テーマ:おいしい!蕎麦の店(149)
カテゴリ:大久保一彦の二つ星と三つ星の間
蕎麦割烹 倉田 @東京都品川区@武蔵小山 ~最高の穴子の天ぷらとしみじみうまい花巻蕎麦
少し前の訪問の投稿です。 先般、2015年に「ウエカツ」さんと長山一夫翁と来て以来に久々の訪問してました。 その上、会員のご縁までいただいてしましました。 せっかくですから、昼の蕎麦がまた勉強になりそうなので、売上の貢献もかねてと出没しました。 最近されという格子戸です。特注で、組子を作成して汚れないように両面ガラス張りにしてるそうで、素敵ですね。 昼のメニューはこちらです。 とても悩みますね~ 例によって注文は校長の長山一夫翁方式でせいろとかけにしましょう。 「天せいろ」2,200円とお出しの楽しめる「花巻そば」1,480円が良いでしょう。 まずは、お蕎麦の薬味から・・・ 薬味が超絶。 これくらい綺麗に切れれば、蕎麦の楽しみも増えるでしょう。 「天せいろ」の天ぷらが来ました。 椎茸、パプリカ、穴子、新蓮根、新薩摩芋、ズッキーニ、山科唐辛子 テクスチャよく、良い野菜なのでうまいのですが、なんと言ってもうまいのが穴子の天ぷらです。カリカリの衣とふわふわの穴子。見た目以上においしい。 そうそう、この天ぷらは塩がいいです。天つゆはいらない印象です。 これで2,200円は安いな。 蕎麦も到着です。 左が摩周湖、右が信濃一号です。 摩周湖は舌に広がる甘さがあり、つゆとの相性が良いです。 信濃一号は歯ごたえ良く、噛むと香りが良くて甘さがぐいぐい来ます。 つゆで食べても甘さと香りがあります。 花巻そばの海苔と山葵が到着しました。 海苔は二種類だそうで、こちらは追い海苔だそうです。 味わい的には真妻種ですね。 まずは香りをということで、深山の常陸秋蕎麦の粗挽きを釜揚げしたものから。 香りが良いですね。 店主の倉田さん曰く最初は二八でやっていたそうですが、現在は10対0.8で、湯捏ねしていないそうです。かけそば用の仕様の打ち方だそうです。 深山の常陸秋蕎麦の粗挽きで花巻蕎麦。 まずは、ひとくち。 つゆをすするとのせてある有明の海苔の香りが良いです。 おそらくこちらはアサクサノリ種が主体でしょう。 とろけてしまいますが、これが良いです。 花巻蕎麦は海苔と山葵の香りとお出しで食べさせてしまうごまかしが利かない究極のかけそばで、真妻種(か真妻種に近い)山葵とアサクサノリ種の材料があってのことだと私は思います。 そばもいきましょう。 香りが飛ばないように工夫されていますね。 最後に繊維の固い海苔を追いかけします。 こちらは私はいらないかな。 蕎麦湯でせいろのつゆもいただきます。 蕎麦切りも見事です。 しかし、素晴らしい蕎麦屋ですね。 また、勉強に来たいと思います。 会員向けの勉強会をしたいな、と思います。 蕎麦割烹 倉田 〒142-0062 東京都品川区小山3丁目2−18 1F 電話 03-5773-1268 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.09.26 12:51:22
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