カテゴリ:読書・映画
心理療法とは、患者さんや家族によって持ち込まれた諸々の (問題持続に貢献している)「意味・ストーリー」に対して、 セラピストが、あるときは合わせ、あるときは変えようと 働きかけることで、新しい(問題解決に貢献する)「意味・ストーリー」を 算出・共有するプロセスであると考えています。 そのとき、どんな本に出会うかは、私が何に興味を持っているのかによって 決まります。 今、不登校、引きこもりをはじめとするご家族を接しながら、 こうした家族療法を受けられるところがあれば・・・と 切実に思っています。 過去になにがあったのかという原因探しよりも、 今どのように行動すれば、 「家族にみられる問題持続システムの崩壊のために好影響を与えることができるか」 に目をむけています。 そこで大事な取り組みは、上意下達的な「このようにしなさい」ではなく、 家族が自分たちで取り決めて、自発的に行うこと。 近い存在だからこそ、相手を傷つけてしまうことが多い家族だからこそ、 無意識的な感情に流される関係ではなく、 この自発的なとりくみこそが必要なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.22 05:44:34
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