カテゴリ:POEM
光を浴びて すべての命が 静かにめざめる 地球のゆるやかな自転が すべてのものに 朝を届けてゆく 万華鏡のような未来 いま確かな明日などないのに 朝の訪れを信じない日はない コーヒーの香りが満ちた部屋で 砂漠の国の殺伐も忘れ 焼きたてのトーストを食べる 魂のやすらかな呼吸 観葉植物の柔らかな葉が 細胞分裂をしている わたしの心臓の鼓動も トクトクと音をたてて 朝ととけあっているみたい Copyright Yumeno Hana All writing rights reserved お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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