テーマ:今日のピアノ♪(729)
カテゴリ:ピアノ
おはようございます。
最近は寒さが身にしみますが、いかがお過ごしでしょうか。 少し前のことになるのですが今日はピアノの発表会のことについて書かせていただこうと思います。 発表会と言っても「クリスマス会」という名の、私の行っているピアノ教室の人だけが集まる小さな発表会でした。 大きい人はどんどんやめていってしまい、1番年上でも中学3年生。 毎年、連弾があったのですが今年はソロだけでした。 もちろん弾いたのは「ソナタ悲愴 第一楽章」です。 お母さんの仕事の都合で、なんと2番に弾くというこのプレッシャー!! しかも1番の人の曲は1番年上の中学3年生の人でショパンのノクターン9-2!! ドキドキしている暇もなく、始まってしまいました。 「ユミです。ベートーベンのソナタ悲愴 第1楽章を弾きます。」 といった後、おじぎを忘れてイスに座ってしまったのでもう1回やり直し。 そしてイスに座りました。 最初はfでCmollの1度。 始まってしまいました。ここから10小節は主要主題の前の序奏…。 GraveなTempoで1.25拍分のばし、fpのため次のCmoll5度はp。 というようなことが考えられていたのはAllegro molto e con brioの前まででした。 Graveの最後の半音階で何かが吹っ飛んでしまいました。 多分、最後のフェルマータが、そのスイッチだったような…。 主要主題、爆走。 たーん、たったったったったったったーんたったったったったったーん♪ どこまで走るの!?というくらい走ったあげく、副主題で若干Tempoが落ちました。 でもまだまだ速い!! このままだと副主題に含まれている私の1番苦手なところがぐちゃぐちゃになってしまう!! というわけでpになったところで少しTempoを落として備えました。 来るぞ、来るぞ…来た!! 上のメロディを出しながらだんだんcresc.…のはずが何故かaccel.!! すぐ後に八分音符の歌うような速いメロディがあるのに!! そのメロディも突っ走りました…。 そして再び序奏が顔を出します。ここでTempo制御。 Graveです。Grave。走りようがありません。 cresc.した後のpp…そしてまたAllegro molto e con brioが始まります。 たたたたたたたたたたーんたん♪ Emoll…主要主題のちょっとした展開でしょうか。 大丈夫だ、制御できてる…と思ったのもつかの間。 右手がオクターブで左手がメロディになった途端、走る走る。 なぜかppなのに音量も出てしまうし… 左手と右手が若干ずれるし… 何よりもあんなに練習したtrが入らない悲しさが大きすぎて… それでも曲は進みます。 右手だけの八分音符の連続で緊張したあとに主要主題が発展。 ここのcresc.もっと出したかった… なんて言っていられないので再現部へと入ります。 再現部ではFmollで副主題が奏でられます。 右手のtrが入るかドキドキ…このピアノ弾きにくいのでは?とピアノのせいにしている暇も無く曲は進みます。 あっ!!走った!!tr多すぎですよベートーベンさん!! あの苦手なところも再現部なので転調して出てくるのです。どうしましょう。 というわけでまたpでTempoを落とします。 そしてcresc.!!間違ってもaccel.してはいけない!! と思っていたのに若干走りました。でもさっきよりは大丈夫!! そのまま八分音符の歌うような速いメロディに突入。 なぜか記憶が無いのですが…大丈夫だったのでしょうか? また来たGrave!! 「重々しく」という意味を持っているのにTempoを落ち着かせてくれる天使のようかGrave!! いつも間違えていた音に気をつけてゆっくりと、ゆっくりと… そして最後のAllegro molto e con brio!! 主要主題から突っ走って音を間違えないようにcresc.… じゃんじゃんじゃんじゃんじゃん!じゃん!じゃん!じゃん!じゃん! 終わりました。 長々と書かせていただきましたがこのように脳内パニックでした。 迫力はありました。というより迫力しか無かったかも…。 Tempoの神様には嫌われているみたいですね。 みなさん「上手だった」と言ってくださいましたが速いので誤魔化せただけです。 とりあえず迫力があっただけです。 だから褒められると騙したような気がしてしまいます…。 次のピアノのレッスンで何を言われるのか考えると頭が痛い…泣 そんな私と打って変わってHrのMちゃんは落ち着いていました。 とてもきれいでした。 やっぱり性格が出るんですね…。 最後に先生から今年1年を振り返ってのカードがもらえます。 私のカードには「難しい曲に挑戦することができました。しかし曲についていけなくてもどかしさを感じたと思います。今は曲でテクニックを身につけていますがもっと練習曲でつけれるといいと思います。」というようなことが書かれていました。 …ごめんなさい。ちゃんと練習曲もやります。 忙しいとついつい曲ばかりやってしまうのですが練習曲も大切ですよね…。 そんなわけでたくさんのことを学べた発表会でした。 4月の発表会ではソナタ悲愴の3楽章です。 Mちゃんはそれが終わったら受験のためお休みするそうなので連弾も最後。 今度はもっともっと勉強して練習して素晴らしい発表会にしたいです。 ではそろそろ勉強に移ります。 読んでくださってありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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