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心のおもむくままに

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夢野華

夢野華

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2004/12/08
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カテゴリ:POEM
「どこから」


生まれてくる
すべては光から
あなたの瞳の色も
緑の美しい樹々の輝きも
影もまた
完全な闇から
生まれない


「どうして」


眠りのなかで
彷徨い始める魂の
その行方
願いのままに
辿り着きたい
辿り着けない
螺旋のなかで
悶えている
何が・・・
わからない
謎は回り続ける
幾夜も幾夜も
求めている


「あるがまま」


すべてのものは
導かれるように
手をつないでいる
生と死も
与え与えられる
ただ、それだけのこと
大地に眠りたい
海にゆだねたい
この身を


「すな」


その一粒に
みえてくる
宇宙を抱きしめて
眠ろう
それは、わたし
それは、命
それは、死
すべてのものが
始まりの点で
すべてのものが終末の点
点と点は結ばれ
線となり
樹の枝のように
繋がる
永遠となる


「こえ」


静寂のなかにこそ
ある
本物の音
一枚の葉が
落ちる
澄ます
鼓膜でつかめない
聞こえない
つかまえる
細胞のなかの
核で
感じる


「ゆれる」


どうして訳もなく
涙が流れるのか
わからぬ夜に
香る
真っ白な百合の
艶やかさ
波紋のように
空間を満たしていく
だから
とまらない
どうしようもない


「みちる」


放たれていく

どこまで行くのだろう

波が打ちよせている
繰り返している
心地よさが
広がる
抱かれながら
あなたに


「なにも」


いらない
ただ感じていたい
わたしを
ここにいるのだと
それだけ
なにもなくなる
こんな夜は
裸のまま
砂浜を歩き
星の輝きに
耳をすまして
どこにもない
虚数の海に
沈める





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Last updated  2004/12/08 08:11:28 PM
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