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カテゴリ:神社仏閣
京都の紅葉ばかり紹介していたけど
地元にも紅葉の綺麗な神社があります 遠州の小京都といわれる静岡県周智郡森町は 「森の石松」で有名な町 そこにある「小国神社」は「古代の森」と言われ 御神域が東京ドーム21個分の広さ 鳥居をくぐると樹齢数百年の老杉が見上げるほどに大きくて 幹の太い木々に囲まれて 静寂で荘厳な雰囲気 木漏れ日が美しく神秘的なパワーを感じます 参道の途中にある赤い橋が架かる池は 「事待池(ことのまちいけ)」 神社に参拝をして ことのままに願い事が叶った人がお礼に鯉を放ったとされ 現在でも鯉が悠々と泳いでいます ちょうど結婚式があったみたいで チラッと花嫁さんの姿が見えます 創祀年代は不詳 御祭神は「大己貴命 (おおなむちのみこと)」で 神話「因幡の白うさぎ」で うさぎを助けた心のやさしい神様です 縁結びの神様としても広く知られています 多くの名だたる武将からも信仰を受けてきましたが 浜松城を築き 天下統一を果たした徳川家康もその一人で 戦の前には開運祈願しに参拝したといわれています 家康が参拝の休息の際に腰を掛けたという「立ち上がり石」 石にあやかりたいとして 人生の再起を念じて 石に腰掛けて帰る人も少なくないそうです 境内を流れる宮川の両側にはたくさんのモミジがあって 川面を流れる様は風流です 川に沿って散策路が続きます 前日の雨の影響もあって湿度はやや高め この辺りまで来ると人影も少なくなって 本当に森の中に迷い込んだみたい 落ち葉を踏みしめながら進みます 途中 いくつかの橋がかけられ 自由に両側を行き来できるようになっています 作られたお庭の紅葉とは違い 暖かな気候の土地柄を考えると このくらいの彩は満開 自然の中のコントラストを十分に楽しめました 参道の入り口あたりまで戻ってくると 特設の川床がありました 桟敷席から せせらぎの音を聞きながら眺める紅葉は最高でしょうね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年12月07日 20時10分05秒
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