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カテゴリ:私の話
ここ最近、私の携帯に必ず毎日来るメールがある。
朝は「おはよう」、夜は「おやすみ」 いったい誰からのメールかというと、私の母親とお義母さんからなのであります! 「なんでわざわざ毎日?!」と思うよね? そもそものいきさつは、昨年の12月に母親の姉が亡くなりました。 おばちゃんは一人暮らしで発見されたのは亡くなった翌日の夕方でした。 近くに住む息子さんが家に行って亡くなっていたのを発見されたようです。 発見当時、おばちゃんは下半身はパンツ一丁、上着も薄着でボタンがはだけていたとか。 部屋の中はこたつがひっくり返った状態でけっこうグチャグチャ。 この状態だと事件性もあるってことで警察が来ていろいろ調べ、おばちゃんの死因を調べるために司法解剖に出されました。 なかなか死因がわからなかったんだけど、結果は「脳炎」 おばちゃんには虫歯があったようで、そのばい菌や風邪菌等の菌が頭に入ってしまったらしく、そうなると苦しいのと高熱が出て熱いらしく、おばちゃんは熱さで自分の服を脱ぎ、苦しさで部屋中を暴れ回って亡くなったようでした。 一人寂しく苦しんで亡くなって逝かれたのはとても心苦しいと思っていたんだけど、母親が最期に見たお顔はとっても穏やかだったそうです。 そのおばちゃんの死以来、母親は「私も一人だし、もし死んでても気づいてもらえへんから、これから毎日メールするわ!」と言い出し、毎朝私に「おはよう」と一言だけメールを送ってくるようになりました。 私はいちいち返信をするのもなんなんで(忙しい時間に来たりするので)「おっ!今日も生きてるね!(笑)」と思ってメールを受け取ってます。 そんな話をお義母さんにした時のこと。 先週にお義母さんの近所で一人暮らしの方がお風呂の湯船の中で亡くなっていたのをお弁当の配達に来た人が発見したという出来事があったらしい。 で、お義母さんも「私もメール送っていいかな?」と言うのでOKしました。 私の母親が「おはよう」なのでお義母さんは「おやすみ」のメール。 こうして私の携帯には毎朝毎晩「おはよう」と「おやすみ」メールがくることとなったわけです! そういえばどこかのメーカーの湯沸しポットに、使うとメールが届く、みたいなシステムがあったなぁ~。 自分達の親をいつしか面倒をみる、そんな年代になってきたんだねぇ。 そりゃ年取るね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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