テーブルにさりげなく活けてあった野の花。
華やかなものも、きっと似合うのだろうけど
島さんの花入れに一番似合うのはこんな
お花ですね(^^)
子育てで13年全く土を触らない時期があったそうですが
再開されたとき、驚かれたことが2つあったそうです。
一つはろくろを引いた時、以前よりもうまくなっていたこと。
これは本当にびっくりされたそう。
もう一つは、以前は「何をつくればいいか?」と考えていた
けれど、どっぷり生活に浸かっていたことで逆に作るべき
もののアイディアがどんどんと出てきて、全然困らくなって
いたこと。
「昔は、それはもう何に付け考えて考えて、というタイプ
だったけど、今は何も考えない。
考える必要がなくなったの。いろんなことがあったけど、
今が一番幸せって言えるからこれでよかったんでしょうね。
最近は、ろくろが上手くなったと言われるのよ」
と笑って言われていました。
女性の陶芸家にとって、出産や子育てでの中断は
勇気がいることですが、
「島さんのお話を聞いてると、元気がでるね」
と妹とも話しました。
中断されている最中も、生活と作陶とは切り離される
ものではないんですね(^^)