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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8508)
カテゴリ:作詞スクール
(続きです。。) 「後悔とともに育ってしまった プライドさえも あの日に戻れるのなら 捨ててしまえるよすぐに」 「育つ」を使うのなら、せめて何か象徴の対象を持ち出して、 「後悔という葉をつけて、育ったプライドの木」 というふうに、やるべきです。。 う~ん・・、プライドが素直になることを邪魔している、 あの日に戻れるのなら、形振りはかまわない、 ということの伏線が全くないので、・・・どうも、 何か急に結果が出てきた、感じになります。。 「「まだ好きでいてもいい?」 胸をしめつける最後の言葉 君は僕をずっと待っている そんな祈りを何度もかき消した」 どうにもこうにも・・。。 彼女は別れたくなかったわけで、 今、自分は縁りを戻したいけど、彼女がOKしてくれるか不安だ、 というふうに、読み手に伝わってしまい、主人公は、優柔不断で 虫のいい、臆病な男、と思われる危険があります。。 読み手の共感を得るためには、主人公の行動について、 読み手を納得させなければなりません。。 「君は僕をずっと待っている」と思ってはいけない理由を 明示しなければ、読み手は離れてしまいます。。 「今さら好きだなんて ピント外れな言葉を もう伝える方法(すべ)もなくて 記憶の中の君は 受話器の向こう側 震えた声で 今も泣いている」 「好きなら、言葉を伝えればいいじゃん。。 プライドを捨てるって言ったばかりじゃん。。 死ぬ気で彼女を探しなさいよ。。」 と、読み手に突っ込まれてしまいます。。 「震えた声で」というのは、稚拙です。。 「震える声で」と、しましょう。。 悲しい結末ですが、これでは、 読み手を泣かせることは、できません。。 添削させていただく場合、できるだけ、原詞の言葉を残す、 というのが望ましいのですが、・・・今回ばかりは・・・。。 全面的に、直した方が良い、と思われます。。 その理由、というか、問題点は、 何が悲しいのか、わからない。。 ストーリーが見えない(というか、ない)。。 使いたいフレーズ、アイデア、がない。。 と、いうところです。。 ですから、上の3点を、解消すべく、 手直しを行います。。 (続きまする。。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年07月18日 12時54分50秒
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