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カテゴリ:サッカーの話
週末は、仙台に行ってきました。友好関係にある仙台市サッカー協会に、NPO法人多摩サッカー協会4種委員会が加盟チームから集めた義援金を直接渡すためです。メンバーは、協会理事長の甲田に当方、東寺方サッカー少年団の若き指導者杉田君合わせて3人。 朝10時に多摩を出発。所要時間5時間ぐらいと見ていましたが、ほぼ予想通り午後3時半に仙台市内に到着。待ち合わせは6時でしたから、その間、甚大な津波被害を受けた若林区荒浜地区を視察。想像を絶する惨状にしばし呆然とするしかありません。見渡す限り瓦礫とぼこぼこにへこんだ車の残骸が散乱していて、3・11以降既に3ヶ月以上が経ちますが、復旧は思うようにはかどっていない様子でした。 被災状況をしっかり目に焼き付けた後宿舎に移動。宿舎は仙台駅から徒歩15分ぐらいの便利な場所にある「丘のホテル」です。震災後、仙台市内のホテルというホテルは、報道も含めて復旧・復興関係者が連日のように押しかけていて、満杯状態が続いていてほとんど予約不能なんだそうですが、そこは、仙台サッカー協会のどんこと宮城さんです。仙台選抜のコーチをしている梅原さんがオーナーのこの「丘のホテル」に、かなり無理を言って泊めさせていただきました。 約束の仙台駅前で6時に宮城さんと佐久間さんと合流。日に焼けた元気な顔を見た途端、一気に懐かしさがこみ上げてきます。宮城さんいきつけの魚が美味しいという寿司屋に移動し、まず持参した義援金45万円を贈呈。乾杯です。 幸いにもサッカー関係者は1人も被災者がなかったとのことを再確認。6月に入って市内のクラブチームは、一部グラウンドが仮設住宅や避難所として使用されていて使えないところもあるようですが、何とか練習も今までどおり行えるようになったということで、少しづつですが、通常の暮らしが取り戻されつつあるようでした。 地震が起きた3月11日の午後。翌日から予定していた「多摩市招待少年少女サッカー大会」を急遽中止にすることを決定し、メールで参加全チームに連絡しますが、唯一東北からの参加となる仙台だけは選手、指導者の安否が心配で、佐久間さんに直接電話したんですが、ついこの前のことのように思い出されます。 「いやー、多摩に行く前で良かったよ。行ってからだと多分しばらく仙台に帰れなかったかもしれない。運が良かったよ(笑)。」という宮城さんの笑うに笑えない話も出たりして、大いに旧交を温めてきました。 しかし皆さん、元気です。被災地(者)から元気をもらったという話しをよく耳にしますが、僕たちもまさにそうでした。ありがとう!仙台。頑張ろう!仙台、東北。
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最終更新日
2011/06/20 04:09:49 PM
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