テーマ:☆詩を書きましょう☆(8463)
カテゴリ:POEM
カップに紅茶が注がれて 砂糖をいれてかき混ぜる あなたが語るひとつの存在 それはわたしでありあなたであり この世のすべての生命の存在 カップが砕けたら存在は失われる あなたが魂の記憶を砂糖に例えるなら カップは肉体の形ある存在をさし こぼれた紅茶は紅茶のままで やがて再生することへの暗示 再生されて漂白されても わたしを忘れないでいてくれるなら わたしもあなたのことは忘れない この語らいを「魂の喜び」とよぶなら 砂糖は時空を超えてあなたの傍にある ------------------------------------- 映画「リトル・ブッダ」のあるシーンの話を彼としていて生まれてきた詩です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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