わたしにできること…?
先日、我が家に救援物資が届きました。東京のスーパーでの買い占め騒動で食材が手に入らないのを心配して、京都の友達が自宅にあった様々なレトルト食材や麺類などをたくさん詰め込んで送ってくれたのです。まるで玉手箱のような、ワクワク感がありました。そして滋賀からは玄米が30kg、どーんと送られてきました。なんの不自由もなく暮らしている我が家なのに、こんなに心配していただいて申し訳なく思います。スーパーに行くと、逆に不安感が煽られるので、家に眠る乾物類とこうして送っていただいた食材を使って、できる限り買い物に行かないことに決めました。本日で4日目。さすがに冷凍されていたお肉なども底をついたので、今日は買いに行こうかと迷いましたが、グッと我慢。ツナ缶や高野豆腐で乗り切ることに。とにかくこれからは、予想外に沢山あった食料品を消費しながら、生鮮食材だけを買い足していくのを心がけます。 どうなってしまうのかと思われた計画停電が始まってみれば、私の家はどうやらグループの中でも常に除外された地域らしく、いっこうに停電する気配はありません。おそらく今後もずっと停電しないのかもしれません。被災地には電気もガスも通っていない心細い状態が続いているというのに、電池やろうそくが手に入らないくらいで不安になった自分が恥ずかしい...。 昨日は家族4人で郵便局から13,000円の義援金を送りました。第2王子は持っていた小銭すべてで500円。第1王子はパパの知り合いからいただいた高価なスパイクを自分で安く買い取ったつもりになって2,500円。郵便局の方に「一人ずつの名前で送りますか?」と聞かれ、募金をした記憶に残ればと、子供の分は分けてもらいました。自宅に戻ってから、その領収書をどこにしまったのかはわかりませんが、帰り道に大事に封筒に入れて持ち帰ったところを見ると、きちんと保管されるに違いありません。 ああでも何か他にできることはないのか、ただ考えているだけで悶々としています。家にいてただ家事をしているだけなのがもどかしく思えます。ボランティアにでも行ければいいのにと思っても、子供たちもいるし、そうもいきません。私は働いているわけではないから、義援金を送ってもそれはパパのお給料だし...。ある意味、少ないお小遣いの中から募金をした子供たちの方が偉いかも? そこで...私の長期的チャレンジをここに宣言しようと思います。我が家では地震が起こってから今日まで、できる限りの省エネ生活をしてきました。停電はなくても、ヒーターはほとんど使わないし電気も一部屋しかつけない、ちょっとした我慢大会のようです。ガソリンも並ばずに入れられるようになるまでは車は使わない、など...もちろんこれからもずっと頑張るつもりです。おそらく先月の電気代やガス代は、年間でもピークだったのではないかと思うので、これから請求される光熱費との差額を、長期的に私の義援金としようと決めたんです。1カ月だけでなく、ずっと。私にとっては(もちろん家族の協力が必要ですが)これは目で見ることのできる、数値で表れる貢献だと思います。どうか、この節電生活が実を結んでいますように...。 今日は家にある材料でお菓子を作りたかったけれど、オーブンは電気を使うのでやめました。かわりに賞味期限の迫った桃の缶詰を見つけてゼリーを作り、買い物に行かなくても食後のデザートを楽しむことが出来ました。きっとこんなことは既にたくさんの主婦がやっていることですけれど、私もそうしてみようと思い立つことが出来て良かったと感じます。次の光熱費の請求金額がわかったら、またお知らせしますね。お楽しみに...。 片付けをしていたら、リボンレイを作ろうと思って買ったのに忘れられていたリボンを発見したので、使わなくなったポーチの金具などをリサイクルして学校のIDカードなどがつけられるネックストラップにしてみました。(息子の小学校はストラップの色が決められているので、実は使い道ないんですけどね)