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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8508)
カテゴリ:作詞スクール
それでは、添削を始めます。。 ざっと詞を眺めて、「まだまだ勉強が必要。。」という感想です。。 (どうか気を悪くなさらないでください。。) 構成は、行数からして、 A → B → C → A → B → B → C → C で、良いんですかね? 「現像できないままのフィルム 捨てきれずにいた 色あせていく日々を 閉じ込めたままで今も」 今は、デジカメが主流なので、「現像」「フィルム」というのは、どうかと・・。。 まあ、「ずいぶん昔の、写真にならなかったフィルム」 というのであれば、良いかもしれませんが。。 「ふたりの日々」を、「フィルム」の中に、「閉じ込めたまま」なのですが、 「色あせていく」のなら、写真か、ネガでしょう。。 う~ん、まあ、「色あせる」のが厭で、「フィルム」のまま残した、 と取ればいいのでしょうが・・。。 いずれにしても、なんとなく、感情や情景を、 自分の見たことのあるフレーズを使って、描くのではなくて、 描きたい情景を、細部にわたって鮮明にし、 使う言葉を、1つ1つ、点検するようにしましょう。。 「一緒に撮ろうよと言って 2人頬よせた最後の笑顔 別れを告げた電話 受話器をとった君の 忘れられない 少し照れた声」 「一緒に撮ろうよ」と、どちらが言ったのか、確定していません。。 これは、恋愛詞ですから、(どちらが言ったかは)重大な鍵となります。。 「2人頬よせた」。。 プリクラかねぇ? 「別れを告げた」のは自分で、「受話器をとった」のは彼女、 (彼女が受話器を取るのが、見えたんですかねぇ?) 彼女が「少し照れた声」だったことに、必然性がありません。。 恋の始まりの、初めての電話なら、あります。。 まあ、「私的な思い出」がそうだったのかも知れませんが、 読み手は、「なんで、照れた声?」と思ってしまいます。。 ふつうは、「いつもと同じ明るい声」とか、「安心しきった声」 などのフレーズを持って来ます。。 (続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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