|
カテゴリ:JUDO
昨日は、スカッとする試合が多かった柔道。 五輪二連覇したT選手は、試合の度胸、一本を取りに行くスピリッツ、反射神経、どれを取っても、「柔道をするために生まれてきた」その表現が一番合ってる気がします。 「もしも」の設定として、カルボが若手選手としてT選手と試合するのであれば、同じく一本を取りにいく柔道をします。 駆け引きなしで、一瞬で決まる勝負。 そういう最高の瞬間が想像できます。 一本で勝てば、五輪二連覇を打倒し、時代交代するということ。 もし一本負けしても、さすが五輪二連覇の選手。まだまだ自分の技を磨く必要があるということになります。それだけのことです。 今後もT選手を追う若手選手は、やりがいあって幸せな階級ですね!^^
また古株の キューバのゴン選手なんかは、懐かしく思いました。 ゴンは当時、一つ下のクラスだったので試合は無いのですが、一度だけ稽古したことがあり、強烈な印象が残っています。 技のうんぬんは置いといて。 わたしがゴンの襟を掴もうとした瞬間とゴンが足を取りにこようとした瞬間が重なって、 カルボの親指がゴンのほっぺたに突き刺さったのです。 普通の女子なら、痛いし顔に傷がつくので、状態を起こすかもう一度、離れるかします。 これが試合なら無我夢中で気づかないかも知れませんが。 しかし、ゴンはそのまま足取りを継続。 カルボの親指は、ゴンの頬の皮膚を破り、ぐぐぐぐーーっ。
ギャー!!指が刺さってるー!!←カルボ心の声
その瞬間、倒されました。 倒れないようにするのは、鬼の心で親指をさらに突けば防げたかも知れません。 しかし、どこまでもどこまでも親指が入るでしょう。 また踏ん張って下がれば、壁際に突進されカルボの後頭部を負傷しかねません。 ゴン決死の足取りが恐怖として、ぞぞぞーーと。 そのゴンからの頬からは、どばっどばっと流血。 ゴンは顔面テーピングをすることに。 わたしは、この時、感じましたね。 一生の顔の傷より、練習で一回投げることを取った。 もし試合になったら、わたしはこの根性に勝てるのだろうか?と。 当時は、そんな強烈ファイターでした。 現在は、歳のためか階級を上げたためか、すっかり大人しい柔道に変わり、解説のY先生もゴンを応援するような口調になってましたね。 わたしもそういう視点で見てしまいました。 そして、試合で顔がアップになるたび、当時の傷が残っているかガン見してましたが、 もともと自黒なのと、あちこちに傷痕がある模様で、 カルボの親指の痕が目立ってなくて幸いでした。(^^;)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[JUDO] カテゴリの最新記事
|