熊と鹿と
今年は鹿も多いが熊も多そうだ。完全に冬眠しないまま春を迎えた熊もいるという話を聞いた。散歩道や山菜採りの道筋に熊に襲われたらしき鹿の残骸を見かける。例年の数倍の数。私の周辺にもいるということだ。今日も友との散歩でまだ生々しくリアルな襲われた鹿の頭と足が転がっているのを見た。その頭の目と目が合ってしまった@@道路から3m程のところ。ちょっと三つ葉でもと思ったけど「やめよか」となる。雪が多く寒い冬だったから鹿も餌探しで必死。熊も冬眠のための食料を充分に摂れないまま冬を越した。穴から出て空いているお腹を満たすには食事に夢中の鹿が最適なのだろう。それもきっと生まれたばかりの今年の子鹿。自然の摂理だけどゴロゴロ転がる足や頭には恐怖が走る。昨日は札幌市内で住宅街まで出てきた熊が駆除された。射殺によって転がり落ちる画像に賛否両論の声がテレビ局に入ったそうだが・・でも、自分の目の前を歩く熊を見たら(しかも自宅前)無事に山へ戻って欲しい・・という心の余裕は私にはない。