|
カテゴリ:神社仏閣
京都旅行1日目の続き
今宮神社から歩いて向かったのは大徳寺の塔頭「高桐院」 大徳寺は お茶を習っているかたなら知らない人はいないという場所 20以上の塔頭がある臨済宗大徳寺派の大本山で 一休さんと呼ばれ親しまれている一休宗純が復興した寺としても有名です 大徳寺の境内に 金毛閣(きんもうかく)という三門があります 応仁の乱のあと 連歌師・宗長等が下層を寄進 千利休が上層を完成させて 「金毛閣」と名づけられました 利休が上層に自身の木像を安置したことによって 「山門をくぐることは利休の下を通ること」だと豊臣秀吉の怒りをかい 利休の自決の原因となった話は有名です。 高桐院は 利休七哲と呼ばれる千利休の弟子であり 戦国時代から江戸時代の武将・細川忠興(三斎)が 父・細川藤孝(幽斎)の菩提を弔うために創建した塔頭です 高桐院を入るとすぐに見える楓と緑の苔に覆われた50mほどの参道は スピルバーグ監督も絶賛した庭で 手すりの竹は孟宗竹が使われています 「前庭」は一面の苔の中 灯籠1基だけが置かれたシンプルな庭 この灯籠は墓所にある灯籠を摸して造られてたものです 高桐院の墓所にある灯籠は 最初は千利休が大切にしていたもので 秀吉に所望されないように欠けさせたといわれています この灯籠の下には忠興とその妻の細川ガラシャが埋葬されています その墓所の横にある「つくばい」と 加藤清正が朝鮮出兵の時に持ち帰り忠興に贈ったと伝えらる「降りつくばい」 境内のモミジは色づき始め でも こんな素敵な紅葉が見られたのはラッキーかも・・・ これだから京都に来たくなる・・・ またまた痛感しました あまりにも風情あって ついつい近づきすぎて 警報が鳴ってしまった床の間 友人は何の葉っぱか確かめたかったようです(^^)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|