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テーマ:作詞作曲してますか?(704)
カテゴリ:作詞スクール
(第14回 作詞スクール)
むかし、甲斐バンドの唄に「吟遊詩人の唄」というのがありましたが、僕は詞を書くにあたって、ずっと吟遊詩人を目指し、そうなりたいと願っておりました。。 やはり、伝えたいもの、残さなければならないもの、があって、それを僕らは旋律に乗せて、街角で人々に聴かせたいのでしょう。。 子供たちが一生懸命視るせいで、毎週「野ブタ・・」を眺めております。。 小学4年の娘が覚えて何度も歌うので、「青春アミーゴ」という歌を僕も覚えました。。 歌を聴いてすぐ、「SI(スィー)って何のこと?」と子供に尋ねましたが、「知らない。。」という返事でした。。 まあ、一般大衆によって聴かれるとき、歌詞というものは、音として聴かれ、その内容が吟味されるということは、まずありません。。 がしかし、100万枚を売ろうかという作品が、うちの子供と同じようにしか、聴かれていないことは、少し気になります。。 小中学生の女の子による、「すごく、いい歌ですぅ。。最高ですぅ!」なんていう感想は、まだ許せても(結局、歌がいいのではなくて、2人のアイドルの姿がいいのだと思いますが・・)、大人による、「昭和の曲って感じで、いいです。。」というコメントには閉口してしまいました。。 せめて、「『アンダルシアに憧れて』を思い出しました。。」と言ってもらえれば、救われるのですが。。 ブログの記事が検索にヒットしやすい、ということは、今のブログ大流行をささえている重要なことですが、一方、必要な情報を集めようとしたとき、役に立たないブログ記事に邪魔されて、さっぱり集まらないという弊害もあるかと・・。。 「青春アミーゴ」については、作詞者名と作曲者名以外は何も分かりませんでした。。 歌を聴いて、分かることだけ述べますと・・、 「アミーゴ」は、「友、親友」という意味のスペイン語です。。 ですから、この作品は、スペインがヒントになることをタイトルが示しています。。 「SI」は、スペイン語で「yes」の意味です。。 歌詞は、物語の主題歌を思わせます。。 SIが残ってるのは、外国曲のカバーを連想させます。。 ざっとストーリーを追うと、 2人の若者がスペインのある街(憧れてた街)へ行って、成功しよう(夢をかなえよう)と約束し、その街へたどり着いて、がんばってたけど、何かトラブルがあった・・。。 各フレーズの言葉が、何を表しているか、何を指し示しているか、は明らかなので、それくらいは読み取れないといけません。。 いずれにしても、この作詞スクールにおいても、詞の書き方をやるだけでなく、読み取り方をやった方が良いと思った次第です。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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