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カテゴリ:神社仏閣
先日 方広寺に初詣に行ってきました でも 氏神様に初詣に行っているから 今回のは 初詣ではないのかな? それとも 方広寺には今年初だから やっぱり初詣? 静岡県浜松市北区引佐町奥山にあるこの寺は 1371年(建徳2年)に後醍醐天皇の皇子・満良親王である 圓明大師無文元選禅師が創建した禅寺で 臨済宗方広寺派の大本山です 本尊は釈迦如来ですが 明治14年の山林大火の際に開山円明大師の御墓所と 半僧坊仮殿が焼け残ったことから 火防の神として信仰を集めています 杉の大木に囲まれた60ヘクタールの広大な境内に 総門、山門、本堂、七尊菩薩堂、半僧坊真殿、三重の塔、上天台舎利殿 など 60棟余の堂宇が立ち並ぶ古刹でもあります 参道は深い緑に包まれていて 杉の古木が並ぶなか ひときわ目立つ杉の木は「半僧杉」と呼ばれ 「奥山半僧坊」の化身との言い伝えがあります 森林浴を楽しみながら「哲学の道」を進んでいくと ところどころに安置されているのは石でできた五百羅漢 石橋の上の羅漢は見るときによって 四体だったり五体だったりと数が変わるという説があり 方広寺の不思議のひとつだそうですが この日はちゃんと五体揃っていました^^ 小さな屋根の中にある切り株は 明治14年の大火の時に 幹の中が炭化したまま再生し 130年以上の時を生き続けた大杉の切り株です 最近は新たなパワースポットにもなっているみたいです 「椎河大龍王堂」 開山円明大師が増水した河を渡るのに困っていた時 龍神が現れ 橋に変身したため無事に渡れたという伝説が残っていて その時の龍神をお祀りしています やや険しい参道を登っていくと見える赤い橋は「亀背橋」 三重塔は山口玄洞氏の寄進により建立されたもの 山口玄洞氏は 大正・昭和における「寄付金王」と言われた人で 事業で成功して 記録に残る主なものだけでも147件の寄付・寄進をしているそうです なかなか出来ない事ですよね 本堂は明治38年から大正7年にかけて竣工されたもので 間口32m奥行27m 中央の大額「深奥山」は山岡鉄舟居士の書によるものです 内部の写真は次回に・・・ 可愛い手作りセット発見
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