南 佳孝 / ブルースアレイ ジャパン
8/9。友人「関西の女」と南 佳孝さんのライブへ。この夏、いちばん楽しみにしていたライブ。ムーディーで、アダルトでセクシーな大人の時間。暗くて写りがよくないが、UPした写真、手前のグラスが私のもの。目の前の譜面台が、佳孝さんの。この近さ!!『乾杯!』とグラスを差し出せば手が届いてしまう。照れくさくなるほど、最前列テーブルど真ん中。隣りに坐った関西の女は同じく目の前のピアノを見詰めながら「いや~私、ピアノの人とお見合いみたいやん。『あの~ご趣味は?いやいや、言わんでもわかってるって、ピアノやろ?え?違うの?だから、ピアノやろ?』そんな感じやん。」えっ?どんな感じ?(笑)「だって、真正面でこんな近くで向き合ったら、やっぱり、お見合いしとかな。『ご趣味は?いやいや、だからわかってるって、ピアノやろ?』(笑)。」関西の女はこのライブ前日まで神戸の実家に里帰りしていた。で、すっかりこんなノリ(笑)。さて、ライブ開始となって現れた佳孝さんは黒のシャツに白のスーツ上下、黒のポケットチーフ。も~!!登場から私のストライクゾーンど真ん中にきちゃったじゃない!!でも、30年近く『南 佳孝』の看板背負って、ピンで活動してきた方のオーラは半端じゃない。カッコイイ。本当に素敵。『今日は夏の曲を・・・リハ嫌いでさ(笑)。公開リハーサル?まあ、止まらないで行けたらいいね。』なんておっしゃるが、歌も、サポートの方の演奏も完璧!私も、関西の女も1曲目で完全にノックダウン。よすぎる。エロ過ぎる(笑)。名曲『プールサイド』は関西の女のお気に入りの1曲。~きれいだよ その水着 濡れると色が変わるね 蜥蜴色みたい 光をはじいて 泳いでるきみ まぼろしのよう プールは小さな宇宙・・・~「大人やわ~蜥蜴色の水着って、何色やっちゅうねん!昔、憧れてむっちゃ捜したわ!!プールは小さな宇宙なんて普通言われへんて・・・ああ、たまらん!(笑)」私のための(?)曲『スコッチ&レイン』もはずさない。~酒を飲まないかと 無理に誘われたの マンションの屋上は街の灯のシャンデリアだけ スッコチ雨で割れば 言葉がいらなくなる 頬が濡れて ブラウスが濡れて 心までも濡らした~この曲の為に、最初の1杯はカンパリをいただいたが、その後はスコッチのロックを重ねていた私。グラスを上げれば佳孝さんにっこり。ああ、今日のスコッチ『ハイランドパーク』がいつもよりずっと美味しく感じる。~こんな夜中に電話して ごめんなさい ただなんとなく声が聞きたくて・・・~と始まる『Midnight Love Call』は関西の女とふたり「私たちにも、こんなかわいい時があったわよね~」と、昔を懐かしみ・・・(笑)後半はノリのいい曲、目白押しでスタンディング&ダンス。オジサマ達、本当にカッコいいです!!「公開リハ、止まらないといいな」と言っていた佳孝さん。ラスト3曲くらいの時「Monroe Walk」で歌詞を間違えた。気づかない人もいただろうな・・・くらいの間違いだったが、ご本人納得がいかなかったご様子で、曲終了後、いきなりギターをかき鳴らし『だ~れもが皆~ 視線あびせる~ 腰にあてた~手~つきが悩ましい!』とひとり歌いだす。慌てて、バンドがついて行く。そこでまたひと盛り上がり。ブラボー!!今年に入って数え切れないくらい(うそ)ライブにいったが、今のところのベスト1。