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テーマ:詞を書こう!!(363)
カテゴリ:作詞スクール
(第20回 作詞スクール)
~あの日の あなたにさえも~ 大展開です。。 読み手は一瞬、「え? なに?」と、思うでしょう。。 そして、立ち止まって考え直します。。 いろいろなストーリーを想像するかも知れません。。 でも、多くの人は、第一感で、ある仮定を思うはずです。。 そうです。。 この詞には、二人の女性が出てきているのです。。 このフレーズの前まで唄われてた、「あなた=ヒロミ」と、ここの「あなた」は、別人だとするのが自然な感じかたです。。 もちろん、そう感じなくても、構いません。。 ここから先は、読み手が自由にストーリーを創造して良い領域です。。 参考までに、僕の個人的な、この詞の背景を紹介しておきますね。。 この当時、僕は、夫と子供のいる、年上のある女性と付き合っていました。。 その女性はとてもやきもち妬きで、僕らはいつも喧嘩ばかりしているような、付合いかたでした。。 一方で僕は、「ヒロミ」という、聖母マリアのような女性と出逢ったのです。。 彼女(ヒロミ)は、「世の中に、これ程まで、汚れを知らない、清純で優しい女性がいたのか。。」というほどの人でした。。 嫉妬深いその人妻の人は、僕の作品(唄)に登場しています。。 興味があれば、ご覧ください → 「午前2時の月」 当時、僕の周りにいた友人らは、この詞を見て一様に、「なんだ・・。。 ヒロミとか言っといて、○○さんが登場しとるじゃないか。。」と、述べました。。 でも、僕は、もう1つ、「あの日の あなた」は、未来の「あなた=ヒロミ」で、僕と付き合えば、きっと、その穏やかな心を荒ばせてしまう、という自嘲、自虐な想いも、こめてました。。 話を一般論に戻します。。 いずれにしても、展開のフレーズにより、「ヒロミ」には、象徴性が生まれ、目の前の現実との対比が浮かび上がります。。 ラヴ・ソングだと思った、この詞は、メッセージ・ソングなのかも知れないと、読者は思います。。 ~ヒロミの様に 優しくなれそう あれ程荒んだ心も 限り無く穏やかな その微笑み~ もう、わかりますよね。。 「あれ程すさんだ心も」と、たたみかけます。。 さて、しかし、この詞は、これで終わりません。。 まだ、3番があります・・。。 3番の解説は、明日です。。 (唄を聴く → 「ヒロミの様に」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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