|
カテゴリ:life
気に入っている、入っていないというレベルの話ではなく、もうありがたくてならないものをいただきました。
これ、実はネクタイをリメイクしたものなのです。 わたしの父のお古が、こんなポーチになるなんて! 一応、セリーヌなのです(^。^)。 相当年季が入っておりますが。 そして、裏地はなんと…… お着物をよく着ていた、祖母の帯! さらにボタンは母のものです。 母の友人が作ってくださったのですが、まあ見事に家族総動員という感じ。 なんというか、貴重です。 自分のルーツをひしと感じます。 このポーチには、メイク道具もなにも入れていません。 ただそのまま、お守りのようにバッグに忍ばせています。 チラッと目に入るたびに、 真面目に仕事しなくちゃ! 精進しなければ!! 別に気負うこともなく、当然のようにそう思えて来ます。 そして、今度はいつ実家に帰ろうかなあ、とも。 思えば学生の頃は、ずいぶん衝突もしましたし、不満も怒りもたくさんありました。 でも、今になってみれば恥ずかしくてなりません。 いつだってわたしにとって一番よい方法を考えていてくれたというのに。 この頃、ふと遠い昔の両親とのやり取りを思い出して、赤面することがあります。 ああなんて世間も何も知らない、愚かな人間のくせして、何をいきりたって主張していたのだろうかと。 ひどい娘でしたわ。 ごめんなさいm(__)m。 (そんなふうに思えるから、加齢というのは華麗なものです!) そういえば、わたしには手作りの小物を作ってくださる友人がいます。 名刺入れやカードケース、ペットボトルホルダー、ブックカバー、アクセサリー、などなど。 そうした小物には、たとえようもないやさしさが漂っていて、いつも真心を使わせていただいているという感じがします。 ありがたいのです。 実はわたしは大の不器用で、ボタンつけやまつり縫いがやっとという有り様。 1から何かをお裁縫して作るなんて、限りなく不可能に近い話です。 ほとんどの愛用品を、感謝と尊敬の気持ちで毎日使えることを、本当にしあわせだと思います。 xxx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年09月12日 14時28分41秒
[life] カテゴリの最新記事
|