カテゴリ:経営者のための連続コラム
白露の連続講座 連続セミナー 障害者雇用の可能性 その11
~2013年11月号「四方よし通信」11月号より 3 障害者の採用活用 続いて、障害者の求人、活用の手順を見ていきましょう。 3-1 求人の準備 ~業務の分業化を行い単純化する 1990年代のバブル崩壊後から2010年くらいまでの外食産業は、アルバイト・パートの活用が重要なテーマでした。その戦略的手法として、“マニュアルと教育訓練による差別化”があげられてきました。また、生産性をあげる手段として、ホールと厨房の分業の壁を外して、オールマイティなパート・アルバイトを育成することで生産性を高くしてきました。 さて、2020年に深刻化する少子化問題ですが、これに起因する人員不足を解決するために障害者活用を現在検討しているのであれば、オールマイティ化は幹部の仕事、そして分業化された単純な業務の導入など、頭を切り替える必要があります。 障害者を活用できる業務は何かを再度検討するにあたり、業務をシンプルにして、計量の道具を充実したり、機械化したりして調理を単純化する必要があります。 「これくらいはできるだろう」という甘い考えは障害者を混乱させるだけです。 障害者は成長によってやりがいを感じます。無理な業務の組み込みは、レベルアップした次のステップとしてとっておき、改めて未来のステップを組み立てましょう。 また、お客様との接触する瞬間においては、お客様が楽しく感じるように詳細まで書き込んだ接客台本を用意しましょう。 また、いつ何をやるかを見える化するために“タイムテーブル”を作成する必要があります。わかりきったことでも、文書にして“暗黙知”を見える化しましょう。 以上が求人の準備です。 続く 本日のおすすめ 発達障害の子の療育が全部わかる本 (こころライブラリー) [ 原 哲也 ] 発達障害のある子と家族が幸せになる方法【電子書籍】[ 原哲也 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.29 15:17:37
[経営者のための連続コラム] カテゴリの最新記事
|
|