7/9。フェチ話をジントニック片手に書きながら、喉の奥のほうに違和感を感じる。酒が美味く感じない。やばい・・・風邪引いたかも。
予感は的中。翌朝、飲みすぎた訳でもないのに全身だるい。熱はないが、喉の痛みと違和感は増している。
とりあえず会社へ。仕事を休むわけにはいかない。しかも残業・・・。
家に帰ると何もせず、倒れるように眠り、朝が来て会社へ行くの繰り返し。しんどい。
そんな中、やっても、やっても片付かない仕事に追われていると、別部署のおじさんが
『KOTORAさ~ん、エクセル上手いよね~、これ、ぱっぱと打ってくれない?』
と書類を差し出す。え~!!忙しいんだよ!!他の部署の手伝いなんてやってられないんだよ!!と言うのを、丁寧に、穏やか~に伝えるも、
『30分もあれば出来るでしょ、よろしく』とおかまい無しのおじさん。
その30分が貴重なんだよ!!と思いつつ渋々パソコンを打っているとB型上司、『お前、何、そんなの打ってんだよ!』
事情を説明すると『それでなくても大変な時に、KOTORAにそんなことやらせるなって、俺が言うわ!』と、いつになく男らしい彼。そこへ仕事を振ったおじさん登場。『出来てる~?』
さあ、びしっと言ってやってくれ!!
『あ、**さん、出来てますよ』えっ?『や、悪いね~苦手でさ、こういうの』『いいんですよ、こいつ得意ですから、いつでも使ってやってください』
なに~!!さっき言ってたのと180度違うこと言ってるじゃない!!
書類片手に笑顔で立ち去るおじさんを見送るB型上司。
『ずいぶん、言ってることとやってることが違いますね。』『まあ、いいじゃねーか、あんなに喜んでるんだから』そういう事を言ってるんじゃない!!ムッとしながらも、こらえる私。
で、またまた残業に追われつつ早く帰りたい・・・仕事が終わらない・・・と、つぶやいていると、またもやB型上司『終わらなくて当たり前だよ、二人分の仕事をひとりでやってるんだから』まあ、その通り。が、後が悪い、一言多い。『だからいくら残業しても構わないぞ~。会社に泊まってくか?ついでに俺の分のこの仕事もやっといてくれよ』
ぷちっ!
『・・・いいですよ。やってあげますよ。会社に泊まりでね。その代わり・・・一発ぶっ飛ばしていいですか!?』
言いながら、デスクをひっくり返してやろうかと思ったけれど、重くて持ち上がらなかったので、思い切り立ち上がりながら椅子をひっくり返してみた。
凍りつく事務所。
『じょ、冗談だよ・・・早く・・・あがってください・・・』自分に対して始めてキレた私におびえるB型上司(笑)。冗談くらいわかってるけど、体調は悪い、精神的にも仕事もきつい(後任未だ決まらず)、笑い飛ばすゆとりが今の私にはないって事を、空気を読め!!
『帰れればとっくに帰ってますよ!!へらへら詰まんないこと言ってる暇があったら、そこへ座って!この書類を日付順に並べて!!』
なんだよ~・・・とぶつぶつ言いながらも、私を手伝う彼。デリカシーがないのも、悪気がないのもよくわかってるけど・・・でも、すっきりした。
発散したら、あれ?風邪もよくなってるみたいだぞ?という事で、夕べは久々に浅草で寄席を見る。
大笑いした後は、神谷バーで飲む。寿司屋で岩牡蠣をつまみに飲む。
復活。(笑)。
フェチ話は次回。