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テーマ:詞を書こう!!(363)
カテゴリ:作詞スクール
「快速電車」 やや歌詞が短い感じがしますが、1番・2番があって、それぞれ、前段とサビがちゃんとあります。。 ので、この作品は、一応、歌詞の体裁をなしていると言えます。。(上達しましたね。。ww) 遠ざかる景色 ゆれる電車に 身を任せて 思い出すよ 「思い出すよ」の「~よ」という表現は、昔から、女子中高生の詩の定番です。。 初心者であることが、ばれてしまいますので、意識して避けた方が良いでしょう。。 君はプラットホームに 立っていて 流れる髪に 僕は見とれていた だいぶ良くなりましたね。。 詞に近づいてます。。 詞には絶対必要な、リズム感が、感じられるようになりました。。 ここから、本物の詞に変身させるには、表現力を身につけることです。。 作者の伝えたいことは、まあ、解かるのですが、 まだ、最初に自分が思ったストーリーを、思った順番に並べているだけです。。 この4行を、全く別の言葉を使って、違う表現で、順番も変えて、同じ意味を伝えてみましょう。。 たとえば、 「揺れながら 動いて行く 景色の中に 突然君が・・ 風に髪が舞って あの頃と同じように 僕は見とれていた いつまでも」 と、いうように、やってみます。。 いつも急ぐより 快速に乗って 途中下車しながらも 君の笑顔のある 駅に着きたいよ 「いつも急ぐより 快速に乗って・・」 この作品の決めのフレーズで、結構良いんですけど、 おそらく、ほとんどの人が、「どういう意味?」って言うでしょう。。 つまり、多くの人は、この作品の作者の意図を理解できません。。 歌詞の場合、意味が伝わらない、というのは、致命傷になります。。 この作品における、作者の意図は、 「昔、通う電車で見かけていた、片想い(たぶん)の人と、 両想いになって、キスしたりする、そんな空想に、 電車の中で、耽っている。。」 と、こんな感じです。。 もっと、読者を感動させる、強い主題が、必要ですね。。 根本的に主題を追加するか、練り直す必要があります。。 では、2番は、また明日。。(ふぅ・・。。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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