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カテゴリ:神社仏閣
旅行に行って写真は撮ってきても なかなか整理ができず
2月に行った奈良の写真です 「二之鳥居」 今回はバスを使ったので バス停からすぐ近くの「二之鳥居」からスタートですが 「一之鳥居」から続く参道は 馬場としても用いられた真っすぐな参道 参道の両脇には 2000基ほどの石灯籠が並んでいます 1300年の歴史を誇る「春日大社」は 神護景雲2年(768)平城京の守護と国民の繁栄を祈願するために創建された神社 春日山原始林に続く御蓋山の西麓に鎮座する藤原氏の氏神を祀っていて 全国に約1000社ある「春日神社」の総本社です 神が白鹿に乗って奈良の地にやってきたとされていることから鹿が神使とされています 境内のいたるところで自由に歩き回る鹿 この先は「榎本神社」 南門をくぐって境内へ 幣殿と舞殿がつらなった建物で 東側2間が幣殿 西側3間が舞殿 幣殿は天皇からのお供え物(御幣物)をいったん預かる場所で 舞殿は雨天時に神楽を舞う場所です 通常参拝で入れるのはここまでで ここから本殿を拝むことになります 今回は特別拝観で中に入りました 特別拝観の初穂料500円を納めて中に入ると目に入るのは 本殿の正面に建つ約10mの中門と左右に延びる御廊 この奥にご本殿があるのでここが一番近い場所です 春日大社の本殿区域を囲む回廊 三棟造という作りをしていて このタイプの回廊はたいへん珍しそうです 回路沿いには約2000基の石灯籠と約1000基の釣燈籠が並べられていて それら全てが様々な時代に武士から庶民まで 様々な人々によって寄進されたものです こちらは 宇喜田秀家・直江兼続から奉納されたもの 徳川綱吉から寄進された灯籠 御蓋山浮雲峰遥拝所 御蓋山「浮雲峰」は 平城京を守護するために鹿島神宮の神様が 白鹿の背中にお乗りになって鎮座された神聖な場所 現在も禁足地として入山が厳しく制限されていますが 御蓋山の山頂「浮雲峰」から西に伸びる尾根線上に鳥居が設置されて 特別に参拝できるようになりました 重要文化財「藤波之屋」 2月の節分と8月14・15日の年2回計3日間行われている春日万灯籠神事を いつでも体感できるよう 江戸時代まで神職の詰所だった北回廊の藤浪之屋を開放しています 第六十次式年造替に伴って改装され 現在は100基以上の釣灯籠が常時点灯されています 幽玄な灯籠のあかりが 不思議な空間でした 重要文化財の捻廊(ねじろう)は正面から見ると階段がゆがんでいて 自分が曲がっているように思えてくる不思議な階段 横からしか写せなかったけど 何となく木の階段がねじれているのがわかるでしょうか 御廊の脇にそびえたつ巨大な木は「本社大杉」 樹齢千年以上だともいわれています ちなみに 灯籠を奉納するにはいくらくらいかかるのか・・・ 管理費などすべてひっくるめて200万円くらいだとか それでも毎年 いくつかは奉納されているんだそうですよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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