ウエルネス＆ビューティーライター　ユウコの　Brand New Life!　　

嫉妬。
字面からして、おどろおどろしくて、美にも健康にもよくなさそうです。
事実、ねたましい気持ちでいるときは、血の流れが滞って、顔色もどす黒くなっているような気がします。
本当に厄介な感情だと思います。

可能な限り、こんな思いをするのは避けたいものです。
しかしこの気持ちは、それほど悪いものでもないのです。
嫉妬の思いが生まれるのは、自分にとって近しいもの。
自分とまったくかけ離れていないものに対してだけだからです。

たとえば、世界的なスーパーモデルに対して嫉妬などするでしょうか？
総理大臣に対して、ジェラシーを感じるでしょうか。
いいわね、すごいわねとは思っても、本気でうらやましいなどとは思わないのではないでしょうか。
それは、自分の中に、スーパーモデルや総理大臣の「要素」がないからなのです。
自分とはまったく無関係な対象。
「なりたくもない」対象とも言えるからです。

ということは、です！
嫉妬の思いが芽生えるものというのは、自分もそうなれる対象なのですね。
自分と無縁ではないものだからこそ、ねたましくなるのです。

（向井理似の　笑）すてきな彼とクリスマスを過ごすという先輩。
仕事で大抜擢された、同期入社の〇〇さん。
スリムなのに胸があって、華奢なラインのワンピースが似合うあの人。
キーッ、くやしい！
そう思うのは、自分にもそうなれる可能性があるということの証明なのです。

となると、嫉妬というのはうれしいものに大変身してしまうのですね。
ブラボーです！
自分がもっとよくなれるサインに変わるのです。

そこで、嫉妬の気持ちを、未来のしあわせな自分につなげるよい方法をご提案したいと思います。
それは、その嫉妬してしまう対象の方を、祝福すること。
出来れば手放しでほめて差し上げることです。
その嫉妬に対して、思い切って明るくハッピーな気持ちを注いでみると、いっそう自分もそうなれるという希望がわいて来ます。
嫉妬していたものが、ぐっと自分に近づいてくるような気さえして、最終的にはわくわくしてしまうのです。

正直に申し上げますと、わたしが嫉妬する対象は、都内の某エリアに持ち家のある方です。
ですから、そこを通るたびに、住民の皆さま、ナイスですね！　と心の中でいつも賞讃を送っております（笑）。
だいぶそのエリアが身近になって来ました。

嫉妬は女をブスにする。
それは確かなことですが、せっかくなら嫉妬を進化のエッセンスにしてしまえば、日々はもっと面白くなります。
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