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悠久の唄 ~うたの聴けるブログ~

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2005年12月23日
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カテゴリ:作詞スクール


こんな僕でも、通信教育の作詞講座を受けたことがあります。。

その課題の中に、次のようなものがありました。。

次の言葉を使って、歌詞の1番を書きなさい。。
[ 風、 駅、 昔の恋人、 髪、 後ろ姿、 時計 ]

で、書いた詞が、


秋風が急に舞った日 駅のホームで見掛けた
昔の恋人と同じ 黒髪の後姿を

追い掛けて 追い掛けて 改札を抜けて行く

あの日あなたは哀しそうに 時計を見た後
未だ現れぬ僕を諦め 一人汽車に乗った


と、いうものでした。。

奥村チヨの「終着駅」か、竹内まりやの「駅」みたいに、なっちまったなと思いましたが、
せっかく書いたのだから作品に仕上げようと思い、
すぐ曲をつけました。。

そして、2番と3番を書き上げました。。
その前に、1番の解読。。

急に寒くなって秋を感じたある日、いつもの通勤帰り、駅のホームを歩いていて、
ふと前を見ると、なんと昔別れた女とそっくりの黒髪の女が歩いているではないか!
思わず追いかける・・。。

そう言えば昔、彼女と約束をした日に、僕はその場所に行けなかった・・。。
彼女はきっと、来ない僕を哀しそうに待っていたのだろうな。。


黄昏時の人波に 見失った面影は
懐かしい憂いを残し この胸を震わせる

もう一度 もう一度 逢えさえすれば良いものを

あの日あなたも人込みの中 僕を捜しながら
この場所にただ佇んでいた 風の駅


2番は、1番を受けて、設定とストーリーをより鮮明にします。。

結局、その黒髪の女は見失ってしまった。。
でも、懐かしさが、こみ上げてきて、どうしようもなかった。。

あの後、たった1度でも、彼女と会えていれば良かったのに。。
僕らは、行き違ったまま別れてしまった。。

そうだ、彼女もきっと、あの日こんなふうに、僕を一生懸命探したに違いない。。
この場所で・・。。ここは、風の駅・・。。


爪先の凍りつく程 淋しい別れの後で
温かい想い出達が そっと寄り添いに来る

泣きながら 泣きながら ホームの端でしゃがんでた

人生という路の途中で 誰もが時々
もう一つの幻の路 振り返る

あの日あなたは哀しそうに 時計を見た後
未だ現れぬ僕を諦め 一人風に消えた


3番は締めくくりです。。

「爪先の凍りつく程」は、冒険してみました。。
どうでしょうか・・?  この表現、あり・・?

「しゃがんでた」も小冒険です。。
「しゃがむ」って、なんか悲しさ、淋しさ、を際立たせると思いません?

「人生という路の・・・」は、展開です。。
僕は展開を得意としています。。

誰でも、今とは違う人生になったはずのターニング・ポイントを、1つは過去に持っているものです。。
もし、あちらの道へ行っていたら、どうなっていたか、と思いをめぐらせます。。
でも、それは、永遠に幻の道なのです。。

このフレーズによって、この作品は、一気に抽象的、象徴的になります。。
もしかしたら、最初から、この駅の描写は本物ではなく、人生の駅を象徴していたのではないか、とさえ思えてきます。。
タイトルの「風の駅」が、きいてきます。。
仮想の駅だったの・・?

このように、展開は、作品に奥行きと広がりを持たせてくれます。。


それでは、聴いてください。。  「風の駅」

「風の駅」のページはこちらです。。





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Last updated  2005年12月23日 21時20分57秒
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