・・  あんな人でもスタバにいらっしゃるなんて・・・・・ 庶民的だわ～。  で、 話は変わるのだけど、 ドバイでは砂埃がすごいので、ついに空気清浄機を買うことにした。   ドバイでは、こんなに空気が汚いのに、空気清浄機はあまり流行っていないらしい。  置いてる店も少ないし、こういう商品といえば、日本 というのか、さすがに日本製品は売っていた。  プラズマクラスターといって除菌イオンで清浄するらしいのだけど、 なんと、先ほどのシェイクさまご一族もご愛用とのこと。 え？おそろい？ 一気に５０台、ご注文されたそうな。  使い心地としては、 空気がクリアなので、食べ物の匂いも新鮮に感じるし、ひんやりした空気も心地よい。  砂埃よ！これでおさらば～ ・・・・か？        

  2006.08.01

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  DXB発　SLH行き

  DXB　→　SLH　って、どこ行きか知ってます？これは、今月号「タイムアウト」（雑誌）のタイトル。  ところで、このレッテル、見たことあるような・・・・ 旅行に行くときに、チェックイン・カウンターでスーツケースに貼ってもらうタグです。 ３文字のアルファベットが発着の空港名になっているのですが・・・・・ DXBは、「ドバイ」を意味するんだけど・・・SLH・・・・ってどこだ？   つい最近、 ドバイは滅多にない「曇り」日になり、 強烈な太陽の日差しも少しは おさまるかと思ったら・・・・  大間違い。  実はこれ、砂の影響。  砂で地上の熱波が閉じ込められ、ビニールハウス状態。 そして視界もかなり悪い。  こんな日に外出するとのどが痛くなる。 つまり、砂の中にいるようなもんだから のども砂っぽくなるんだろうけど。   さて、気温も今月からどんどんあがり、４５℃に届くか、届かないかという感じ。  うちのマンションだけなのかほかのビルでもそうなのかわからないけど、 温水器のスイッチを入れたままにすると とんでもないことになる。  いや、スイッチ入れてなくても 熱湯が出てくるのである。（正確には、かなり熱いお湯だけど） 熱い～ったらありゃしない。 シャワーですら、温水器なしでも熱湯ですよ！  シャワーすらおちおち浴びれません！！ なので、出しっぱなしにするとどんどん熱くなるので、 早いうちにシャワーを浴びるか、いったん止めてはまた出す・・・・ という感じなのです・・・とほほ。   そんな困った事情になるのですが、 話は戻って、 先出の「SLH」について。 実は、気付いた方もいると思いますが、文字の下にある「Somewhere Less Hot」の略でした。 ま、SLHは空港名ではなく、 灼熱地獄のドバイを抜け出してどこか涼しい場所へ・・・・ってな意味。 そんなものがあるなら行きたいところだけど、  ほんと、この暑いドバイでは、行くところに困る。  外を出歩く、なんて無謀行為はできないし、 ドライブだって車がこのアスファルトの熱気に耐えられる保証はない。   ビーチも強烈な紫外線を浴びるのは危険行為。（こんなときでもヨーロピアンはビーチにいる） モールは確かに避暑地にはなるけど、いらぬ買い物をして不経済。   で、この雑誌によると、 映画、ナイトライフ、食べ物、   というドバイ的過ごし方のオススメがあるんだけど、  その映画とは、「スーパーマン」で、 ナイトライフは、「Josh Wink」というところで、 食べ物は「飲茶」がおすすめ、ということになる。  ん・・・・・・ どれもあまり面白くないな～  だいたい映画館は冷房ガンガンで寒すぎて冷房病になりかねないし、 ナイトライフ・・・って独身者ならわかるけど、 食べ物だってこの時期は消費エネルギーより摂取カロリーのほうが上回りやすく不健康。   まあ、SLHとは つまるところ、 「インドア」（冷房が効いた室内） っていうことか・・・・・      

  2006.07.30

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  午前４時の騒音？

  毎日のように新聞をにぎわせているレバノン情勢。 心の痛むニュースばかりが繰り返され、 平和も人道主義もあったもんじゃない。  ドバイには多くのレバノン人たちも働きに来ていて、家族などが被害にあった人もいるのだけど、 そうした被災者のために、ドバイは一生懸命、援助活動をしている。  テレビのコマーシャルでも街頭のポスターにも援助を呼びかける広告が出ているし、 民間からも多くの援助が寄せられている。   そうなんですよね。 実はドバイは、世界一とかたいそうなビルばっかり作っているわけじゃなくて、  困った人がいたら手を差し伸べる、 そんな人道的なところがあります。  これは、こういう場合だけではなく、 普通に暮らしていても人道精神？にあふれた民間人がよく新聞に出てきます。   さて、話は変わって、 最近、私たちがちょっと悩んでいることがあります。  それは何かというと・・・・・ 家の近くにあるモスク。  モスクといえば、当然、モスリムさんたちのお祈り堂なんだけど、  これが、朝の４時から大音響で、  アァ～～～～～～～～～♪  ハァ～～～～～～～～～♪  とか、いって「コーラン」が流れてくるのだ。  それも、毎回同じなので、 テープ？ かどうかは、知りませんが、 最大ボリュームじゃないかと思われるほど大きい。  お祈りタイムは決まっているので朝の４時であろうが関係ない。   でも・・・・・朝の４時って、モスリムじゃない人はどうすりゃいいのよ・・・・  これでたたき起こされる。  ショッピング・モールでも 最新のトレンド商品が立ち並び、オシャレなショップがあろうとも、 お祈りタイムになると、モール内には「コーラン」が流れてくる・・・・・・   で、 この家の近くのモスクなんだけど、 夜になるとライトアップされるのはいいんだけど、 色が・・・・・ 緑・・・・・・  なんだか怪しい光を放ってる、 と思ったら、モスクだった・・・・。  お祈りタイムになるとどこからともなく車を飛ばしてくる人、走ってモスクに直行する人、 いろいろいるが、  とにかく 人道的なドバイの市民は ここから始まる。  そして、 レバノンのため、 平和のために  祈る。      

  2006.07.27

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  地上１００階マンションの値段

  世界で一番高いビルが「ビジネス・ベイ」といわれる場所にただいま、建設中であるが、   天にも昇る勢いでそびえ立つそのビルの名は「Burj　Dubai」（バージ・ドバイ）といわれ、今のところ公表されている高さは、７００メートルだが、 おそらく８００メートル以上はいくと見られている。   さて、この「歴史が変わる」とまでいわれているビル、いろんな施設が入る予定なんだけど、 なかでも１７階から１０８階にかけてはマンションになる。  そこで、まだ完成は２年先（２００８年）なのに、 そこにある８００室ほどのマンションは、 すでに完売！！   しかも、売り出されてから な、 なんと ８分で売り切れ。  でも、実は、これ、 不動産会社関係なんかが買占め、一般市場ではその値段が上乗せされて売り出されているのだ。  新聞に入っている、住宅関係の冊子があり、そこにそのビルのマンションが売りに出されている。  ガラス張り（かどうかは知りませんが）の部屋からは都会の夜景やアラビア湾が望め、アクセスも便利で最新設備が整えられ、 歴史も変わる、世界最高層のビルに住むというステイタス。  はたしてその値段は・・・・・・ （どの階層に住むか、どの眺めになるかでも値段は変わる。）  まず、低階層、１０階のお値段。 ２ベッドルーム（１２４４スクエア・フィート）オールドタウン・ビュー１、７４７、７３４　ディラハム　（約５２００万円）  次は、中階層の５２階。１ベッドルーム（１０９６スクエア・フィート）オーシャン・ビュー ２、４８３、８２９ディラハム（約７４５０万円）  では、最高層ほうの、８３階。 ２ベッドルーム（２３８８スクエア・フィート）アラビアン・タワー　ビュー ８、０５０、８２１　ディラハム　（約２億４１５０万円）  でもね～、 実際、このビルに住むのはスゴイことかもしれないけど、 年中砂漠の影響で、砂埃がすごいのに、 XXX・ヴューとかいって、ほんとにどこまで見れるのかな～  あのアラビアン・タワー（３００メートル）の最上階レストランでも、 曇った海しか見えませんでしたけど・・・・・ 冬には霧も出るしね～  あと、バルコニーはありませんよね。  あったら、大変なことになる。絶対、外、出れませんね。 突風に煽られ、危険。   となると、 窓から見える景観そこ、売り物。  でも、砂埃ですぐにどこもかしこも汚れてしまうドバイで、このビルの窓清掃、 大変よね～  と、いろいろ考えてしまうのだけど、 まっ、 お金持ちには関係ないか・・・・・・    

  2006.07.23

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  スーパーマーケットにて

  ドバイのスーパーには世界中からの食材が集まっているのだけど、 だいたいローカルの食材は安くて、輸入食材は、モノ、国によって値段が変わる。  ドバイで買う食材はドバイ産（UAE産）だけではなく近隣の中東諸国からの輸入も多い。  砂漠の多い土地でどんな食材が育つの？ って思う人もいるかもしれないけど、 中東は何も砂漠地帯ばかりではない。 山岳地帯もあれば畑もちゃんとある。  それに、アラブ料理の本には 食材は豊富？？？ とまで書いてあるのだけど、 これはね～ あるにはあるけど、 質は・・・・・・・ やっぱりいいとはいえない。   というか、 え～！！ こんなの、売っていいの～？（安いけど）  というものがある。    例えば・・・・ パプリカ。 どれも、 大きい、ふぞろい、ときに　泥つき、ときに　シワつき（鮮度がない） ときたもんだ。 １キロ買っても、４０円くらいなのだけど、 選ぶの大変。 こういった野菜の前ではかならず足止めを食う。 品定めは簡単じゃない。  さらに、てんこ盛りの場合は、品定めは困難を極める。  だって、選ぼうとしてあさろうものなら、 斜めに積んでるせいで、 下から上から品物が転げ落ちてきて、 床にドンドン落ちる。 売り物を落としていると思われても分が悪いので 選ぶ前に よ～く見極める。  パック入りもあるにはあるのだけど、欲しいだけ入っているとは限らない。  ちなみにこれはヨルダン産。  こういう品種は、さすがにスウェーデンのスーパーでも売ってない。  パプリカ以外にもすごいネはある。 写真でお見せできないので残念ですが、 UFOみたいなキャベツとか、 瓜のようなナスとか、 要するにとてつもなく大きい種類がある。  あと、おもしろい品種というのもある。 これは、桃の種類。四角くくて平たい。 ドアのノブに似ているので、ドアノブ・ピーチ、みたいな名前がついている。 ヨルダン産。   それから、最近見つけたのだけど、これ。  柿。 日本の柿と似ているけれど、ニュージーランド産。 でも、ちゃんと「KAKI」という名前で売られている。 スウェーデンでも柿は売られているのだけど、小さくて色がもっと黄色がかっている。でも、ヨーロッパからの輸入品種。 とにかく、まだたくさんあるのだけど、また機会があればご紹介したいと思います。      

  2006.07.22

• カフェの光景

  コーヒーを世界で最初に飲料し、そのカフェインのせいで、お祈りの最中に眠たくなるのを防ぐ薬として利用していたアラブだけど、  アラブでは紅茶よりコーヒーを飲み、 しかも、社会的つきあいの飲み物らしい。 （まあ、アラブでは禁酒ですからね。）   それも・・・・・ 男性の。    伝統的には、コーヒーをつぐ順番も、 家長や長老から始まり、女性、子供は最後。   ところで、 ドバイもほかの都市と変わらないほどカフェがいたるところにあり、 さすがに灼熱地獄シーズンはオープン・カフェには閑古鳥がやってくるが、 冬場や地獄が去った頃の夕涼み時期は、オープン・カフェは大流行。  都市化が進み、欧米のフランチャイズ・カフェが乱立し、カフェ市場も競争激化、 という感じだ。  催事場ではすぐ外にはカフェがあるというのにわざわざ中にまで特設されたり、 コーヒーショップでもない店に買い物客用のお休憩場としてカフェがあったりする。  その中で、ちょっと違う光景。  ドバイでは 男性同士でカフェにたむろう率（または家族で女性同伴）  ＞ 女性同士がたむろう率  なのだ。   あるモールの光景なんだけど、そのモールの入り口の先にはスターバックスがあって、 昼間でも白装束の男性客で満員。   そこにヨーロピアンの主婦たちが混ざってお茶をしている。  男性がカフェに行き、男性同士の語らい、社会的付き合い、ビジネスの話、 それはわかるのだけど、  ローカルの女性たちは・・・・・？（彼女たちはちゃんと買い物にきているのに。）   飲むのは 思いっきり「スタバ」だけど、(いや、アルマーニ、そのほか有名デザイナーのカフェもあるんだけど） いらっしゃるのは殿方。  ドバイのカフェは・・・・  西洋化してる？してない？  

  2006.07.18

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  ドバイには安くて美味しい和食がある

  ドバイの日本食は、けっこう美味しいほうだと思う。 海外の日本食は「高い」場合も多いし、日本人経営でもない限り味が変わっていることもある。  なので、美味しい和食が食べたい、と思ってもあきらめて 「なんちゃって和食」で我慢するか、自分で作るしかない。  海外に住んでいるとそのうち和食が遠のいて、思い出さなければ食べたいと思わない、 という感じになる。   でも、ドバイはホテルのレストランでも、値段と味は一致するし、ショッピング・モールのフードコートなんかでも庶民的で安くて美味しいところがある。  海外だと日本食は 寿司だけなのか？ または、 こんなんだったっけ？  なんていうのが多いし、 寿司がそれほど好きではない私は もっと普通の家庭料理っぽものはないのか？といつも思ってしまう。 ならば、自分で作れ、ともいうけど、 そこは、いくらドバイでも日本食材は高めだし、外食したほうが安くておいしい場合もあるのだ。  最近行った、このレストランは、寿司だけでなく家庭料理もやっていて、なかなかおもしろかった。  「Sumo」という名のレストランで、文字通り、日本の相撲からきている。 壁には関取の絵が描かれた布が張ってる。  日本人が経営してるとは思えないけれど、 メニューはけっこう多めで、日本の定食屋さんみたいな感じ。  ここには・・・・・・・ なんと日本の「カツカレー」と「天丼」まである。  私たちはまず、前菜に巻き寿司と、  寿司の周りに天かすがつけてあるのは初めて見た。 食べると、天かすがカリカリして歯ごたえがあり、寿司に天かすの味がプラス。  そして、麺類好きの私は、迷わず・・・・・・ 焼きそば。 焼きそばもソースが「ちがう～！」っていうものも多いんだけど、 ここの焼きそばは日本の焼きそばとほとんど同じ。 見た目はそんなに豪華じゃないけど、これでいいのだ。所詮、値段は約６８０円、定食屋。  夫は、 さっそく「天丼」をオーダー。（写真は撮ったはずなのに、映ってなかった・・・すみません）  ご飯が少し硬めだったらしいが、天丼をたべれるところは少ないから許せちゃう。   また、「Ibn　Battuta　」というショッピング・モールのフード・コートには、安くて美味しい和食がある。  店の名前は・・・・「Sugoi」（スゴイ）とかいうんだけど、 ここに「野菜入り焼きうどん」があって、これがまた麺が 「讃岐うどん」かしら？ と思うようなCHEWYな麺で、味も「郷愁日本」だ。 値段はたったの２８０円！！（シェフの夫もかなり気に入っている） テイクアウトも出来る。 ちなみにここの寿司セット。  日本のお惣菜コーナーに売っているのには劣るけど、 スウェーデンなんかに比べたらかなりマシである。 これで約９００円かな。(ちょっと高いけど・・・） 天ぷらも売っているので、買ってきて、家で天丼も作れる。  グルメの街ドバイなら食べたいときに和食が食べられる。  

  2006.07.17

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  有名ブランドの大セール

  別に特にブランドものに興味はないけれど、 ドバイでは 有名ブランド（本物）が普通、ありえない価格でセールになることがある。   ので、どちらかというとそれに驚く。  ドバイで有名ブランドを専門に扱う「パリス・ギャラリー」という店があるのだけど、 そこの商品があるイベントホールにいっせいにまとめられて５０％～７０％になる。  というわけで、ちょっと見に行ってみた。  広い催事場には有名ブランドの靴、バッグ、時計、貴金属、香水、コスメなどがずら～っと並べられ、 すべてセール。  多分、去年モノとか、売れ残りとか、なんだろうけど それにしても ・・・・・安い！！   こんな値段でいいの～？  って感じ。 例えば、OOグナーの１００％カシミアコート（ロング）が １８０，０００円　→　３６０００円とか。  ドバイの時計屋さんでよくみかけるデザインといえば最初はそのすごさに驚いたけど、  最近は、こんな時計もいいかな・・・・・なんて思えてくるから恐ろしい。（買うかどうかは別問題だけど） こんなのとか・・・・  こんなの。 腕の周りよりはみ出るくらい大きくて、ダイヤがこれでもか～って散りばめられ、 憎らしいほどSHOWYなこのデザイン。  実用性に欠け、まわりの目を釘付けにして嫌味な印象さえ与えかねないけど、 こんなのもセールになっている。  けど、 やっぱり 買うにはか～なり勇気がいる。   ○ィオールやシャ○ル、○ェンディ、その他、有名ブランドもゴージャス・ダイヤ使用の時計をわざわざアラブ地域用に出しているのか？と思うほど、 よく見かける。   でも、   アラブ人の中には、宗教服にこんなガンガン・ダイヤの時計をしている人がいて、  それはそれで「ドバイ」らしくていいのだけどね～。   

  2006.07.15

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  肉は愚者の食べ物？

  アラブの料理にもいろいろな地域性があるらしいが、ドバイはレバノン料理が主流らしい。 レバノン料理とは、文字通りレバノンで食べられていた料理であるが、特徴を挙げるなら、 野菜を多く使った料理である。 で、 どんなもの・・・  っていわれても、 以前、ブログでもアラブ料理について書きましたけど、 まるで、畑からそのまま取ってきたものを洗って、皿に並べた 野菜の取り合わせ　→前菜とか、 ひよこ豆やナスのピュレーとか、ハーブ、野菜を刻んでオーリブオイルやレモンで和えたもの、   なんかが多い。  メインコースでも、野菜のグリルとかね。  ベジタリアンの私としては嬉しいんだけど、 野菜が多く使われているレバノン料理がちょっと意外だった。  だって、濃いめのアラブ人から想像したら、  なんか・・・・ あっさりしすぎてる？  まあ、宗教上の理由で、 料理法や食材に制限があるから、料理もシンプルになることもあるみたいだけど、 でも、なぜ、野菜が多い？    そこで。  ここからはちょっと歴史です。  オスマン帝国が国連によって、２分割されたとき、レバノンがフランスの支配下になり、レバノン料理もフランスの影響を受けたわけです。  で、  レバノンには多くのキリスト教徒も住んでいたのだけど、 断食はなにもイスラムだけでなくキリスト教にもあるらしいじゃないですか～  イースター（復活祭）の日曜日を除く４０日間前から始まるもので、これを、 四旬節（レント）といい、  このレントでは、愚者の食べ物とされる肉や、卵・牛乳なども禁止されたとか。 魚介類とか豆類（野菜）はOKだったらしいけど。  これで、結局、このクリスチャンのレントに対応するために野菜を取り入れたものが多くなったとか。   今は、レントの習慣も飽食化して半減している・・・といわれているけど、 今も断食する人いるんでしょうかねえ・・・  うちの夫はクリスチャンだけど、聞いたことがないんだが・・・・  まあ、とにかくこういう経路らしいです。  ちなみに、このレント期間中は、食事は１日一回、肉類はダメ！  それにしても、肉は愚者の食べ物だった、とは。 まあ、キリスト教での話だけど。  アラブ料理だけど、たどれば・・・・・ キリスト教の影あり。  

  2006.07.13

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  パンはナイフで切っちゃいけない！！

  先日、買った「Middle Eastern Kitchen」という本に、 パンはナイフで切っちゃいけない！！  と書いてある。  えっ。 そうだったんですかぁ・・・・  ・・・・もちろん、アラブ料理でのパンの食べ方なんだけど。  どうしてかっていうと、 アラブでは、パンは神様の贈り物。 伝統的には手でちぎって食べる。  それに、ナイフを入れて切ろうものならば、 神からのお恵みにそむく行為とされる。   アラブ料理の基本、ピタ（PITTA）ブレッドは、手でちぎって食べる。  ピタブレッド　↑  そして、落ちたパンは、けっして捨ててはいけない。  ・・・・で拾って食べろ！  というわけではないけれども、  脇に置く前に、 罪をあがなうように、 唇と額に、その落ちたパンを持って行き、  「すみません、 私の不注意で落っことしました・・・・」   と、言うらしい。  ほんとかな・・・・？？ もったいない、というのはわかるんだけど。  古くなったパンでさえ、それを料理に使うために多くのレシピがあるという。 パンは神聖な食べ物なんだ。  あと、アラブでは、魚介類は、すべてグリルする。 生で食べない。  日本の刺身・・・ ありえません。 煮る、蒸す・・・・・ ありえません。  とすると、やっぱり必然的に料理方法は限定され、ワンパターンになりやすいかもしれない。  アラブの魚料理では 「Hammor」（ハモール）というハタ科の白身魚のグリルが有名だけど、 スーパーでも安く売っている。  味は、淡白で食感も柔らかめ。 私はよくピカタにして食べている。   また、ヨーグルトは、アラブ料理のベーシック・アイテム。 こちらで売ってるローカル・ブランドのヨーグルトはどこで食べるヨーグルトとさほど変わらないのだけど、  ひとつだけ、絶対、食べれない（というか、飲めない）ものがある。   それは・・・・・ アラブ式「飲むヨーグルト」。  アラブではヨーグルトは「LABAN」（ラバン）というのだけど、 飲むヨーグルトにも「LABAN」と書いてあってヨーグルトには違いないのだけど、  この「ラバン」・・・・・  最強にマズイ！！   だって・・・・・ 「塩入り～」なんだもん。  ・・・ていうか、  これは、ヨーグルトというより 塩入り牛乳じゃないの～   スウェーデンのリカリッシュ（黒い塩味のお菓子）もけっこうマズイ（日本人はたいてい食べれない）けど、 これをさらに上回る。  緑茶・ウーロン茶に砂糖を入れる、 ガイコク式飲み方に 気持ち悪い～ といっていてはいけません。 試しに、お家にある牛乳に塩を入れて飲んでみてください。  簡単にアラブのヨーグルトが体験できますよ～   

  2006.07.11

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  アラブ料理への疑問

  昨日のワールド・カップは、イタリアン・ビールを飲みながら観戦した。 このワイン・ボトルのようなビンに入っているビールは、「Super Baladin」といって、イタリアでも最も優れたビールと賞賛されているらしい。 それは・・・・・・ 一口飲んで、 ・・・・・納得いたしました～   アンバーの濃い色に、アロマの香り。  そして、ワインのように、アプリコット、バナナ、アーモンドのフレーバーが混ざり、モルトの味と微妙に絡み合っている・・・・・  ワインのように・・・というか、ワインのようなビール。  で、アルコール度数は８％という、けっこうしっかりした味である。   さて、昨日、ブログに書いた「料理競技会」に、アラブ料理部門がある。   もっとも、アラブ出身の若手料理人がそれぞれのアラブ料理を作って競うのだけど、  私はそんなにアラブ料理を知っているわけではないけれど、今までアラブ料理を経験した中から、アラブ料理にある疑問を持っている。  それは・・・・・・  どこで見るアラブ料理も内容が同じ・・・・・。    要するに、出てくるものが作る人による味こそ違えど、  パターンが決まっている。 伝統的なメニューが未だに変わってないような・・・・・  そりゃ、日本料理の「寿司が寿司」以外、変わりようがないように、 アラブ料理のアイテムも変わらない、 ということなのだろうか。  でも、海外の寿司はまあ、別問題だとしても、日本の寿司だって、斬新なネタに変わったりすることもあるではないの。  食文化というのは、変化すると思うのだけど。  たとえば、地中海料理がアメリカ西海岸に渡り、アジア文化の影響を受けながら、カリフォルニア料理になったように。  または、 アラブ料理は西洋料理に比べてバリエーションが少ないのだろうか。   そこで、私は、本屋でこんな本を買ってみた。  これは、一見料理本に見えるのだけど、ちょっと違う点がある。  それは、 アラブ文化の視点から、アラブ料理を解説し、アラブ食材の知識、アラブ料理での使われ方、のほか、 もちろん、レシピも載っていて、 なかなかおもしろそうだ。 アラブ料理への疑問が解けるかな・・・・    

  2006.07.10

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  料理を食べた迷惑な人

  砂漠都市にスキー場があるというので、かなり有名になった「モール・オブ・エミレーツ」（ショッピング・モール）。  ここで、夏の催しとして、 料理競技会が開かれました。  これは、ドバイのいろいろなホテルの若い料理人が参加し、技を競うものなのですが、 その競技会でメダルを獲得するとそのホテルの評価にもつながるし、若手の料理人の励みにもなります。 決められた各料理のジャンルで、決められた時間内に調理し、料理は審査員と鑑賞用に２つ用意されます。  そこで。  楽しみに行ってみたら・・・・・・  今年はなぜか展示方法が変わっている。  ・・・・・これは、去年の話。  もちろん、プロのシェフが料理したものではないにしても 美味しそうな料理がたくさん並んでいれば  思わず・・・・・  手を伸ばしたくなるぅ～  というのは、わかるけれども、  なにも  それを  取って・・・・・  食べるな～！！！    「展示用」として、テープで囲ってあるにもかかわらず、  食べてしまうバカものがいたらしい。   しかも、展示用に使われているホテルのお皿まで持っていったものもいるとか。  サルじゃないんだから～ 頼むわ・・・・  要するに、料理の採点妨害が起き、参加者も大迷惑。  おかげで、 今年は 展示用テーブルのまわりはるか遠くからテープが張り巡らされ、近寄れないようになってしまった。   テープ越しに身を乗り出しても すばらしい作品はほとんど見れない。 どうなっているんだ～っ  これじゃ、鑑賞用の意味がないじゃないの～。   ・・・・って、わけで、あんまり見る気も起こらないのだ。 立ち入り禁止のテープ越しにこれだけ。 しょぼい・・・・ 中央に飾ってる料理なんて豆粒ほどしか見れない。  やっぱり納得いかんわ～。 （立ち入りできるのは、ホテル関係のシェフと参加者のみ） 夫よ、君のシェフ・ユニフォームを貸してくれ。なりすましで潜入してくるわ。 

  2006.07.09

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  買い物の間にこんなサービス

  慣れるというのは恐ろしい。 灼熱地獄の暑さも、慣れてくると 「あ～～、暑いけど、こんなもん？」 な～んて、暑さに麻痺してくるのか、去年ほどそのすごさを感じなくなった。 「え？今日はたったの・・・３８℃？」寒いじゃ～ん・・・・・？？？（ってジョーダンだけど）  なんて感覚で、４０℃以上あっても驚かない。  もちろん、ちょっと外にいるだけでも汗が滝のように流れてくるんだけど、 最近は、その汗の出方も遅くなってきた。  さて、実は暑いドバイなんだけど、この暑さのなか、 こんなサービスがある。 ショッピング・モールに行くと駐車場で見かけるお兄さんたち。 彼らは何をするのかというと、 「車の掃除」  お客が買い物してる間に車の掃除をしてくれるのだ。 試したことは一度もないが、わざわざ洗車に行かなくても買い物してる間に 「はい、終わり」。 便利じゃありませんか。  しかし、もっともこれは、外だけ洗車のよう。 ドバイでは、たとえ１週間でもすぐに砂まみれになってしまうし、砂がトラブルのものとになったりするので、 まめな洗車は必要。 で、 ドバイ在住のみなさんの車は意外にきれいなんですよ～ ちなみに、このサービスがいくらかというのは、ガソリンスタンドの洗車は６００円程度だから、安いと思われます。  それにしても、掃除のお兄さん、うだるような駐車場での洗車、 ごくろうさま～    

  2006.07.08

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  H＆M　in Dubai

  H＆M（Hennes and Mauritz)といえば、スウェーデンのお洋服ブランド。今や、家具ブランド、IKEAと並ぶ国際ブランドになっていて、スウェーデンでも注目の会社です。 このH＆M、ついにドバイにもやって来ることになりました。 オープンは９月。しかも、２店舗も。 IKEAの商品同様、 安くて、シンプルで使いやすく、トレンディでありながらも実用的でスウェディッシュの合理的精神が生かされている。 スウェーデンでは、若い子からオバサンまでご愛用なのだ。  ・・・・っていうか。  スウェーデンにあるファッション・ブランドは、無数にあるわけではなく、だいたい決まっているんですよ。  どこのショッピング・エリアにもH＆Mは必ず入っているし、 数十メートルしか離れていない場所にでもH＆Mが何軒か並んでいたりする。  街の人の洋服を見て、 「あ、あれはH＆Mで見たわ～」  なんてすぐわかるのだ。 IKEAの家具も同様だけど。  そんなにH＆Mばかりあってどうするの～ って、思うんだけど、 スウェーデンには同じブランドがいくつもあるからそうなっちゃうのだ。  でも、スウェーデンに帰ると、一度はH＆Mをのぞいてみる。  さて、 買い物王国のドバイになぜIKEAがあって、H＆Mがない～？ なんて思っていたのだけど、 オープンすることになって、 さすが、ドバイだわ～（なにが、さすが？）  この、オープンに際して、H＆Mは、 最近、爆弾の形をした香水ボトルを作ってオスロの空港のセキュリティで引っかかったという話題の有名ブランド、「Victor　＆　Rolf」 が、 特別商品をつくらしい。   今までにも「カール・ラガーフェルド」や「ステラ・マッカートニー」などと提携した商品を作ったりしていてるが、 これがすごい人気だったりするのだ。 今回の商品はどんな感じなのか、ちょっと楽しみ～　 （H＆M ２００６　Summer より） あれっ・・・・・この写真（下）の背景は、ドバイかしら？  

  2006.06.28

• ディスカウント、ここだけの話

  ドバイの生活必需品といえば、サングラス。 強い日差しのドバイには、年中欠かせません。 ちょうど夫の誕生日が近いので、新調しようと思い、いっしょに買いに行きました。 ほんとうは、密かに買って当日渡したいところなのですが、本人が気に入ったほうがいいというのもあるし、  そのときは、 スウェーデンにいる・・・・  まさか、 スウェーデンでは買いませんよ。 だって、 ・・・・・高い。  ドバイで売ってるものはスウェーデンでも買えますけど、 スウェーデンは「税金」高いですからね。  さて、 ドバイで買い物をするとき、セールなどになっていない店頭価格（プロパー）のものは 密かに割引をしてくれます。 密かに、というのは、おおっぴらには表示されていないし、ディスカウントは店によって違うから。  もちろん、スークなどで、交渉してから値段が決まる場合もありますが、 一般のショッピング・モールなんかで 値段はちゃんと付いているのに 買うかどうか、 となった瀬戸際に、 お店の人が 「ここからXX%安くしときますよ」 と、ひと声が出る。 割引率はお店によるが、だいたい１０％から１５％くらい。 もちろん、割引をしないお店もありますよ。 で、 私たちがほぼ決めかけたとき、 お店の人は、電卓を取り出し、 割引値段を計算しはじめ・・・・・  正札価格より、３０００円くらい値下がった。  が、  私たちはいったん、ここで店を出た。 もう一度、考えようということで。 結局は、またその店に戻ったのだけど、 そのとき、 先ほど値段を提示したお兄さんがいなかった。 なので、 別の女性スタッフに、 「あの～、これを買いたいんですが、先ほど、ディスカウントしてくれるといわれて・・・」 と、先ほど提示された割引値段を申し出た。  すると・・・・・  そのお姉さんも、電卓を叩きだし・・・・・ 「XXXXディラハムですが・・・」 と、きた。 「？？？？？・・・・」 それが・・・・ 先ほど提示された値段より、 さらに安くなっている・・・・  なぜだ？ まあ、でも安くなるなら、それに越したことはない と、何も言わなかった・・・・ というか、正確には夫は小声で、「何でさっきよりも安くなるんだ？？」といったが、 お姉さんが品物を箱に入れ始めたとき・・・・・ 先ほどのお兄さんが戻ってきた。 お兄さんは私たちのことを覚えていた。  そして、 このお姉さんときたら・・・・  「もうちょっとディスカウントしないと買わないといわれたので、これだけの値段（もっと値下げ）にしました・・・」 と言うではないの！  はぁ～？？？ そんなことは言うとらん！  値段を表示してきたのは向こうだし、先に提示された値段も正直に言ったわよ～ 私たちはいっさいもっと安くしろ～とも言ってない。 お兄さんも「・・・・・・・」言葉がないらしい。というか、面目がない？  が、 まあ、そんなことはどっちでもよい。  値段は決定しているので、今さら向こうも上げるわけにはいかないのだ。  結果は正札より４５００円も値下がった。→２０％オフ　 店によって割引率が変わるだけでなく、 同じ店でも人によって割引率が変わるんだ・・・・。  最後に、このお店の人が、２０％までの割引はあまりやらないので、 内緒にしててくださいね～ と言った。 あまり多くのディスカウントをやると他の店に体裁上よくない？らしい。 「ここだけの話」といわれても・・・ ありがとう・・・・ としか言えないのだけど。 それにしても、いくらになるのかわかりにくいわね～ 注意スウェーデンでは、正札を見て、ここからいくら割り引きになるか考えることはできない。    

  2006.05.11

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  冷房付きのバス停で・・・

  スウェーデン行きの日まで、あと４日となりました。 今日、たまたま私のブログを訪問してくださった方、そしていつも足を運んでくださる方、どうもありがとうございます。 なんだか名残惜しいドバイですが、離れるのは１ヶ月間ですし、 出発までできる限り更新したいと思いますが、 あちらに行ったら、スウェーデンのことも、できるだけみなさんにご紹介していきたいと思っていますので、 どうぞよろしくお願いします～。  さて、今日のドバイの「世界初」プロジェクト。 それは・・・・・ バス停に冷房付きの待合場ができる。 一年の大半が暑いドバイ。 バスがなかなか来ずに、せっかく来たと思ったら満員で素通りされることもある。  そんなバスを辛抱強く待つにはこの暑さはあまりに厳しい。 そして、これから夏の季節は、天然サウナになる屋外でバスを待つお客は減り、 バス産業も閑散？ と懸念され、 いよいよバス停に冷房付きの待合場が登場するのです。（ガルフニュースより）  こんなモダンな仕上がりになるのか、ちょっと期待したいところですが、 そこで・・・・ 疑問。 冷房付きの場所ができるのはいいんだけれど、 「ああ～、私乗ります～！」と タクシーでもないのに 手を上げないと止まってくれないことが多いバス。 他に乗客がいればいいが、ほかの乗客がいたとしても、乗るかどうかわからない微妙な場合もある。 そんなとき、 やっぱり、頼りになるのは「自分」だけ。とりあえず手を上げてみよう。  でも、この場所が出来ることにより、こんなことはないか？ 待合室の中に入る　→おっ、私の乗るバスが来た　→待ってる人がいっぱい　→すみません、ちょっと・・・ど、どいて～　→ （出るまでにゴソゴソしている・・・・・） あるいは、 ああ～　バス、なかなか来ないわね～　→新聞でも読むか（今までは暑くてそんなことできない）　→バスが来ているのに気が付かない　→ ふと、我に返りあ！私のバスが来た～　→ あわてて自動ドアを踏む・・・・・が、 開くのに時間がかかり（自動ドアはすぐには開かない）タイミングを逃す・・・・・  シュ～～～～　（え～他に誰も乗らなかったのね～）  と、 バスが通りすぎる。 こう見えて、ドバイのバスはけっこうなスピードで走っている。    まあ、涼しいところなら、待っても問題はなさそうなんだけど、 ただでさえ、渋滞がひどいドバイでいつまでもバスを待つほど暇なことはしていられない　　・・・いくら私でも。  よって、このバス待合室にもテクニックがいると予想される。  それから、 待合室が人で一杯、という意味のなかには、通行人で涼みに入る人もいるかもしれないし、バスに乗りもしないのに 待合室は満員・・・・・ なんてこともありえそう。 また、 暑いなか、バス停まで歩いて来た人は、当然、汗をかく・・・・ 汗をかけば 汗臭い・・・・・  真夏のバスが汗臭いように待合室も汗臭いのか？     最近は、車があるので、バスは乗ることもなくなったけど、 どうせなら、 日本のような「もうすぐXXX行きのバスが参ります～」っていう案内、つけてはどうかしら？  そしたら、出動態勢バッチリで涼んでいられるのになぁ・・・・・  

  2006.05.10

• 人気殺到のお仕事

  夫のホテルでは、観光客で忙しいばかりか、大規模なイベント（５００人とか７００人とかが集まる）が立て続けにあり、  しかも映画の「マース・アタック」ならぬ「シェイク・アタック」（ドバイの首長関連の催し）とわけはわからないがもっともな用語がシェフの間で流行っているほど、 気が抜けない重要な催事も連発。  GWで、日本からのゲストも多かったらしいが、その話をしていたら、 夫は、 「うちのホテルは、毎日がゴールデン・ウィークだよ～　」 と、言うもんだから、 「いいじゃないの～、儲かって～」 とは言うものの、 働く側にしてみるれば、 時に、「いい加減にしてくれ～！！」 と、なるらしい。 突発的にイベントの要請が入るが、連絡ミスで寸前まで知らされない、そういうのに限って大きな団体の遅いディナー予約（夜１０時スタートなんてざら）  そりゃ～やってられませんわ。 そこで、 夫が言う。 「そんなことで怒っていたら、頭がおかしくなる。 平常心を保つためにもいちいち（何で連絡ミスになったとか）考えない」 よって、夫はただいま、長期休暇を前に無心の境地、無言の「マシーン」と化している。  さて、 こんなに忙しいドバイなんだけど、 みなさん、UAE人の人気の仕事は何か知ってますか？ ドバイは人口の８０％以上がガイコク人労働者で、はっきり言ってガイコク人らに支えられて、経済が成り立っているといっても過言ではありません。  なのに、 彼らは、 民間企業は、「給料少ない、労働時間長い、休みが少ない」 と、敬遠し、 その逆で、給料も民間よりはよく、労働時間短い、休み多い安定している政府関係が大人気。 ローカルには民間企業はまったく人気なし。 たった１％ですよ！ローカル人口の民間就業率。 ・・・・信じられません。 かといって、民間でそこそこのお給料をもらうには、大卒とかじゃないと難しいらしい。 要は、 選り好み？ それとも おいしいとこ、取り？  職種はありあまるほどあるけど、公務員しか嫌だ～ よって、失業者がいる。 これはいかん、ということで国が仕事を作ってるんですよ～彼らのために。  もちろん、民間で働くローカルの人もいますし、 特に男性より、女性のほうが積極的らしいです。 それも、民間企業で経験を積みたい、 と、まあ、前向きじゃあありませんか。 女性の就業率も男性の３倍も伸びてるとか。 そりゃ、安定した公務員がいいのはどこも同じかもしれませんが、 それより、 少なくともこれだけのドバイをリードする仕事は何も公務員だけではないはず。 なんか、自分たちの国なんだし、もうちょっとがんばってくださいよぉ・・・・  ちなみに、それじゃあというので、 民間の人気のなさから 条件などを公務員なみに近付けてはどうか、というのもささやかれているようですが、 そんなことしたら、 ドバイの飛ぶ鳥を落とす勢い、落ちますよ～（多分） いいんですか？  

  2006.05.07

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  ドバイ式世界のお取り寄せ

  観光誘致に力を入れているドバイ。そこで、また世界最大級のプロジェクト登場。 その名は「BAWADI」（アラビア語でベドウィン・キャンプ）で、１００ビリオン・ディラハムをかけて（膨大すぎて、計算するのめんどくさい）ホテル街をつくる、らしいです。 １０Km道沿いに、目標ホテルが３０軒ほど建て、総客室数、２９５００室。６５００室を持つ世界最大級の「アジア　アジア」というホテルもできるらしい。  しかし、ね～  ベドウィン・キャンプというならば、その昔、砂漠をさまようベドウィンたちが不毛の砂漠にこんなとてつもない街になると・・・・・誰が想像したでしょう。（いや、今の私たちでも想像できません） ドバイに住んで思うのは、やることが・・・・ ケタ違いすぎ。 でも、 こんな国が実在するんですよね～   そうそう、もうひとつ。  ドバイランドという巨大プロジェクトもあるのですが、ここの中心部に「FalconCity」なるものが出来るらしいのです。このドバイの国鳥？の「鷹」と名付けられた街。 ここには、１７個もの施設があるのですが、 みなさん、 準備はいいですか～？この１７個のリストをよ～く見てください！ １、ファルコン・モール（例のごとくショッピング・モールがまた出来る）　　　　ここには、ショッピング・センターのほか、ファミリーセンター、　　　　屋内公園、映画館もある） ２、テーマ・パーク　＋　ホテル　＋　ショッピング（また？）３、グレイト・ウォール（意味不明、何か巨大なものらしい）４、高級ヴィラ５、究極の高級ヴィラ　（金持ち誘致）６、バビロン・ガーデン７、タージ・マハール（そのまんま）８、スーパー・ベイルート、ハッピー・イエメン　　　（中東都市にヘンな名前が付いている） ９、アーケード・ショッピング・ストリート（まだまだあるぞ、ショッピング）１０、ニューヨーク　＋　ファルコン・エリゼ　＋　ショッピング　　　（ファルコン・エリゼはパリのシャンゼリゼをもじっている） １１、グランド・ピラミッド　レジデンス、オフィス、ショッピング　　　（どうやらピラミッド型のアパートメントらしい） １２、エッフェル・タワー　＋　レストラン１３、ピサの斜塔、＋　ローマ１４、ベニスの街１５、ロンドン１６、スクールエリア１７、セントラル・パーク 以上。 これはまるで１つの街。人も住めば、買い物もでき、働く人もいっぱいいて、学校もある。  でも・・・・・ 気が付きましたぁ？ 世界の都市や建造物が ごちゃ混ぜ。 ラスベガス、真っ青のドバイ式世界のお取り寄せ。 一部の人の中には、すでに「Du－Vegas」ドゥーベガス？（ドバイ　×　ラスベガス）と呼んでる人もいるらしい。 そして、ショッピング・モールも多い。（さすがモール文化の街）  贅沢なヴィラに住み、学校帰りにショッピング。散策といえば、夏は屋内公園、冬はセントラル・パーク。ユニークな建造物を見渡しながら、オシャレなレストランで、 「おお～、ここはドバイ、何でもあるのよ～」 と、彼らは思っているに違いない。  

  2006.05.03

• ガルフ・シンドロームって何？

  ドバイには多くのインド人が住んでいますが、その「ドバイ在住のインド人」のカップルの中にはガルフ・シンドロームにかかっている人たちがいます。 え？ガルフ・シンドロームって？ って思うでしょ。  このシンドロームというのは、ドバイ（ガルフ＝湾岸）に住むインド人カップルに特徴的な、 仕事にかける時間が長いため、カップル間の時間が取れず、コミュニケーションが図れない。 共稼ぎ、または女性が男性より収入が多いと、女性にエゴが出て、カップルの関係に影響する。 ドバイに住むといっても、所詮ガイコク人。彼らが祖国で持つような社会的なつながりがなく、カップル自体が孤立しやすい。 よって、 離婚に至るケースが非常に高いらしいのです。 要するに、「離婚症候群」？  広い目で見ると何もインド人だけでなく、世界中、どこでもどの人種でもこういう問題はあると思うので 特にここだけの現象とは思いませんが、  ただ、ドバイ事情に照らし合わせると、  お店などの営業時間が長く、休みも少ないし、交通ラッシュも尋常じゃない。世界初とか、世界一の大きなプロジェクトの計画もたくさんあるし、観光客もいっぱいやってくるので、 ドバイはとっても忙しい。  まあ、ドバイに住んでいるといっても、所詮、ガイコク人はガイコク人。 別に移住するわけではなくて、働くため、 つまり、お金を稼ぎに来ているのですから、仕方ないですわね～。私たちもそうですが。 かりに、インド祖国で働いていれば、幸せに過ごせたかもしれないのに、 ドバイ（ガルフ）に来たがゆえに、 シンドロームにかかり、幸せの青い鳥が逃げていく・・・・・  これはいったい、 「ドバイ」のせいなのか？  ・・・・・・はっきり言って、 それもありえる　・・・・・ドバイの呪縛   

  2006.05.02

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