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カテゴリ:mental
妥協。
あまりいい響きがする言葉ではありません。 自分をないがしろにしているような感じが、悲しく思えるからです。 そもそも、何故妥協をしようとするのでしょうか。 たとえば、それほど大好きというわけではない人から告白されたとします。 そのときに、あまり気が進まないながらもOKしてしまうこと。 ないとは限らないと思います。 たぶん、こんな気持ちにかられてしまうせいでしょう。 この縁を逃したら当分彼が出来そうにない。 わたしに言い寄ってくれる人なんて、そうそういるはずもない、などという。 その焦るような気持ちは、きっと自分自身の価値を信じ切れていないから起こるのだと思います。 ああ、こんなふうにはじまる恋愛が、果たしてしあわせに運ぶでしょうか? しかし、ひとつだけハッピーエンドとなる道があります。 それは、取りも直さず、彼に振られることなのです! 見事に振られたなら、それは偉大なチカラに守られている証明になります。 自分の本心に逆らった恋愛を選ぶことは、とても不自然な生き方。 それを、見えない何か・・・運と呼ぶべきものが、軌道修正してくれたからなのです。 「妥協してまで付き合ったのに!」なんて悲しむのはおかしな話。 「よかった! 間違った方へ行かなくて!」そう安堵した後に、この運気に感謝するのが筋なのです。 きっと人間は、本当に心が全力で必要とするものへ向かうことが、在るべき生き方なのです。 それでこそ心が満たされ、自分らしい人生を作って行かれるのだと思います。 妥協とは、その流れを止めてしまう悪しきもの。 妥協した結果が悲惨なことに終わるのは、実にラッキーなことなのです。 なんてハッピーなしっぺ返しなのでしょう! なので、一番まずいのは、妥協したことが中途半端にうまくいくこと。 ずっと心の底からのよろこびも味わえないまま、無駄な時間だけが過ぎてしまいます。 似たようなことは、仕事探しでもあるでしょう。 また、人生の上で何か重要な決断を迫られたときなども。 そんなときに、妥協という2文字が浮かんだら、絶対に思いとどまってほしいと思います。 とにかく、そのことに対して、ちょっとでも 「何か、違う!」 そんな心の声がしたら、それがどんなに条件がいいと思っても、きっぱりやめておいたほうが身のためです。 まあ、妥協も些細なことに対してなら、問題はないと思います。 ほうれん草のおひたしが食べたかったけれど、あまりにも高かったので、小松菜で代用したというくらいなら。 しかししかし、彼や仕事や、人生の一大事は、菜っ葉などとは違い過ぎます。 あっ、わが身の恥をさらしてしまいますが、かく言うわたしも随分前に、妥協中の妥協をしたがために、それは痛い目に遭いました。 詳細は割愛しますが、本当に妥協というものは、とんでもないものを招きますので、どうぞくれぐれもお気をつけくださいね。 xxx お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年12月02日 08時34分39秒
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