快進撃?
息子が縁で地元の少年サッカーチームFC SEISEKI(当時は連光寺リトルサッカークラブ)のコーチを始めてかれこれ15,6年になりますが、多分初めて(だと思うんですが)、多摩市春季サッカー大会2年生以下の部、3年生以下の部、4年生以下の部、6年生以下の部、全カテゴリーで予選リーグを1位で突破。全学年が決勝トーナメントに進出しました。うれしい限りです。 *選手権を戦っているトップチームは予選4試合のうち既に2勝。ベスト4が射程圏内です。とりわけ、5年前から2年生以下の、まだサッカーのサの字も知らない子どもたちの指導に専念することを覚悟して以来、いつかはと、このときを夢に描いてきただけに感慨ひとしおです。この5年間で学んだことは、どんな子どもにも無限の可能性とその子にしかない個性を持っているということと、僕たちはその個性を無理やり型にはめようとするのではなく、あたたかく見守りその個性を伸ばしてあげることの重要性でした。一言で言えばしっかり一人ひとりの話を聞いてあげることということになるのでしょうか。主人公である子どもがまずサッカーというスポーツに親しみ、面白い、楽しいと思ってくれなければ、練習への集中力、習得力、つまり成長スピードも大きく違ってきますし、下手をしたらサッカーを嫌いになって辞めていってしまいかねません。 「サッカーはサッカーをすることによって上手くなる」 「常に謙虚であれ」これは僕が常に意識して取り組んでいる指導者としての僕の座右の銘のような言葉ですが、僕にとって子どもたちの指導とは、特に2年生以下の子どもたちに対しては、テクニックを教えること以前に、いかにしてもっと上手くなりたいという気持ちを育むかということになるのでしょうか。街づくりの世界で言うところの「座学」より「フィールドワーク」。自分の5感をつかって感じ行動することが大切ということと似ています。